食道がん
FDAが食道扁平上皮がんにニボルマブを承認
2020年6月15日
2020年6月10日、米国食品医薬品局(FDA)は、フルオロピリミジン系薬剤およびプラチナ系薬剤を含む化学療法による前治療を受けた切除不能な進行、再発または転移食道扁平上皮がん(ESCC)患者の治療薬として、ニボルマブ(販売名:オプジーボ、
FDAが進行食道扁平上皮がんにペムブロリズマブを承認
2019年8月16日
2019年7月30日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDAが承認した検査で確認しPD-L1(CPS[Combined Positive Score]≧10)の発現が認められた再発、局所進行または転移のみられる食道扁平上皮がん(ESCC)患者
ペムブロリズマブによる初回治療は、進行胃/胃食道接合部がんの標準化学療法の代替として有望
2019年6月18日
ASCOの見解 「化学療法は長年にわたりわれわれの唯一の選択肢でした。今回の結果から、より副作用の少ないペムブロリズマブが選択肢となる可能性が示され、また重要なことに、一部の患者ではこの薬剤により生存期間を大きく延ばすことが可能です。これに
FDAが胃および胃食道接合部腺がんにトリフルリジン・チピラシルを承認
2019年3月7日
2019年2月22日にFDAがトリフルリジン・チピラシル(商品名:ロンサーフ、大鵬薬品工業株式会社)を承認した。本剤は、ヌクレオチド代謝阻害剤であるトリフルリジンと、チミジンホスホリラーゼ阻害剤のチピラシルの配合剤であり、フルオロピリミジン
食道・咽頭食道再建術
2018年11月6日
MDアンダーソン OncoLog 2018年8月号(Volume 63 / Issue 8) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
バレット食道に制酸剤と低用量アスピリン併用で中等度の効果
2018年7月2日
ASCOの見解 「バレット食道の患者は食道がんのリスクが高くなります。このような患者にとって、この治療法は、酸逆流性疾患の重篤な合併症や、食道がんを含むあらゆる原因による死亡のリスクを減少させ、副作用はほとんどありません。バレット食道患者は
口腔内フローラにより歯周病と食道がんの関連が示される
2018年2月10日
米国がん学会(AACR)の学術誌 Cancer Researchに掲載された研究によると、口腔内に存在する細菌を分析した結果、歯周病を発症させる何種類かの細菌が食道がんの高リスクと関連することがわかった。 本研究の筆頭著者Ji
食道癌手術
2017年11月25日
MDアンダーソン OncoLog 2017年10月号(Volume 62 / Issue 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号UR
進行胃がん、胃食道接合部がんに対するニボルマブ救援療法
2017年2月14日
2017年消化管がんシンポジウムで発表されたランダム化第3相試験の結果 米国サンフランシスコで開催された2017年消化器がんシンポジウム(1月19~21日)において、二重盲検ランダム化第3相試験NCT02267343(臨床試験
PETスキャンが食道がん治療法の選択に有効
2017年2月2日
専門家の見解 「PETスキャンは、腫瘍医が食道がんに対する化学療法を微調整して実施し、個々の患者ごとに化学療法の有効性を最大化できるようにする有益な手段であると判明したようです」とASCO専門委員Nancy Baxter医師は
ベバシズマブ併用(CAPOX+B+T療法)により進行胃がん、食道がん患者の生存率が改善
2015年7月20日
キャンサーコンサルタンツHER2遺伝子変異による転移性胃がんあるいは転移性食道がんを有する患者に対し、標準薬の併用療法にベバシズマブ(アバスチン)を加えた場合、奏効率と生存率が著しく改善した。本試験を実施したダナファーバー癌研究所の研究者ら
AMG337MET阻害薬は胃癌および食道癌に目覚ましく迅速に奏効する
2015年3月15日
キャンサーコンサルタンツAMG337は、MET遺伝子増幅のある胃食道接合部癌、胃癌および食道癌の治療薬として有望な新たな低分子MET阻害薬である。MET阻害薬は、c-Metチロシンキナーゼの酵素活性を阻害する低分子分子標的薬の部類である。こ
肺癌向けに開発された分子標的治療で食道癌の生存期間が改善
2015年1月13日
キャンサーコンサルタンツ肺癌で一般的に使用される分子標的治療で、食道癌患者の生存期間が延長したとの臨床試験結果が、このほど英国で開催された国立がん研究所(NCRI)癌会議で発表された。 食道は、食物と液体が胃に到達するまでに通過す
ドセタキセルによる二次治療が食道癌・胃癌の生存期間を改善する
2013年5月10日
キャンサーコンサルタンツサンフランシスコで開催された2013年消化器癌シンポジウムで発表された研究結果によれば、ドセタキセルを使用した二次治療が進行食道癌および進行胃癌の全生存期間を改善する。 食道とは食物や液体が胃に届くまでに通
イレッサは転移性食道癌の無増悪生存期間を延長する
2012年11月6日
キャンサーコンサルタンツ2012年にウィーンで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2012)で発表された第3相試験の結果によると、イレッサ(ゲフィチニブ)による治療は転移性食道癌患者の疾患進行を遅延し、生活の質を改善させた。 食
術前化学放射線療法は食道癌患者の生存期間を延長する
2012年10月11日
キャンサーコンサルタンツ食道癌または食道胃接合部癌の患者において、術前化学放射線療法を併用すると、外科手術単独と比較して、生存期間中央値が2倍に延長したという結果がNew England Journal of Medicine誌に発表された
経口ビスフォスフォネート剤が食道癌発症率を上昇させる可能性を示した新しい分析
2010年9月30日
キャンサーコンサルタンツイギリスのUK General Practice Research Databaseを新たに分析した結果、経口ビスフォスフォネート剤(骨粗鬆症の予防または治療のために使用される薬剤)が食道癌発症のリスクを上昇させる可
外科手術+放射線化学療法は食道癌の生存率を改善する
2010年8月11日
キャンサーコンサルタンツ 2010年6月食道癌や食道胃接合部癌の患者では、外科手術の前に化学療法と放射線療法を行うことにより、外科手術の単独治療群と比べて全生存率が改善することがわかった。このような第3相臨床試験の結果が、2010年米国臨床
アービタックスが食道扁平上皮癌治療を改善する可能性
2009年10月14日
キャンサーコンサルタンツ2009年10月アービタックス(セツキシマブ)は、プラチノール(シスプラチン)および5-FU投与中の転移性扁平上皮癌患者の奏効率、無増悪期間、全生存率を改善することが、ドイツの研究者らにより報告された。本試験の詳細は
化学療法と放射線療法の順次併用療法と交替併用療法は喉頭癌に対して同様の効果がある
2009年2月24日
キャンサーコンサルタンツ2009年1月欧州癌研究治療機関(EORTC)の放射線腫瘍科グループ関係の研究者らは化学療法と放射線療法を用いる異なった2種類の併用療法が手術可能な進行した喉頭または下咽頭の扁平上皮癌患者に同等のベネフィットがあると
食道の前癌状態への新しい治療アプローチ/デューク大学
2007年6月8日
原文 食道の前癌状態への新しい治療アプローチ デューク大学医療センター* 2007年5月22日 ノースカロライナ州ダラム-集中させたラジオ波を用いての焼灼が、癌の前駆病変になりうる食道の異常細胞増殖に対する安全で新しい方法になりそうだ。
手術可能な食道癌の術前化学療法の有益性が確認された
2007年3月27日
キャンサーコンサルタンツ2007年3月食道癌患者に対する術前化学放射線療法と術前化学療法が生存期間を有意に改善することをAustralasian Gastro-Intestinal Trials Group(AGITG; 豪州胃腸臨床試験グ
進行胃食道癌患者を対象としたカペシタビンとフルオロウラシル、オキサリプラチンとシスプラチンの第3相REAL 2試験
2006年6月20日
亜分類 食道、胃、小腸 分類 消化器癌(大腸を除く) 会議 2006年ASCO年次総会 抄録番号 LBA4017 引用文献 Journal of Clinical Oncology, 2006 ASCO Annual Meeting Pro