リンパ腫

高用量ビタミンCがリンパ腫マウスにおいて免疫療法薬の抗がん効果を増強の画像

高用量ビタミンCがリンパ腫マウスにおいて免疫療法薬の抗がん効果を増強

最近導入されたがん免疫療法は、患者の免疫系ががんを攻撃する力を引き出す。1月7日、Proceedings of the National Academy of Sciences(米国科学アカデミー紀要)電子版で公開された研究で、統括著者であ
リンパ腫治療の進展ー2019年米国血液学会(ASH)年次総会の画像

リンパ腫治療の進展ー2019年米国血液学会(ASH)年次総会

2019年米国血液学会(ASH)年次総会および展示会が12月7日から10日にフロリダ州オーランドで開催された。この総会には世界中から専門家が集まり、血液や骨髄の腫瘍などを含む血液関連疾患の治療における新たな進展について話し合う。 このポッド
FDAがマントル細胞リンパ腫にザヌブルチニブを迅速承認の画像

FDAがマントル細胞リンパ腫にザヌブルチニブを迅速承認

米国食品医薬品局(FDA)は2019年11月14日、1回以上の治療歴のある成人のマントル細胞リンパ腫(MCL)患者の治療薬として、 zanubrutinib [ザヌブルチニブ](販売名:BRUKINSA、BeiGene社)を迅速承認した。
自己免疫疾患を合併するがん患者における免疫療法を検討する臨床試験の画像

自己免疫疾患を合併するがん患者における免疫療法を検討する臨床試験

自己免疫疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症など)を有するがん患者に対し免疫療法薬を検討する臨床試験が開始された。 免疫療法薬は、免疫系が腫瘍細胞を発見し殺傷する能力を高める。近年、免疫療法薬は一部の進行がん患者などのよ
FDAが未分化大細胞リンパ腫リスクのために乳房インプラントの自主回収を要求の画像

FDAが未分化大細胞リンパ腫リスクのために乳房インプラントの自主回収を要求

米国食品医薬品局(FDA)は本日、乳房インプラントに関連する未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)から女性を守るため、重要な措置を講じた。特定タイプのテクスチャードインプラントの製造元であるアラガン(Allergan)社に対し、BIA-A
高用量シクロフォスファミドはリンパ腫に対する免疫活性も促進するの画像

高用量シクロフォスファミドはリンパ腫に対する免疫活性も促進する

・多くのがん種に対する化学療法において主要な薬剤であるシクロホスファミドは、高用量で使用することにより化学療法と免疫療法の両方の役割を示すということが、研究により発見された。 ・他のがん種においても免疫系の攻撃を促進する新しいアプローチを提
FDAがびまん性大細胞型B細胞リンパ腫にポラツズマブベドチンを承認の画像

FDAがびまん性大細胞型B細胞リンパ腫にポラツズマブベドチンを承認

2019年6月10日、米国食品医薬品局(FDA)は、ベンダムスチンおよびリツキシマブ製剤との併用時に適応となるCD79bを標的とする抗体薬物複合体であるポラツズマブベドチン[Polatuzumab Vedotin-piiq](販売名:POL
リンパ腫に対する化学療法前の分子標的薬3剤併用は有効の画像

リンパ腫に対する化学療法前の分子標的薬3剤併用は有効

特定種類のリンパ腫患者は将来的に化学療法を回避できる可能性があることを、MDアンダーソン第2相試験は示唆する アブストラクト#7508 特定種類のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)と新たに診断された患者において、化学療法前に行うリ
FDAが濾胞性リンパ腫および辺縁帯リンパ腫にレナリドミドを承認の画像

FDAが濾胞性リンパ腫および辺縁帯リンパ腫にレナリドミドを承認

2019年5月28日、米国食品医薬品局は、再発または難治性の 濾胞性リンパ腫(FL)および辺縁帯リンパ腫(MZL)に対して、リツキシマブとの併用でのレナリドミド(商品名:REVLIMID®、Celgene Corp.社)を承認した。 今回の
治験薬Umbralisib単剤投与が再発緩徐進行型リンパ腫に有効の画像

治験薬Umbralisib単剤投与が再発緩徐進行型リンパ腫に有効

MDアンダーソンの第2相試験が、辺縁帯リンパ腫に対するumbralisibの良好な忍容性と高い奏効率を示す 治験薬umbralisib[ウムブラリシブ]は、再発した辺縁帯リンパ腫患者の有効な治療となることがテキサス大学MDアンダーソンがんセ
FDAが非ホジキンリンパ腫にrituximab-abbsを承認の画像

FDAが非ホジキンリンパ腫にrituximab-abbsを承認

2018年11月28日、米国食品医薬品局(FDA)は、CD20陽性B細胞非ホジキンリンパ腫(NHL)の患者に対して、リツキシマブ(商品名:リツキサン、Genentech Inc.社)の初のバイオシミラー(バイオ後続品)としてrituxima
CAR-T療法を受けたリンパ腫(DLBCL)患者の半数以上が2年後も生存の画像

CAR-T療法を受けたリンパ腫(DLBCL)患者の半数以上が2年後も生存

ZUMA-1試験とは別に行われたリアルワールドデータに基づく研究において同様の結果が報告される びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に関する第1/2相多施設共同試験に参加した患者における試験終了後の状態について解析したところ、「ax
FDAが2種類のリンパ腫にブレンツキシマブ ベドチンを承認の画像

FDAが2種類のリンパ腫にブレンツキシマブ ベドチンを承認

2018年11月16日、米国食品医薬品局は未治療の全身性未分化大細胞リンパ腫(sALCL)または、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫および非特定型末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)を含むCD30陽性PTCL に化学療法を併用する形でのブレンツキシマ
CAR-T細胞:患者の免疫細胞を遺伝子操作してがんを治療するの画像

CAR-T細胞:患者の免疫細胞を遺伝子操作してがんを治療する

米国国立がん研究所(NCI) 何年もの間、がん治療の基本は外科手術、化学療法、放射線療法であった。ここ20年の間に、イマチニブ(グリベック)やトラスツズマブ(ハーセプチン)などの分子標的薬治療薬(主にがん細胞内に存在する特定の分子変化を狙い
免疫系の賦活による緩徐進行性リンパ腫の縮小の画像

免疫系の賦活による緩徐進行性リンパ腫の縮小

緩徐進行性(低悪性度)B細胞性リンパ腫患者に対して、低線量の放射線と免疫賦活化合物を併用する小規模臨床試験が行われた。この臨床試験において、大多数の患者で腫瘍の縮小が認められた。 臨床試験ではSD-101という化合物を用いたin situワ
FDAが非ホジキンリンパ腫にモガムリズマブを承認の画像

FDAが非ホジキンリンパ腫にモガムリズマブを承認

速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、1種類以上の全身療法実施後の再発または難治性の菌状息肉症(MF)またはセザリー症候群(SS)の成人患者に対し、モガムリズマブ(mogamulizumab、商品名:ポテリジオ)点滴静注を承認した。本承認
FDA が再発・難治性B細胞リンパ腫(PMBCL)にペムブロリズマブを承認の画像

FDA が再発・難治性B細胞リンパ腫(PMBCL)にペムブロリズマブを承認

2018年6月13日、米国食品医薬品局は、難治性PMBCL(原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫)または2種類以上の治療後、再発が認められたPMBCLを有する成人および小児患者に対する治療薬としてペムブロリズマブ(商品名:キイトルーダ、Merc
FDAがB細胞リンパ腫(DLBCL)にCAR-T療法薬tisagenlecleucelを承認の画像

FDAがB細胞リンパ腫(DLBCL)にCAR-T療法薬tisagenlecleucelを承認

2018年5月1日、米国食品医薬品局(FDA)は、2回以上の全身療法後にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、特定不能の高悪性度B細胞リンパ腫および濾胞性リンパ腫から発生したDLBCLなどの再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫を
発症頻度の最も高いリンパ腫の分子分類を改訂の画像

発症頻度の最も高いリンパ腫の分子分類を改訂

NCI(米国国立がん研究所)プレスリリース 新たな研究で、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の遺伝子サブタイプが同定され、このリンパ腫の患者のなかに治療への反応を示す者と示さない者がいる理由の解明が進みそうだ。米国国立衛生研究所(
乳房インプラント関連の未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)の画像

乳房インプラント関連の未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)

米国食品医薬品局(FDA)>医療機器 乳房インプラントの移植を受けた人(*乳房再建術を含む)は乳房インプラント関連の未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)が発症するリスクがある。BIA-ALCLは乳がんではなく、非ホジキンリンパ腫(免疫系
FDAがCD30陽性ホジキンリンパ腫の初回治療にブレンツキシマブベドチンを拡大承認の画像

FDAがCD30陽性ホジキンリンパ腫の初回治療にブレンツキシマブベドチンを拡大承認

速報   米国食品医薬品局(FDA)は本日、未治療のステージ3または4の古典的ホジキンリンパ腫(cHL)の成人患者を、ブレンツキシマブベドチン(商品名:アドセトリス)を化学療法と併用して治療することを承認した。   「今
鼻性NK/T細胞リンパ腫に対する放射線療法と化学療法の併用の画像

鼻性NK/T細胞リンパ腫に対する放射線療法と化学療法の併用

MDアンダーソン OncoLog 2018年1月号(Volume 63 / Issue 1)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
ドナー幹細胞移植後の再発血液腫瘍への免疫療法薬ニボルマブの画像

ドナー幹細胞移植後の再発血液腫瘍への免疫療法薬ニボルマブ

【米国血液学会(ASH)2017】 免疫チェックポイント阻害薬として知られる免疫療法薬は、ドナー幹細胞移植後に再発した血液悪性腫瘍患者にかなり有望であることが示されている。これらの患者を対象に行われた、免疫治療薬の一つであるニボルマブの最初
第2相CAR-T試験、追跡期間15カ月時点で有意な寛解率の画像

第2相CAR-T試験、追跡期間15カ月時点で有意な寛解率

【米国血液学会(ASH)2017】 今般承認されたCD19を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞療法(CAR-T療法)に関する試験で、進行の早い大細胞型B細胞リンパ腫患者の42%が、axi-cel(axicabtagene ciloleuc