血液腫瘍

ドナー幹細胞移植後の再発血液腫瘍への免疫療法薬ニボルマブの画像

ドナー幹細胞移植後の再発血液腫瘍への免疫療法薬ニボルマブ

【米国血液学会(ASH)2017】 免疫チェックポイント阻害薬として知られる免疫療法薬は、ドナー幹細胞移植後に再発した血液悪性腫瘍患者にかなり有望であることが示されている。これらの患者を対象に行われた、免疫治療薬の一つであるニボルマブの最初
第2相CAR-T試験、追跡期間15カ月時点で有意な寛解率の画像

第2相CAR-T試験、追跡期間15カ月時点で有意な寛解率

【米国血液学会(ASH)2017】 今般承認されたCD19を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞療法(CAR-T療法)に関する試験で、進行の早い大細胞型B細胞リンパ腫患者の42%が、axi-cel(axicabtagene ciloleuc
レテルモビルの同種造血幹細胞移植後CMV感染予防効果についての試験結果の画像

レテルモビルの同種造血幹細胞移植後CMV感染予防効果についての試験結果

先月の米国食品医薬品局(FDA)によるレテルモビルの承認後、New England Journal of Medicine誌は本日、新薬の重要な第3相臨床試験からの主要な結果を発表した。レテルモビルは、同種造血幹細胞移植(HSCT)を受けた
慢性骨髄性白血病では持続奏効後にニロチニブを中止できる可能性の画像

慢性骨髄性白血病では持続奏効後にニロチニブを中止できる可能性

米国食品医薬品局(FDA)は本日、抗がん剤ニロチニブ(商品名:タシグナ)の添付文書を更新し、医療供給者に向けて一部の患者への投薬中止の方法に関する情報を付け加えた。   2007年にFDAによって初めて承認されたニロチニブは、フィ
FDAがフィラデルフィア染色体陽性慢性骨髄性白血病にボスチニブを迅速承認の画像

FDAがフィラデルフィア染色体陽性慢性骨髄性白血病にボスチニブを迅速承認

2017年12月19日、米国食品医薬品局(FDA)は、未治療の慢性期(CP)フィラデルフィア染色体陽性(Ph+)慢性骨髄性白血病(CML)患者の治療にボスチニブ(商品名:ボシュリフ)(Pfizer Inc.社)を迅速承認した。  
小児、若年ホジキンリンパ腫サバイバーでは心血管疾患リスクが上昇の画像

小児、若年ホジキンリンパ腫サバイバーでは心血管疾患リスクが上昇

ホジキンリンパ腫サバイバーの重度の心血管イベントリスクの上昇は放射線治療歴と関連   Lancet Oncology誌の最新号で発表された解析によると、小児、青年期および若年成人のホジキンリンパ腫サバイバーは、対応する対照集団と比
FDAが皮膚未分化大細胞リンパ腫にブレンツキシマブ・ベドチンを承認の画像

FDAが皮膚未分化大細胞リンパ腫にブレンツキシマブ・ベドチンを承認

2017年11月9日、米国食品医薬品局(FDA)は、全身療法を受けたことのある原発性皮膚未分化大細胞リンパ腫(pcALCL)またはCD30陽性菌状息肉腫(MF)の成人患者の治療に、ブレンツキシマブ・ベドチン(商品名:アドセトリス、Seatt
ASH年次総会で血液がん化学療法の最新知見をMDアンダーソンが発表の画像

ASH年次総会で血液がん化学療法の最新知見をMDアンダーソンが発表

テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者らは、12月8日~12日にアトランタで開催される米国血液学会(ASH)年次総会および展示会において、血液がんの薬物治療に関する最新の知見を発表する。   MDアンダーソンのCance
ダサチニブが慢性骨髄性白血病小児患者にFDA承認の画像

ダサチニブが慢性骨髄性白血病小児患者にFDA承認

米国食品医薬品局(FDA)は2017年11月9日、慢性期のフィラデルフィア染色体陽性(Ph+)慢性骨髄性白血病(CML)小児患者の治療薬として、ダサチニブ(スプリセル、Bristol-Myers Squibb Co.社 )を通常承認した。
CAR-T細胞療法による急性毒性の評価、等級付け、および管理法の画像

CAR-T細胞療法による急性毒性の評価、等級付け、および管理法

CAR-T細胞療法関連毒性(CAR T cell-therapy-associated TOXicity:CARTOX)ワーキンググループによる推奨   キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法は難治性悪性腫瘍の治療として有望なアプロ
FDAがマントル細胞リンパ腫にアカラブルチニブを迅速承認の画像

FDAがマントル細胞リンパ腫にアカラブルチニブを迅速承認

米国食品医薬品局(FDA)は2017年10月31日、1回以上の治療歴のある成人のマントル細胞リンパ腫患者の治療薬として、acalabrutinib[アカラブルチニブ](商品名:Calquence、アストラゼネカ社およびAcerta Phar
白血病患者と腫瘍専門主治医とで予後認識が大幅に異なるの画像

白血病患者と腫瘍専門主治医とで予後認識が大幅に異なる

専門家の見解 「がんが検出された時期に関わらず、診断された経験は、患者にとてつもなく大きなストレスと不安を引き起こす可能性があります。患者が治療リスクと起こりがちな予後を正確に理解して、情報に基づいたより良い決定を主治医と行うために、医師・
FDAが成人マントル細胞リンパ腫にacalabrutinibを迅速承認の画像

FDAが成人マントル細胞リンパ腫にacalabrutinibを迅速承認

本日、米国食品医薬品局(FDA)は、1つ以上の治療を受けた成人マントル細胞リンパ腫の治療薬として、Calquence (acalabrutinib)[アカラブルチニブ](1日2回服用の経口薬)を迅速承認した。 本日の承認は、一つ以上の治療を
濾胞性リンパ腫治療の新時代の画像

濾胞性リンパ腫治療の新時代

MDアンダーソン OncoLog 2017年9月号(Volume 62 / Issue 9)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDAがCAR-T細胞療法Yescartaを成人大細胞型B細胞リンパ腫に承認の画像

FDAがCAR-T細胞療法Yescartaを成人大細胞型B細胞リンパ腫に承認

Yescartaは、米国で承認された二つ目の遺伝子治療製品である。 米国食品医薬品局(FDA)は本日、Yescarta(axicabtagene ciloleucel)を、別の治療を少なくとも2つ受けたが奏効しなかった、もしくは治療後に再燃
CAR-T細胞療法、副作用の対処法ガイドラインを作成の画像

CAR-T細胞療法、副作用の対処法ガイドラインを作成

詳細手順の策定で、有望な治療の毒性から患者を保護 がん治療の新領域を切り開く免疫細胞療法だが致死的となることもある独特な副作用があり、腫瘍医にとって新たな課題となっている。課題への取り組みの一環として、テキサス大学MDアンダーソンがんセンタ
FDAが再発濾胞性リンパ腫の成人患者にcopanlisibを承認の画像

FDAが再発濾胞性リンパ腫の成人患者にcopanlisibを承認

米国食品医薬品局(FDA)は本日、2つ以上の全身化学療法による前治療歴がある再発濾胞性リンパ腫を有する成人患者の治療に、copanlisib(商品名:Aliqopa)を迅速承認した。   FDAのOncology Center o
FDAがCD33陽性急性骨髄性白血病にゲムツズマブオゾガマイシンを再承認の画像

FDAがCD33陽性急性骨髄性白血病にゲムツズマブオゾガマイシンを再承認

米国食品医薬品局(FDA)は本日、腫瘍がCD33抗原を発現する急性骨髄性白血病(CD33陽性AML)で、未治療の成人患者の治療薬として、gemtuzumab ozogamicin[ゲムツズマブオゾガマイシン](商品名:Mylotarg[マイ
米国初の遺伝子治療(CAR-T療法)薬tisagenlecleucelをFDAが承認の画像

米国初の遺伝子治療(CAR-T療法)薬tisagenlecleucelをFDAが承認

FDAニュースリリース B細胞性急性リンパ芽球性白血病の小児および若年成人に対してCAR-T療法を承認 米国食品医薬品局(FDA)は2017年8月30日、米国で初めて遺伝子治療を承認するという歴史的な発表を行った。がんや、その他の重篤で生命
多発性骨髄腫におけるペムブロリズマブ(キイトルーダ)の試験的使用の安全性の懸念に関するFDA声明の画像

多発性骨髄腫におけるペムブロリズマブ(キイトルーダ)の試験的使用の安全性の懸念に関するFDA声明

FDA声明 多発性骨髄腫におけるペムブロリズマブ(商品名:キイトルーダ)の試験的使用の安全性の懸念に関する声明/FDA医薬品評価研究センター(CDER)長 Janet Woodcock 氏   臨床試験は、生命を脅かす疾患に直面し
FDA、ブリナツモマブをフィラデルフィア染色体陽性前駆B細胞急性リンパ性白血病に適応拡大の画像

FDA、ブリナツモマブをフィラデルフィア染色体陽性前駆B細胞急性リンパ性白血病に適応拡大

米国食品医薬品局(FDA)は2017年7月11日、成人および小児における再発性または難治性の前駆B細胞急性リンパ性白血病(ALL)の治療薬として、blinatumomab[ブリナツモマブ](商品名:Blincyto[ブリンサイト]、Amge
くすぶり型骨髄腫に対する免疫療法の画像

くすぶり型骨髄腫に対する免疫療法

MDアンダーソン OncoLog 2017年8月号(Volume 62 / Issue 8)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDAが再発・難治性の前駆B細胞急性リンパ性白血病にinotuzumab ozogamicinを承認の画像

FDAが再発・難治性の前駆B細胞急性リンパ性白血病にinotuzumab ozogamicinを承認

2017年8月17日、米国食品医薬品局(FDA)は、再発・難治性の前駆B細胞急性リンパ性白血病(ALL)成人患者の治療にイノツズマブ オゾガマイシン[inotuzumab ozogamicin](商品名:BESPONSA)(Wyeth Ph
FDAが特定の予後不良の急性骨髄性白血病に初めてVyxeosを承認の画像

FDAが特定の予後不良の急性骨髄性白血病に初めてVyxeosを承認

米国食品医薬品局(FDA)は本日、2種類の成人急性骨髄性白血病(AML)の治療にVyxeos(商品名)を承認した。対象となるのは新たに診断された治療関連AML(t-AML)または骨髄異形成に関連した変化を有するAML(AML-MRC)である