血液腫瘍

FDAが移植に適格な多発性骨髄腫にダラツムマブを承認の画像

FDAが移植に適格な多発性骨髄腫にダラツムマブを承認

2019年9月26日、米国食品医薬品局(FDA)は、自家移植(ASCT)に適応のある初発多発性骨髄腫の成人患者に対して、ボルテゾミブ、サリドマイド、デキサメタゾンとの併用でのダラツムマブ(販売名:DARZALEX、Janssen社)を承認し
意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症から骨髄腫への進行リスクが変化の画像

意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症から骨髄腫への進行リスクが変化

新たな研究では、意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症(MGUS)と呼ばれる良性の状態から、血液がんの一種である多発性骨髄腫に進行するリスクが経時的に変化することが示唆される。 平均すると、毎年MGUS患者の約1%が多発性骨髄腫を発症す
多発性骨髄腫に対するペムブロリズマブ追加ポマリドミド併用療法はリスクが有用性を上回るの画像

多発性骨髄腫に対するペムブロリズマブ追加ポマリドミド併用療法はリスクが有用性を上回る

再発または難治性多発性骨髄腫患者におけるKEYNOTE-183試験の結果 米国食品医薬品局(FDA)の要請で実施された計画外の特別中間解析から、ペムブロリズマブ+ポマリドミド+デキサメタゾンの有用性とリスクの見通しは、再発または難治性多発性
FDAが未分化大細胞リンパ腫リスクのために乳房インプラントの自主回収を要求の画像

FDAが未分化大細胞リンパ腫リスクのために乳房インプラントの自主回収を要求

米国食品医薬品局(FDA)は本日、乳房インプラントに関連する未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)から女性を守るため、重要な措置を講じた。特定タイプのテクスチャードインプラントの製造元であるアラガン(Allergan)社に対し、BIA-A
高用量シクロフォスファミドはリンパ腫に対する免疫活性も促進するの画像

高用量シクロフォスファミドはリンパ腫に対する免疫活性も促進する

・多くのがん種に対する化学療法において主要な薬剤であるシクロホスファミドは、高用量で使用することにより化学療法と免疫療法の両方の役割を示すということが、研究により発見された。 ・他のがん種においても免疫系の攻撃を促進する新しいアプローチを提
FDAが再発・難治性多発性骨髄腫にselinexorを迅速承認の画像

FDAが再発・難治性多発性骨髄腫にselinexorを迅速承認

2019年7月3日、米国食品医薬品局(FDA)は、4回以上の前治療歴があり、2種類以上のプロテアソーム阻害剤、2種類以上の免疫調節薬および抗CD38モノクローナル抗体に抵抗性を示す再発または難治性多発性骨髄腫(RRMM)の成人患者に対して、
末梢血幹細胞移植のドナーになるの画像

末梢血幹細胞移植のドナーになる

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 骨髄移植や末梢血幹細胞移植のドナーになろうと考えたことはありますか
FDAが自家幹細胞移植非適応の多発性骨髄腫にダラツムマブを承認の画像

FDAが自家幹細胞移植非適応の多発性骨髄腫にダラツムマブを承認

2019年6月27日、米国食品医薬品局(FDA)は、自家幹細胞移植非適応の新規診断多発性骨髄腫患者に対して、ダラツムマブ(販売名:DARZALEX、Janssen Biotech,Inc.社)とレナリドミド+デキサメタゾンの併用を承認した。
ダナファーバー、米国臨床腫瘍学会(ASCO2019)にて70件超の研究知見を発表の画像

ダナファーバー、米国臨床腫瘍学会(ASCO2019)にて70件超の研究知見を発表

• これらの試験は60を超えるダナファーバーがん研究所の研究チームの業績を代表するものである • 研究者3人は、学会最高の名誉であるASCO特別賞の受賞者である ダナファーバーがん研究所の研究者らは、シカゴで5月31日~6月4日に開催される
地域別収入や保険、診療環境が多発性骨髄腫の生存延長と関連の画像

地域別収入や保険、診療環境が多発性骨髄腫の生存延長と関連

ASCOの展望 「住所や加入している保険が多発性骨髄腫患者の生存期間に影響を及ぼすことはあってはなりません。しかし、新規研究によると、残念なことに住所や保険が影響するようです。社会の一員として、住所や社会経済的地位を問わず良質ながん治療をす
FDAがびまん性大細胞型B細胞リンパ腫にポラツズマブベドチンを承認の画像

FDAがびまん性大細胞型B細胞リンパ腫にポラツズマブベドチンを承認

2019年6月10日、米国食品医薬品局(FDA)は、ベンダムスチンおよびリツキシマブ製剤との併用時に適応となるCD79bを標的とする抗体薬物複合体であるポラツズマブベドチン[Polatuzumab Vedotin-piiq](販売名:POL
レナリドミドは高リスク前がん性骨髄腫から多発性骨髄腫に進行するリスクを軽減の画像

レナリドミドは高リスク前がん性骨髄腫から多発性骨髄腫に進行するリスクを軽減

ASCOの見解 「がんが発症するかどうかわからない中で生きることは非常に難しいため、多発性骨髄腫のリスクが高い患者に、錠剤を飲めばがんを予防したり発症を遅らせたりすることができると言えるのは素晴らしいことです。しかし、このアプローチはすべて
FDAがFLT3変異白血病薬ギルテリチニブの添付文書に生存データを追加の画像

FDAがFLT3変異白血病薬ギルテリチニブの添付文書に生存データを追加

2019年5月29日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDA承認検査でFLT3遺伝子変異陽性の再発または難治性の急性骨髄性白血病(AML)成人患者を適応とするギルテリチニブ[gilteritinib」(販売名:XOSPATA、Astellas
リンパ腫に対する化学療法前の分子標的薬3剤併用は有効の画像

リンパ腫に対する化学療法前の分子標的薬3剤併用は有効

特定種類のリンパ腫患者は将来的に化学療法を回避できる可能性があることを、MDアンダーソン第2相試験は示唆する アブストラクト#7508 特定種類のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)と新たに診断された患者において、化学療法前に行うリ
FDAが濾胞性リンパ腫および辺縁帯リンパ腫にレナリドミドを承認の画像

FDAが濾胞性リンパ腫および辺縁帯リンパ腫にレナリドミドを承認

2019年5月28日、米国食品医薬品局は、再発または難治性の 濾胞性リンパ腫(FL)および辺縁帯リンパ腫(MZL)に対して、リツキシマブとの併用でのレナリドミド(商品名:REVLIMID®、Celgene Corp.社)を承認した。 今回の
FDAが白血病(CLL)および小リンパ球性リンパ腫にべネトクラックスを承認の画像

FDAが白血病(CLL)および小リンパ球性リンパ腫にべネトクラックスを承認

2019年5月15日、米国食品医薬品局(FDA)は慢性リンパ性白血病(CLL)成人患者および小リンパ球性リンパ腫(SLL)成人患者にベネトクラックス(商品名:VENCLEXTA、AbbVie Inc.社およびGenentech Inc.社)
Tagraxofusp、芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍に対して奏効率90%の画像

Tagraxofusp、芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍に対して奏効率90%

テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの試験責任医師主導による非盲検、多施設共同第2相試験において、希少かつ非常に悪性度が高く、しばしば致死的な血液疾患である芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)の患者に対してtagraxofuspに
FDAがIDH1変異のある急性骨髄性白血病にイボシデニブを承認の画像

FDAがIDH1変異のある急性骨髄性白血病にイボシデニブを承認

2019年5月2日、米国食品医薬品局(FDA)はFDA承認検査によって感受性IDH1変異が検出され、急性骨髄性白血病(AML)と新たに診断された患者のうち75歳以上であるか、集中的導入化学療法の適応外である合併症を有する患者に対し、ivos
ギルテリチニブが急性骨髄性白血病患者の生存期間を延長の画像

ギルテリチニブが急性骨髄性白血病患者の生存期間を延長

再発または難治性のFLT3遺伝子変異陽性急性骨髄性白血病(AML)患者に対して、FLT3 標的療法剤ギルテリチニブ[gilteritinib](ゾスパタ錠)による治療は、標準化学療法レジメンと比較して生存期間を延長した。このADMIRAL第
治験薬Umbralisib単剤投与が再発緩徐進行型リンパ腫に有効の画像

治験薬Umbralisib単剤投与が再発緩徐進行型リンパ腫に有効

MDアンダーソンの第2相試験が、辺縁帯リンパ腫に対するumbralisibの良好な忍容性と高い奏効率を示す 治験薬umbralisib[ウムブラリシブ]は、再発した辺縁帯リンパ腫患者の有効な治療となることがテキサス大学MDアンダーソンがんセ
小児白血病治療が思春期・若年成人にも有効の画像

小児白血病治療が思春期・若年成人にも有効

ある臨床試験から得られた最新の結果によると、急性リンパ性白血病(ALL)小児患者のために特別に開発された強化治療は、より高い年齢の若年成人(AYA世代)患者にも有効である。 今回の臨床試験では、新規に診断されたALL若年成人患者に小児白血病
固形腫瘍の化学療法後にまれな血液腫瘍の発症リスクが上昇の画像

固形腫瘍の化学療法後にまれな血液腫瘍の発症リスクが上昇

NCIプレスリリース 2000~2014年の間に化学療法を受けたほぼ全種の固形腫瘍患者は、治療関連骨髄異形成症候群/急性骨髄性白血病(tMDS/AML)を発症するリスクが上昇した、と米国国立がん研究所(NCI)の研究者らは新研究の知見で示し
骨髄腫前段階から骨髄腫に進行する経過と新たな治療法の画像

骨髄腫前段階から骨髄腫に進行する経過と新たな治療法

ダナファーバーがんセンターの研究者らは、血液のがんである多発性骨髄腫を考える上で非常に重要と考えられる研究成果を、2018年米国血液学会(ASH)年次総会(12月1~4日)で発表する。彼らの研究結果は、多発骨髄腫の前段階からの多発性骨髄腫発
FDAが急性リンパ性白血病にcalaspargase pegolを承認の画像

FDAが急性リンパ性白血病にcalaspargase pegolを承認

2018年12月20日、米国食品医薬品局(FDA)は、1カ月の小児から21歳の若年成人までの急性リンパ性白血病(ALL)患者に対して、多剤併用化学療法の構成要素としてアスパラギン特異的酵素、calaspargase pegol(ASPARL