リンパ腫
FDAが大細胞型B細胞リンパ腫にloncastuximab tesirineを承認
2021年4月26日
2021年4月23日、米国食品医薬品局(FDA)は、2ライン以上の全身療法を終了した再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者にCD19を標的とした抗体とアルキル化剤の複合体製剤である loncastuximab tesirine(
コパンリシブとリツキシマブ併用療法によりリンパ腫の進行/死亡がほぼ半分に減少
2021年4月23日
再発低悪性度非ホジキンリンパ腫患者へのコパンリシブ(販売名:アリコパ)とリツキシマブの併用療法は、プラセボとリツキシマブの併用療法と比較して病勢進行または死亡のリスクを48%減少させるとの第3相試験CHRONOS-3のデータが、4月10日~
低悪性度濾胞性リンパ腫に対するCAR‐T細胞療法、承認後初めてダナファーバーが提供を開始
2021年3月27日
axi-celが進行の遅いリンパ腫患者に長期的な寛解をもたらすことが示された。 米国食品医薬品局(FDA)が低悪性度濾胞性リンパ腫(進行の遅い非ホジキンリンパ腫)に初のCAR-T細胞療法を承認したことは、再発または難治性の患者にとって重要な
FDAが再発/難治性濾胞性リンパ腫にアキシカブタゲン シロルユーセルを承認
2021年3月12日
2021年3月5日、米国食品医薬品局(FDA)が、2種類以上の全身治療歴を有する再発または難治性濾胞性リンパ腫(FL)の成人患者に対して、axicabtagene ciloleucel[アキシカブタゲン シロルユーセル](販売名:イエスカル
FDAが再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫にlisocabtagene maraleucelを承認
2021年2月17日
速報 2021年2月5日 米国食品医薬品局(FDA)は、2種類以上の全身治療を受けたが効果を得られないか再発がみられる大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者に対して細胞をベースとした遺伝子治療薬、lisocabtagene maraleucel(
B細胞枯渇療法を受けたリンパ腫患者はCOVID-19転帰不良の可能性
2021年2月15日
重症COVID-19(新型コロナウイルス感染症) で入院したリンパ腫患者のうち、過去12カ月以内にB細胞枯渇療法を受けた患者では、入院期間長期化と死亡リスクの上昇がみられた。この結果は、2月3-5日に開催されたAACRバーチャル会議「 CO
FDAが辺縁帯/濾胞性リンパ腫にウムブラリシブを承認
2021年2月12日
2021年2月5日、米国食品医薬品局(FDA)は、PI3Kデルタおよびカゼインキナーゼ(CK)1イプシロンを含むキナーゼ阻害剤であるウムブラリシブ(販売名:Ukoniq、TG Therapeutics 社)を以下の適応に迅速承認した。 ・抗
FDAが小児と若年成人の再発/難治性未分化大細胞型リンパ腫にクリゾチニブを承認
2021年1月21日
2021年1月14日、米国食品医薬品局(FDA)は、1歳以上の小児および若年成人の再発/難治性ALK陽性全身性未分化大細胞リンパ腫(ALCL)患者に対し、クリゾチニブ(販売名:ザーコリ、Pfizer Inc.社)を承認した。成人の再発/難治
CAR-T細胞療法は高リスク大細胞型B細胞リンパ腫の一次治療として有望
2020年12月24日
ZUMA-12試験:高リスク大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に対する一次治療としてアクシセル(axi-cel)を評価する初の試験 アブストラクト405 自己抗CD19キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法であるアクシセルが、新規かつ効果的な
臨床第1相CAR-T細胞療法は再発B細胞リンパ腫に何年にもわたる寛解をもたらしている
2020年11月25日
患者自身の免疫細胞をがん細胞を攻撃するように再設計するキメラ抗原受容体(CAR)T細胞治療の第1相臨床試験で治療を行った再発B細胞リンパ腫患者において、ごくわずかな副作用はあるものの最大5年の寛解という前例のない効果がもたらされていることが
濾胞性リンパ腫および類上皮肉腫に対し、タゼメトスタットは客観的奏効を示す
2020年11月9日
経口のEZH2タンパク阻害剤、Tazemetostat[タゼメトスタット]は、再発/難治性の濾胞性リンパ腫および進行類上皮肉腫患者において客観的奏効をもたらすことが、Lancet Oncology誌に掲載された2つの非盲検単群第2相試験で示
FDAが古典的ホジキンリンパ腫にペムブロリズマブを拡大承認
2020年11月2日
2020年10月14日、米国食品医薬品局(FDA)は、以下の適応症に対してペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ、Merck Sharp & Dohme Corp.社)の承認を拡大した。 ・再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫(
大細胞型B細胞性リンパ腫での効果と毒性に関連する注入CAR-T細胞の特性
2020年10月16日
血中循環腫瘍DNAの早期変化をモニタリングすることで、患者の予後を予測できる可能性を示唆する研究結果 大細胞型B細胞性リンパ腫(LBCL)患者の治療への反応や副作用の発現に関連する抗CD19 CAR-T細胞輸液製剤の分子的、細胞的特性を、テ
FDAが乳房インプラント関連リンパ腫等の医療機器報告の分析を更新
2020年9月4日
速報 2020年8月20日 本日、米国食品医薬品局(FDA)は、乳房インプラントに関わる有害事象の情報を更新した。これには、乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)、乳房インプラントの挿入後に報告され、患者に乳房インプ
マントル細胞リンパ腫に承認された初のCAR-T細胞療法を実施
2020年8月15日
・臨床試験によると、CAR T細胞療法により患者の62%に完全奏効が認められた。 ・同療法は、再発または治療抵抗性のマントル細胞リンパ腫に対する現行の標準治療である。 2020年7月24日、米国食品医薬品局(FDA)は、マントル細胞リンパ腫
FDAがびまん性大細胞型B細胞リンパ腫にタファシタマブを迅速承認
2020年8月7日
2020年7月31日、米国食品医薬品局(FDA)は、再発・難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対して、レナリドミドとの併用でtafasitamab[タファシタマブ](販売名:MONJUVI、MorphoSys US Inc
FDAが再発・難治性マントル細胞リンパ腫にbrexucabtagene autoleucelを承認
2020年8月3日
2020年7月24日、食品医薬品局(FDA)は、再発または難治性マントル細胞リンパ腫(MCL)の成人患者を対象としたCD19指向性遺伝子改変自己T細胞免疫療法であるbrexucabtagene autoleucel(販売名:TECARTUS
FDAが再発・難治性リンパ腫に初のCAR-T細胞療法薬を承認
2020年7月31日
2020年7月25日、米国食品医薬品局(FDA)は、マントル細胞リンパ腫(MCL)と診断された成人患者で、他の治療法で奏効が認められなかった患者または再発した患者の治療として、細胞ベースの遺伝子治療brexucabtagene autole
リツキシマブを加えた治療法が高悪性度B細胞リンパ腫の若齢患者に有効
2020年7月21日
最近の研究結果により、バーキットリンパ腫などの増殖が速いB細胞非ホジキンリンパ腫と新たに診断された小児および若年成人の治療基準が確立された。 同研究ではリツキシマブ(リツキサン、Truxima[トルキシマ])を標準化学療法に追加し、小児お
FDAが再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にselinexorを承認
2020年6月27日
2020年6月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の成人患者(濾胞性リンパ腫から生じたDLBCLを含み、それ以外は特定されない)を対象に、selinexor[セリネクソール](販
バーキットリンパ腫成人患者に毒性の低い用量調整EPOCH-R療法
2020年6月23日
バーキットリンパ腫成人患者に対し、すべての年齢群かつHIV感染状況を問わず、標準的な用量強化化学療法より毒性の低い代替治療レジメンが高い有効性を示すことが新たな研究により明らかになった。用量調整(DA)EPOCH-R(エトポシド、プレドニゾ
FDAが濾胞性リンパ腫にタゼメトスタットを迅速承認
2020年6月22日
2020年6月18日、米国食品医薬品局(FDA)は再発・難治性濾胞性リンパ腫の成人患者に対し、EZH2阻害薬tazemetostat[タゼメトスタット](TAZVERIK、Epizyme, Inc.社)を迅速承認した。FDAに認可された検査
ダナファーバー、ASCO2020にて主要研究を発表
2020年6月15日
ダナファーバーがん研究所の研究者らが、2020年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で多くの研究発表を行う。これらの研究は、5月29日~31日に開催されるバーチャル科学会議の間、オンラインで発表される。ASCOは世界最大の臨床がん研究集会で
マントル細胞リンパ腫にCAR-T細胞療法が奏効
2020年4月12日
93%の患者に奏効、67%が完全奏効を達成 テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターが率いた1年間の追跡調査により、過去の治療に耐性を持つマントル細胞リンパ腫患者の大多数にCD19標的キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法が有益である可能