白血病

FDAが小児・青年期患者のリンパ腫・白血病にリツキシマブ併用化学療法を承認の画像

FDAが小児・青年期患者のリンパ腫・白血病にリツキシマブ併用化学療法を承認

2021年12月2日、米国食品医薬品局(FDA)は、未治療、進行期、CD20陽性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、バーキットリンパ腫(BL)、バーキット様リンパ腫(BLL)、成熟B細胞性急性白血病(B-AL)の小児および青年期
FDAが初の白血病(BCP-ALL)CAR-T細胞療法としてbrexucabtagene autoleucelを承認の画像

FDAが初の白血病(BCP-ALL)CAR-T細胞療法としてbrexucabtagene autoleucelを承認

血液腫瘍の一種である急性リンパ性白血病(ALL)の、最もよくみられる病型に罹患した成人患者は、初期治療が奏効しても再発することが多く、治療がまったく奏効しない患者もいる。このような患者については、CAR-T細胞療法と呼ばれる免疫療法が新たな
ビタミンA誘導体と三酸化ヒ素の併用で小児白血病(APL)の化学療法を減らせる可能性の画像

ビタミンA誘導体と三酸化ヒ素の併用で小児白血病(APL)の化学療法を減らせる可能性

【米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース】 ビタミンAの代謝物であるオールトランスレチノイン酸と三酸化ヒ素(三酸化二ヒ素)の併用は、標準リスクおよび高リスクの急性前骨髄球性白血病(APL)患児に高い効果を示すことが臨床試験で明らかになっ
FDAがT315I変異Ph陽性慢性骨髄性白血病にアシミニブを承認の画像

FDAがT315I変異Ph陽性慢性骨髄性白血病にアシミニブを承認

2021年10月29日、米国食品医薬品局(FDA)は、2剤以上のチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)による治療歴のある慢性期(CP)のフィラデルフィア染色体陽性慢性骨髄性白血病(Ph+CML)患者にアシミニブ(商品名:Scemblix、Nova
治療抵抗性白血病に対するミドスタウリン分子標的療法の改善への画像

治療抵抗性白血病に対するミドスタウリン分子標的療法の改善へ

なぜ急性骨髄性白血病(AML)の一種を対象とする臨床試験の被験薬は効かないことが多いのか、そして、どうすればその有効性を回復できるのかが、ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターの研究者が実施した新たな研究によって明らかになった。 この前
FDAが再発/難治性B細胞前駆体ALLにbrexucabtagene autoleucelを承認の画像

FDAが再発/難治性B細胞前駆体ALLにbrexucabtagene autoleucelを承認

2021年10月1日、米国食品医薬品局(FDA)は、再発または難治性のB細胞前駆体急性リンパ性白血病(ALL)の成人患者を対象に、brexucabtagene autoleucel(販売名:Tecartus、Kite Pharma, Inc
慢性リンパ性白血病(CLL)の3剤併用AVO療法が第2相試験で有望な結果の画像

慢性リンパ性白血病(CLL)の3剤併用AVO療法が第2相試験で有望な結果

ダナファーバーの研究者らにより、BCL-2阻害薬と別の分子標的薬2剤の3剤併用は、治療歴のない慢性リンパ性白血病(CLL)患者に有効であることが認められた ダナファーバーがん研究所を中心とする臨床研究チームは、高齢者に好発する血液腫瘍の一種
リンパ系悪性腫瘍患者へのCOVID-19ワクチンの有効性に注意喚起の画像

リンパ系悪性腫瘍患者へのCOVID-19ワクチンの有効性に注意喚起

・モデルナ製またはファイザー製のワクチンを接種してから1年以内に抗CD20療法を受けた患者では、COVID-19の原因であるコロナウイルスに対する抗体ができていなかった。 ・このような患者は、コロナウイルス感染に対する予防措置を継続すべきで
FDAが慢性移植片対宿主病にBelumosudilを承認の画像

FDAが慢性移植片対宿主病にBelumosudilを承認

慢性の移植片対宿主病(GVHD)は骨髄および幹細胞移植に多い合併症であるが、このたび新たな治療法が加わった。7月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、すでに他の治療法を2種類以上試したことがある12歳以上の人を対象に、belumosudil
イブルチニブは治療困難な有毛細胞白血病の治療に有効の画像

イブルチニブは治療困難な有毛細胞白血病の治療に有効

経口分子標的薬イブルチニブ(販売名:イムブルビカ)は、高リスクの有毛細胞白血病に対して有効な治療選択肢であることが、オハイオ州立大学総合がんセンター アーサー・G・ジェームズがん病院およびリチャード・J・ソロブ研究所(OSUCCC-Jame
Ficlatuzumabと化学療法の併用は再発難治性の白血病(AML)に有望の画像

Ficlatuzumabと化学療法の併用は再発難治性の白血病(AML)に有望

治験薬であるficlatuzumab[フィクラツズマブ]と化学療法との併用療法が、再発難治性の急性骨髄性白血病(AML)患者において臨床的有効性の徴候がみられたという結果が、米国がん学会誌であるBlood Cancer Discoveryに
FDAが白血病とリンパ腫にアスパラギナーゼエルウィニアクリサンチミーを承認の画像

FDAが白血病とリンパ腫にアスパラギナーゼエルウィニアクリサンチミーを承認

2021年6月30日、米国食品医薬品局(FDA)は、大腸菌由来のアスパラギナーゼに対する過敏症を発症した成人患者および生後1カ月以上の患児における、急性リンパ芽球性白血病(ALL)およびリンパ芽球性リンパ腫(LBL)の治療を目的とした多剤併
研究ハイライト:急性骨髄性白血病、エクソソーム、肝細胞がん、C. difficileの画像

研究ハイライト:急性骨髄性白血病、エクソソーム、肝細胞がん、C. difficile

急性骨髄性白血病(AML)、エクソソーム、肝細胞がん、Clostridioides difficile(クロストリディオイデス・ディフィシル、C. difficile)における新知見 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライト
イブルチニブ+ベネトクラクス併用治療により白血病(CLL)患者の寛解が持続の画像

イブルチニブ+ベネトクラクス併用治療により白血病(CLL)患者の寛解が持続

経口分子標的薬治療で3年全生存率96%を達成 イブルチニブ+ベネトクラクス(商品名:ベネクラクスタ)併用療法は、初発の慢性リンパ性白血病(CLL)患者における疾患寛解を持続させることが、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者らによ
回復期患者の血漿は血液腫瘍患者のCOVID-19からの生還を後押しする可能性の画像

回復期患者の血漿は血液腫瘍患者のCOVID-19からの生還を後押しする可能性

COVID-19陽性の血液腫瘍患者に回復期患者の血漿を投与すると生存率の改善がみられたことが、多施設コホート研究において明らかになった。 「これは、COVID-19に罹患したがん患者の大規模集団において何らかの潜在的効果を示した初めてのCO
ポナチニブ+ブリナツモマブ併用はPh陽性急性リンパ性白血病で高い寛解率を達成の画像

ポナチニブ+ブリナツモマブ併用はPh陽性急性リンパ性白血病で高い寛解率を達成

化学療法を含まないレジメンにより新規診断患者で完全寛解率が100%、分子学的寛解率が85% アブストラクト #7001 ポナチニブ(販売名:アイクルシグ)とブリナツモマブ(販売名:ビーリンサイト)の併用療法が、フィラデルフィア染色体陽性急性
幹細胞移植後の消耗性合併症に抗ウイルスT細胞療法が安全かつ有効の画像

幹細胞移植後の消耗性合併症に抗ウイルスT細胞療法が安全かつ有効

がん患者のBKウイルス関連出血性膀胱炎に対して細胞療法が既製の治療法となる可能性 健康なドナーから採取したBKウイルス(BKV)特異的T細胞が、BKウイルス関連出血性膀胱炎(BKV-HC)に対する既製の治療(off-the-shelf th
緩和ケアで白血病(AML)患者のQOLが向上の画像

緩和ケアで白血病(AML)患者のQOLが向上

進行した急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に、がん治療の早期に緩和ケアを実施すること(IPC:integrated plliative care)により患者の生活の質、心的状態や終末期ケアが大きく改善したことが、研究チームによって明らかに
慢性骨髄性白血病の一部患者でのTKI投与中止は安全かつQOL向上に寄与の画像

慢性骨髄性白血病の一部患者でのTKI投与中止は安全かつQOL向上に寄与

イマチニブ(販売名:グリベック)という薬剤は、かつては致死的血液腫瘍とみなされていた慢性骨髄性白血病(CML)を治療可能な疾患に変え、多くの患者はほぼ通常の寿命と等しく生きられるようになった。 CMLを治療するイマチニブとその関連薬はチロシ
高リスク骨髄性血液腫瘍の標準治療にベネトクラクスの追加が有望の画像

高リスク骨髄性血液腫瘍の標準治療にベネトクラクスの追加が有望

一部の高リスク骨髄性血液腫瘍において、新規経口薬ベネトクラクス(販売名:ベネクレクスタ)を標準治療に追加することについて安全性が認められ、また、初期の研究では、同剤との併用により、転帰改善が有望であることが示されていると、ダナファーバーがん
米国血液学会2020-ダナファーバーがん研究所の注目演題の画像

米国血液学会2020-ダナファーバーがん研究所の注目演題

ダナファーバーがん研究所による2つの研究が、ASH公式プレスプログラムに採択される 12月5~8日にバーチャル形式で開催される第62回米国血液学会(ASH)年次総会で、ダナファーバーがん研究所の研究者は、公式プレスプログラムに採択された2つ
再発/難治性の芽球性形質細胞性樹状細胞腫瘍に、抗体薬物複合体IMGN632が有望の画像

再発/難治性の芽球性形質細胞性樹状細胞腫瘍に、抗体薬物複合体IMGN632が有望

芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)において全奏効率29%、良好な安全性プロファイルを示す初期研究データ テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者主導による第1/2相試験で、CD123を標的とする新規抗体薬物複合体IMGN63
同種移植においてクローン性造血が有益であるとの驚くべき研究結果の画像

同種移植においてクローン性造血が有益であるとの驚くべき研究結果

近年確認されたクローン性造血(CH)とは、がんを有しない健常な人の血液中に血液腫瘍に関連する変異が検出される現象であり、高齢者に多くみられる。クローン性造血を有する人は無症状ながら、血液腫瘍や心臓発作、脳卒中などの有害な転帰を来すリスクが高
ブリナツモマブと化学療法の併用でB細胞性急性リンパ芽球性白血病の生存率が向上の画像

ブリナツモマブと化学療法の併用でB細胞性急性リンパ芽球性白血病の生存率が向上

アブストラクト464 モノクローナル抗体であるブリナツモマブ(販売名:ブリンサイト)を併用した化学療法レジメンでの初回治療により、フィラデルフィア染色体陰性B細胞性ALL(Ph-negative B-ALL)として知られる高リスク急性リンパ