肺がん
クリゾチニブによる治療に適したMET遺伝子異常による肺がんの判定基準の研究
2015年10月2日
第16回世界肺がん会議(WCLC)で発表された研究は、臨床的に重要な意味をもつMET遺伝子増幅の閾値を決定する最良の方法を提示する。 トピック:トランスレーショナルリサーチ/肺がんおよびその他の胸部腫瘍 多くのがんでは、ME
ニボルマブの効果を裏づける最新の試験結果-第16回世界肺がん学会
2015年9月30日
キャンサーコンサルタンツ治療歴を有する扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)に対するニボルマブ(オプジーボ)の効果を評価する臨床試験CheckMate 017ならびにCheckMate 063の結果が、本日、第16回世界肺がん学会(アブストラ
進行非小細胞肺がん治療に関するASCOガイドラインの改訂
2015年9月18日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、ステージIV非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対する全身療法に関する診療ガイドラインの改訂版を発行した。ガイドラインでは、一次治療、二次治療、三次治療における化学療法および標的療法の使用に関する、エビデン
エベロリムスは消化管または肺由来の神経内分泌腫瘍治療に有望
2015年9月15日
キャンサーコンサルタンツエベロリムス(アフィニトール)は現在、消化管または肺由来の非機能性神経内分泌腫瘍(NET)患者を対象とした第3相臨床試験で検証されている。臨床試験は実施中ではあるが、得られた結果は今のところ有望である。エベロリムス+
進行非小細胞肺がんに対する二次治療としてのニボルマブーCheckMate試験結果
2015年8月14日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO) プレスリリース 著者/所属:Antonio Passaro(ヨーロッパ癌研究所(IEO)胸部腫瘍部門-イタリア・ミラノ)およびRaffaele Califano(キャンサー・リサーチUK腫瘍内科ク
予後不良の早期肺がん患者を検査で同定できる可能性
2015年8月8日
米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~原文掲載日:2015年7月13日 3種類の遺伝子マーカーを組み合わせることにより、初期の肺がん患者のうち、がんの切除手術を行っても再発の可能性が極めて高い患者を特定できる可能性が、米国国
FDAが転移性非小細胞肺がんの治療薬としてゲフィチニブを承認
2015年8月5日
キャンサーコンサルタンツ米国食品医薬品局(FDA)は、その認可検査で腫瘍の上皮成長因子受容体(EGFR)のエクソン19欠失あるいはエクソン21置換による変異(L858R)が同定された転移性非小細胞肺がん(NSCLC)患者の治療薬として、ゲフ
FDAがEGFR変異陽性の転移性非小細胞肺がん患者に対する一次治療としてゲフィチニブを承認
2015年7月29日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース適応患者を特定するためのコンパニオン検査も承認取得速報米国食品医薬品局(FDA)は、7月13日、FDAの承認を得た検査によって腫瘍内に上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異が検出された、転移性非小細胞肺が
局所進行非小細胞肺がん患者に対する外照射放射線治療のガイドラインを承認
2015年6月22日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、米国放射線腫瘍学会(ASTRO)が発行した局所進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者への外照射放射線治療に関するエビデンスに基づいたガイドラインを承認することを公表した。ASCOの承認は本日Journal
EGFR遺伝子検査は進行肺がんにおいて十分に活用されてない
2015年5月26日
キャンサーコンサルタンツ最近の調査結果によれば、進行肺がん患者のほぼ四分の一は上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異検査を治療開始前に受けていない。 近年のEGFR標的薬の開発は治療選択肢を広げ、肺がん患者の転帰を改善してきた。
長期のスタチンの使用により肺がん死のリスクが低下
2015年5月12日
米国がん学会の論文誌であるCancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌にて発表された研究によると、肺がんと診断される前後の年にスタチンを使用した肺がん患者では、この疾患による死亡のリスク
ペンブロリズマブが進行性非小細胞肺がんに有望、臨床転帰はバイオマーカーに相関
2015年5月4日
ペンブロリズマブ[pembrolizumab]の免疫療法は進行性非小細胞肺がん(NSCLC)患者に安全で、持続的な臨床効果をもたらすことが明らかになった。そして、腫瘍のプログラム細胞死リガンド1(PD-L1)タンパク質レベルが高い患者ほど臨
肺がんの再発・転移と生存に関する指標が治療選択に役立つ可能性
2015年4月11日
米国国立がん研究所(NCI)ニュースノート原文掲載日:2015年3月23日 肺がんの転移や再発と、その後の肺がんによる死亡リスクを予測する予後因子について論じた新たな研究が発表された。米国国立がん研究所(NCI)の研究者らは、イタ
OncoLog 2015年3月号◆小細胞肺癌の研究により治療の選択肢が広がるか
2015年4月7日
MDアンダーソン OncoLog 2015年3月号(Volume 60 / Number 3) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
早期肺癌患者の生存に対する手術、放射線療法、初の有益性比較
2014年11月26日
早期肺癌患者の生存に対する各種治療法の有益性をはじめて比較した研究MDアンダーソンがんセンターニュースリリーステキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターで実施した研究の結果から、早期肺癌患者において肺全葉切除術は、肺部分切除術と比較して全
スニチニブ維持療法が小細胞肺がんに有効
2015年4月3日
キャンサーコンサルタンツ医師らは、スニチニブ(スーテント)を使用した維持療法が、進展型小細胞肺がん(SCLC)患者の進行を遅らせ、生存期間を延ばすと報告した。この有望な結果はこのほど、Journal of Clinical Oncology
FDAが進行肺扁平上皮癌の治療にニボルマブの適応拡大を承認
2015年3月15日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース 速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、プラチナ併用化学療法中または治療後に増悪した進行(転移性)肺扁平上皮癌患者の治療に対し、ニボルマブ(商品名:Opdivo[オプジーボ])の適応拡大を承認した。 肺癌
カルボプラチン・パクリタキセル+リニファニブ併用により進行非扁平上皮非小細胞肺癌の無増悪生存期間が延長するも毒性が増加
2015年3月3日
キャンサーコンサルタンツカルボプラチン・パクリタキセル化学療法にリニファニブ[linifanib]を追加することで進行非扁平上皮非小細胞肺癌(NSCLC)患者の予後が改善したという第2相臨床試験結果が、Journal of Clinical
OncoLog 2014年11-12月号◆House Call「禁煙のすすめ」
2014年12月29日
MDアンダーソン OncoLog 2014年11-12月号(Volume 59 / Number 11-12) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体
ダコミチニブは特定の進行非小細胞肺癌患者に有効
2014年12月29日
キャンサーコンサルタンツEGFR変異陽性またはEGFR阻害剤に奏効しやすい臨床的特徴を有する進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者の治療に対して、汎HER選択的阻害剤であるダコミチニブ[dacomitinib]が有望であるという第2相試験の結果
FDAが転移性非小細胞肺癌の治療にラムシルマブの適応拡大を承認
2014年12月29日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース速報米国食品医薬品局(FDA)は本日、転移性非小細胞肺癌(NSCLC)の治療に対し、ラムシルマブ[ramucirumab](商品名:Cyramza)の適応拡大を承認した。 肺癌の中で最もよくみられ
喫煙によって第2癌発症リスクが増加
2014年12月15日
速報:2014年11月6日 ニュースダイジェストの内容: ・連邦政府の資金提供による5件の前向きコホート研究の統合分析結果で、肺(ステージI)、膀胱、腎、頭頸部の癌の初回診断前に喫煙していた場合、第2癌発症リスクが増加することが明らかとなっ
非小細胞肺癌摘出後のMAGE-A3癌免疫補助療法剤は無病生存期間(DFS)を延長しない
2014年11月11日
第3相二重盲検ランダム化プラセボ対照試験MAGRITの結果報告 議題: 肺などの胸部腫瘍/癌免疫学 癌を摘出したMAGE-A3陽性非小細胞肺癌(NSCLC)患者の術後補助療法として、AS15アジュバント添加遺伝子組み換えMA
肺癌患者に対するEGFRおよびALK分子学的検査についての合同ガイドライン
2014年10月28日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、 米国病理学会(College of American Pathologists:CAP)、国際肺癌学会(International Association for the Study of Lung C