2025年の記事一覧
免疫療法薬が“効きにくいがん”を“効きやすいがん”に変える
2025年8月17日
免疫療法薬の対象拡大により、より多くの患者の寛解や回復までの期間を短縮できる可能性ーUCSFの研究よりがんに打ち勝つ最善の方法のひとつは、免疫系を活性化させてがんを攻撃すること...
米FDAがHER2 TKD活性化変異陽性の肺がん(NSCLC)にゾンゲルチニブを迅速承認
2025年8月14日
2025年8月8日、米国食品医薬品局(FDA)は、全身療法を受けたことのある切除不能または転移性の非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)の成人のうち、FDA承認の検査によってHER2(...
一部の肺がんで放射線療法が免疫療法抵抗性を克服
2025年8月18日
ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターのブルームバーグ・キンメルがん免疫療法研究所とオランダがん研究所の研究者らによる新たな研究によると、放射線治療は免疫系を活性化させることによ...
患者自身の抗体が免疫療法薬の効果を高めるカギか
2025年8月12日
フレッドハッチンソンがんセンター一部のがん患者は「自身の補助薬」を産生している、今後の治療モデルになるかー Nature誌従来自己免疫疾患と関連付けられてきた自己抗体(免疫タン...
HER2+乳がんにペルツズマブ追加で生存期間が延長
2025年8月18日
手術可能な早期HER2陽性乳がんに対し、標準的な術後化学療法+トラスツズマブ(販売名:ハーセプチン)にペルツズマブ(販売名:パージェタ)を追加したところ、生存期間(OS)の延長が認めら...
免疫細胞が「裏切り者」に―がんがNK細胞を再プログラムし免疫療法薬から回避
2025年8月6日
本来がん細胞を標的として殺傷するはずの白血球の一部は、ある状況下で分子的に乗っ取られ、がんを排除する身体の機能に反する働きをすることが、オハイオ州立大学総合がんセンターのアーサー・G・...
若年の消化器がん患者が米国で急増
2025年8月1日
ダナファーバーの専門家らが、50歳未満における大腸がん、膵臓がん、食道がん、その他のあまり一般的ではない消化器がんの発生率上昇を報告し、次の重要なステップを指摘
ダナファーバーがん研究...
ダナファーバーがん研究...
がんの不安は患者本人以外にも及ぶ
2025年7月31日
大切な人ががんと診断されたとき、米国の成人にとって最大の心配ごとは、余命、治療方針、痛みがんと診断されることは、患者にとって人生を変える出来事であり、次の診察までの数週間から数...
腎臓がん腫瘍に新たなヒストトリプシー(集束超音波)治療
2025年7月29日
オハイオ州立大学総合がんセンターのアーサー・G・ジェームズがん病院およびリチャード・J・ソロブ研究所(OSUCCC–James)の腎臓がんおよび画像下治療(IVR)の専門医らは、進行中...
肺がんの術前ニボルマブ免疫療法+化学療法は長期生存を有意に改善
2025年8月4日
世界のがん死亡原因の第1位である手術可能な非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対して、術前化学療法に免疫療法薬を追加することで、化学療法単独と比較して長期生存が全体的に改善するという画期...
試験不適格の多発性骨髄腫患者でテクリスタマブが有益との実臨床データ
2025年7月31日
高リスクで治療歴の多い多発性骨髄腫患者(BCMA治療歴のある患者を含む)における二重特異性T細胞エンゲージャーの有効性が後ろ向き研究で明らかになった。テクリスタマブ(販売名:テ...
進行ステージIII非小細胞肺がんに対する化学免疫療法戦略の有望性
2025年7月24日
研究タイトル切除不能および切除可能境界のステージIII非小細胞肺がんに対して抗PD-1抗体薬/抗PD-L1抗体薬と化学療法を併用する術前療法概要ダナファーバーが...
リンチ症候群、低用量アスピリンが大腸がんを予防
2025年7月28日
アスピリンは、世界で最も古く、そして最も一般的な薬剤のひとつであり、その歴史は古代にまでさかのぼる。アスピリンの主成分は、癒し効果があるとして何千年もの間利用されてきた柳の樹皮から最初...
進行メラノーマに術前免疫療法(ニボルマブ+レラトリマブ)で4年後も無病状態を維持
2025年7月25日
● ステージ3のメラノーマ(悪性黒色腫)患者に対して、術前にニボルマブ(抗PD1)(販売名:オプジーボ)とレラトリマブ(抗LAG-3)を投与した。
● 87%の患者が治療4年後も生存し、...
● 87%の患者が治療4年後も生存し、...
精巣がんは40歳未満で最多―正しい認識はわずか13%
2025年7月22日
オハイオ州立大学総合がんセンター附属Arthur G. Jamesがん病院・Richard J. Solove研究所(OSUCCC‐James)が委託した最近の調査は、米国人の精巣がん...
卵巣がん他における免疫療法薬の生存率改善を予測する遺伝子マーカー
2025年7月16日
● 卵巣明細胞がんは治療が難しく、治療の選択肢は限られている
● 腫瘍に特定のPPP2R1A変異を有する患者は、免疫療法薬による治療後に有意に長く生存した
● 実験研究によれば、PPP...
● 腫瘍に特定のPPP2R1A変異を有する患者は、免疫療法薬による治療後に有意に長く生存した
● 実験研究によれば、PPP...
【ASCO25】エンコラフェニブ/セツキシマブ+化学療法で転移大腸がんの生存期間延長
2025年7月16日
ASCOの見解(引用)「この臨床試験は転移性大腸がんの分子生物学的および遺伝的特徴に基づくより個人に合わせた治療アプローチへの進展を継続的に推進しています。本試験はBRAF V...
郵送による自己採取HPV検査で子宮頸がん検診率上昇
2025年7月15日
MDアンダーソンニュースリリース 2025年6月5日リアルワールド研究により、自己採取検査は、十分な医療サービスを受けられない米国の集団で子宮頸がん検診の受診増加に効果的である...
米FDAがEGFRエクソン20挿入変異を伴う転移非小細胞肺がんにsunvozertinibを迅速承認
2025年7月7日
2025年7月2日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDA承認検査で上皮成長因子受容体(EGFR)エクソン20挿入変異が検出された局所進行または転移を有する非小細胞肺がん(NSCLC)の...
米FDAが再発/難治性の多発性骨髄腫にリンボセルタマブ-gcptを迅速承認
2025年7月7日
2025年7月2日、米国食品医薬品局(FDA)は、プロテアソーム阻害薬(PI)、免疫調節薬(IMiD)、抗CD38モノクローナル抗体を含むフォースライン(4次治療)以上の治療を受けた再...
【AACR2025】 オラパリブ+ペムブロリズマブ併用は、分子マッチングによる臓器横断的試験で有望な結果
2025年7月18日
● オラパリブ(商品名:リムパーザ)とペムブロリズマブ(商品名:キイトルーダ)の併用は、複数のがん種、特にBRCA1/2遺伝子変異(乳がん、卵巣がん、膵臓がん、前立腺がんなどの発症リス...
思春期/若年成人(AYA)がん研究会セミナーが開催されました
2025年7月3日
5月24日・25日に聖路加国際大学で開催された「第7回 AYAがんの医療と支援のあり方研究会学術集会」において、明治安田総合研究所共催ランチョンセミナー 「Protocol for the d...
2024年度決算報告とニュースレターを公開しました
2025年6月3日
JAMTの2024年度決算報告と『海外がん医療情報リファレンス』ニュースレターvol.16を「組織概要」ページに公開いたしました。
◆ 2024年度決算報告.pdf
◆ ニュースレターvo...
◆ 2024年度決算報告.pdf
◆ ニュースレターvo...
CD19 CAR-T細胞療法が最も有益なB細胞リンパ腫の特徴が判明
2025年6月30日
MDアンダーソンニュースリリース 2025年6月18日 ● この種の研究では最大規模となる研究で、臨床アプローチの指針となるリンパ腫の生物学に関する新たな知見が得られる
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