MDアンダーソンがんセンター(MDA)

エナシデニブはIDH2変異を有する高齢の急性骨髄性白血病(AML)に有効の画像

エナシデニブはIDH2変異を有する高齢の急性骨髄性白血病(AML)に有効

IDH2変異は急性骨髄性白血病(AML)患者の8%から15%に認められ、高齢の患者ほどこの変異を有する傾向にある。Courtney DiNardo医師が主導した国際共同第3相試験では、2〜3回の前治療歴がある60歳以上のIDH2変異型急性骨
EGFRエクソン20変異肺がんに対するポジオチニブの活性は挿入位置に依存の画像

EGFRエクソン20変異肺がんに対するポジオチニブの活性は挿入位置に依存

一部の肺がんに対して新たなレベルの高精度医療(Precision Medicine)が必要であることを示唆する研究結果 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者らが主導した、上皮成長因子受容体(EGFR)エクソン20変異非小細胞肺が
MDA研究ハイライト:欧州血液学会(EHA22)発表【3】リンパ腫ほかの画像

MDA研究ハイライト:欧州血液学会(EHA22)発表【3】リンパ腫ほか

7)貧血を伴う骨髄線維症の治療歴のある患者にしばしば見られる合併症をモメロチニブが改善(アブストラクト番号:S195) 骨髄線維症(MF)患者は、しばしば脾臓の腫大、炎症性症状、骨髄線維化による貧血を発症する。通常、患者はJAK阻害剤による
MDA研究ハイライト:欧州血液学会(EHA22)発表【2】白血病の画像

MDA研究ハイライト:欧州血液学会(EHA22)発表【2】白血病

4) マグロリマブとアザシチジンの併用療法は、TP53変異陽性AMLに対して持続的寛解と有望な結果を示す(アブストラクト番号:S132) TP53変異陽性急性骨髄性白血病(AML)の高リスク患者では、治療選択肢が限られ、予後が極めて不良であ
MDA研究ハイライト:欧州血液学会(EHA22)発表【1】白血病の画像

MDA研究ハイライト:欧州血液学会(EHA22)発表【1】白血病

本特集では、欧州血液学会(EHA)2022年大会におけるテキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者による口頭発表の予定についてご紹介する。 1)ポナチニブとブリナツモマブの併用はフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(ALL)患
MDA研究ハイライト:ASCO2022特集(メラノーマ、メルケル細胞がん他)の画像

MDA研究ハイライト:ASCO2022特集(メラノーマ、メルケル細胞がん他)

テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家によるがんの基礎研究、トランスレーショナル研究、臨床研究の中から最近発表された研究を紹介している。今回は米国臨床腫瘍学会年次総会2022(ASCO22)で
MDアンダーソン研究ハイライト:ASCO 2022発表(ドライマウス、疲労)の画像

MDアンダーソン研究ハイライト:ASCO 2022発表(ドライマウス、疲労)

頭頸部がん患者における放射線誘発性慢性ドライマウスに鍼治療が有効 (アブストラクト12004) 放射線治療を受けた頭頸部がん患者の多くは、長期間の治療により口腔乾燥症(ドライマウス)になり、生活の質(QOL)や口腔の健康に悪影響を及ぼすこと
MDA研究ハイライト2022/5/18:乳がん、骨髄腫瘍、ユーイング肉腫他の画像

MDA研究ハイライト2022/5/18:乳がん、骨髄腫瘍、ユーイング肉腫他

タイトルのみ表示記事は原文を参照ください。 [*ブラウザ翻訳機能を利用して日本語表示で閲覧できます。Chromeをご利用の場合、英語ページで右クリック「日本語に翻訳」を選択。] 1.TDO2がAPC欠損大腸がんの新規治療標的になることを発見
MDA研究ハイライト2022/5/4:プラチナ耐性卵巣がん、進行腎細胞がん、KEAP1変異肺がん他の画像

MDA研究ハイライト2022/5/4:プラチナ耐性卵巣がん、進行腎細胞がん、KEAP1変異肺がん他

細胞療法の進歩、新しい免疫療法と標的療法の組み合わせ、肺がんの新しい治療標的、乳がん診断の格差などを特集 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家によるがんの基礎研究、トランスレーショナル研究、
ビタミンEが免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める可能性の画像

ビタミンEが免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める可能性

≪監修者注はこちら≫ ビタミンEが樹状細胞のSHP1チェックポイントを阻害し、抗原提示を強化して、抗腫瘍免疫を刺激することを発見 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターでは、カルテ(診療録)の後ろ向き解析と実験室での詳細な研究を組み合わせ
バイスペシフィック抗体とNK細胞の複合療法がリンパ腫患者に高率で奏効の画像

バイスペシフィック抗体とNK細胞の複合療法がリンパ腫患者に高率で奏効

MDアンダーソン主導の本試験は、CD30陽性リンパ腫に対してAffimed社のAFM13とNK細胞を用いた初の臨床試験となる 再発および難治性のCD30陽性リンパ腫患者において、臍帯血由来のナチュラルキラー(NK)細胞と、AFM13として知
米国がん学会(AACR):非小細胞肺がんのデュルバルマブ併用術前療法の画像

米国がん学会(AACR):非小細胞肺がんのデュルバルマブ併用術前療法

単剤療法よりも併用療法を支持する橋渡し研究の知見 アブストラクト番号:CT011 早期非小細胞肺がん(NSCLC)の術前療法において、抗PD-L1モノクローナル抗体のデュルバルマブ(販売名:イミフィンジ)と他の新規薬剤との併用免疫療法はデュ
MDA研究ハイライト:米国婦人科腫瘍学会2022(SGO)年次総会特集の画像

MDA研究ハイライト:米国婦人科腫瘍学会2022(SGO)年次総会特集

低侵襲手術を受けた子宮頸がん患者の低い生存率の報告の続報 Pedro Ramirez医師が主導したLACC試験(Laparoscopic Approach to Cervical Cancer)の初期結果から、低侵襲手術は開腹手術に比べて再
低異型度漿液性卵巣がん再発患者にトラメチニブは新たな標準治療となる可能性の画像

低異型度漿液性卵巣がん再発患者にトラメチニブは新たな標準治療となる可能性

トラメチニブは疾患または死亡のリスクを低減し、無増悪生存期間を有意に向上させることが示された。 低異型度漿液性卵巣がんの治療において、MEK阻害薬であるトラメチニブ(販売名:メキニスト)は原病の増悪または死亡のリスクを標準治療と比べて52%
閉経後転移性乳がんの内分泌療法にリボシクリブ上乗せで生存期間が延長の画像

閉経後転移性乳がんの内分泌療法にリボシクリブ上乗せで生存期間が延長

乳がんのCDK4/6阻害薬による初回治療で最も長い全生存期間の延長を報告 ホルモン受容体陽性(HR+)でHER2陰性(HER2-)の転移性乳がんを有する閉経後患者に対しリボシクリブ(販売名:キスカリ)と内分泌療法を行うことにより、全生存期間
axi-celは高リスクリンパ腫の初回治療として有効の画像

axi-celは高リスクリンパ腫の初回治療として有効

MDアンダーソン主導の試験により、高リスク大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に対するCAR-T細胞療法を用いた初回治療が初めて評価される 2022年3月21日 MDアンダーソン ニュースリリース アキシカブタゲン シロルユーセル[axica
研究ハイライト2022/2/23:PIK3CA標的療法、骨髄線維症ほかの画像

研究ハイライト2022/2/23:PIK3CA標的療法、骨髄線維症ほか

CopanlisibはPIK3CA変異を有する腫瘍に有効 PIK3CAは、最も高い頻度で変異が生じるがん遺伝子であり、肝臓、乳房、大腸、卵巣、胃、脳、肺など、さまざまながん種で変異が認められている。NCI MATCH試験の一環として、Sen
研究ハイライト2022/2/9:非小細胞肺がん、急性骨髄性白血病の画像

研究ハイライト2022/2/9:非小細胞肺がん、急性骨髄性白血病

新しい培養法により非小細胞肺がん治療の腫瘍浸潤リンパ球拡大が改善 免疫チェックポイント阻害薬は非小細胞肺がん(NSCLC)の治療を一変させたが、患者の多くが治療に反応を示さない、または病気が再発する。そのため、研究者たちは、腫瘍浸潤リンパ球
研究ハイライト2022/1/26:甲状腺がん、多発性骨髄腫の画像

研究ハイライト2022/1/26:甲状腺がん、多発性骨髄腫

新たな併用療法はBRAFV600E変異陽性の甲状腺未分化がん(ATC)に有望な治療法となる 甲状腺未分化がん(ATC)は、まれではあるが悪性度の高い疾患であり、生存期間の中央値が5カ月、1年生存率が20%である。そのため、長期の利益が得られ
レラトリマブとニボルマブの併用が転移性メラノーマの無増悪生存期間を改善の画像

レラトリマブとニボルマブの併用が転移性メラノーマの無増悪生存期間を改善

LAG-3阻害は第3の免疫チェックポイント経路として治療上重要であることが立証される 未治療の進行メラノーマ(悪性黒色腫)患者において、免疫チェックポイント阻害薬であるレラトリマブとニボルマブ(販売名:オプジーボ)の2剤併用療法は、ニボルマ
困難な急性骨髄性白血病にベネトクラクス併用療法が有効との3つのASH発表の画像

困難な急性骨髄性白血病にベネトクラクス併用療法が有効との3つのASH発表

米国血液学会(ASH)の会議で発表された研究結果はAML患者の予後改善を強調 アブストラクトNo.691、371、794 ベネトクラクス(販売名:ベネクレクスタ)と別の療法を含む併用療法により、特定の変異を有する再発または難治性の急性骨髄性
研究ハイライト:2021年米国放射線腫瘍学会(ASTRO)年次総会特集の画像

研究ハイライト:2021年米国放射線腫瘍学会(ASTRO)年次総会特集

主な発表テーマ:新規放射線治療レジメン、免疫療法の予測バイオマーカー、AIを用いたモデリング テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家によるがんの基礎研究、トランスレーショナル(橋渡し)研究およ
axi-celによるCAR-T細胞療法が高リスクリンパ腫に継続的な奏効をもたらすの画像

axi-celによるCAR-T細胞療法が高リスクリンパ腫に継続的な奏効をもたらす

MDアンダーソンの試験結果が米国血液学会で発表された。 アブストラクト 93、739、 2 アキシカブタゲン シロルユーセル[axicabtagene ciloleucel](販売名:イエスカルタ、略称:axi-cel)というキメラ抗原受容
抗ヒスタミン薬がT細胞活性を促し免疫チェックポイント阻害薬の効果を高めるの画像

抗ヒスタミン薬がT細胞活性を促し免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める

ヒスタミン受容体の新たな役割が研究で示され、チェックポイント阻害薬との併用による治療法の可能性が示唆された よく使われているアレルギー薬である抗ヒスタミン薬による治療が、免疫チェックポイント阻害薬に対する効果の改善と関連することがテキサス大