その他の呼吸器がん
デュルバルマブ化学免疫療法とゲノム解析により胸膜中皮腫の生存期間が向上
2021年11月30日
免疫療法剤デュルバルマブ(イミフィンジ)と、化学療法剤ペメトレキセド(アリムタ)およびシスプラチン/カルボプラチンとの併用療法は、手術不能な、肺を覆う組織である中皮のがん、胸膜中皮腫の患者に新たな治療選択肢となる可能性が示された。本知見は、
アテゾリズマブ+ベバシズマブ併用で進行悪性腹膜中皮腫に臨床的意義のある奏効
2021年8月3日
治療選択肢がわずかしかない希少がんの臨床試験で客観的奏効率40%を達成 進行した悪性腹膜中皮腫患者を対象にした第2相試験がテキサス大学MDアンダーソンがんセンターの主導で行われた。悪性腹膜中皮腫は、腹腔の内側を覆う組織(腹膜)に生じるまれな
中皮腫の腫瘍体積評価においてMRIはCTより優れている
2020年12月1日
中皮腫患者における原発巣の腫瘍体積を評価する際、MRIは、CTよりも優れていると英国の研究者らが報告した。 「腫瘍体積のMRI測定は、同じ腫瘍体積をCTで測定するよりも、その後の生存を予測する上で精度に優れていると思われる」と、英国のクイー
FDAが悪性胸膜中皮腫の一次治療にニボ+イピ併用を承認
2020年10月10日
アスベスト繊維の吸入により発現するがん、中皮腫に対する16年ぶりの承認 速報 2020年10月02日 本日、米国食品医薬品局(FDA)は、手術による切除が不能な悪性胸膜中皮腫成人患者の一次治療薬として、オプジーボ(販売名:ニボルマブ)とヤ―
免疫療法が、再燃した中皮腫に効果を示す可能性
2017年6月21日
ASCOの見解 「われわれは、より多種類のがんへの使用拡大に伴い、免疫療法の第2の波を目にしています。長い間、治療の選択肢があまりに少なかった中皮腫に対し、免疫療法が効果的な新しい治療法であることを本研究は示しています」と米国臨床腫瘍学会(
化学療法が進行性中皮腫患者の生存やQOLを改善しない可能性
2008年6月2日
キャンサーコンサルタンツ 2008年5月多施設共同ランダム化臨床試験に携わったイギリスとオーストラリアの研究者らは、進行性胸膜中皮腫に対する化学療法が生存やQOLを改善しない可能性があると結論した。この試験の詳細は2008年5月17日号のL
これまででもっとも大きな悪性中皮腫の臨床試験で新薬が生存期間の延長効果を示す
2006年3月15日
米国国立がん研究所(NCI)臨床試験結果Largest-Yet Mesothelioma Study Shows Survival Benefit with New Drug (Posted: 05/20/2002, Reviewed: 0