2023年の記事一覧

運動により転移乳がんのQOLが向上する可能性の画像

運動により転移乳がんのQOLが向上する可能性

米国がん学会(AACR) サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)転移性疾患の治療は無期限に続く可能性があり、効果的な介入の必要性が高まる

2023年12月5-9日開催のサンアント...
術後放射線療法を省略しても、低リスクDCIS乳がんの再発/進行に影響しないの画像

術後放射線療法を省略しても、低リスクDCIS乳がんの再発/進行に影響しない

米国がん学会(AACR) サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)MRIとDCIS遺伝子プロファイルを用いて治療対象の患者を層別化

2023年12月5日から9日まで開催されたサンア...
がん研究のデータの旅の画像

がん研究のデータの旅

なぜがん研究にデータが重要なのか?米国国立がん研究センター(NCI)で、研究がデータによって推進される理由を説明するため、命を吹き込まれた1つのゲノムデータ、Datumを紹介します。

NCIのデータ・サイエンス・リソースとイニシアチブを通じたデータムの旅の全ては以下をご覧ください。
https://bit.ly/41lnfIn



このビデオは科学を専門としない一般向けです。がん研究におけるデータ活用の背景を紹介することを目的としています。
バーチャル マインドボディ・フィットネスが がん患者に予想外の効果の画像

バーチャル マインドボディ・フィットネスが がん患者に予想外の効果

米国国立がん研究所(NCI) がん研究ブログがん治療中の人にとって、バーチャル・マインドボディ・フィットネス教室に参加することは、治療に伴う問題で入院するリスクが減るなど、重要な利点が...
比較的若い閉経後早期乳がんにも術後放射線は省略可の画像

比較的若い閉経後早期乳がんにも術後放射線は省略可

米国がん学会(AACR) サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS2023)5年間の追跡調査後の結果で、長期的研究が必要と判断されたステージIのホルモン受容体(HR)陽性乳...
【JAMT Café】紅茶の健康効果の画像

【JAMT Café】紅茶の健康効果

【JAMT Café】(ジャムティ・カフェ)  『海外がん医療情報リファレンス』の記事を取り上げ、専門家がわかりやすく解説します。


■■今回ご紹介する動画・記事■■■■
動画「紅茶の健康効果:NCIミニット」
   https://www.cancerit.jp/gann-kiji-itiran/gann-seikatu-undou-syokuji/post-14984.html
記事「紅茶の健康効果を示唆するNCI研究結果」
   https://www.cancerit.jp/gann-kiji-itiran/gann-seikatu-undou-syokuji/post-73121.html


■■解説■■■■■■■■■■■■■■
久保田馨先生(日本医科大学呼吸ケアクリニック 副所長/臨床腫瘍部門長、JAMT理事長)


■■目次■■■■■■■■■■■■■■
00:22 今日ご紹介する記事
01:21  どのような研究か?
02:27  研究結果
03:20  なぜ紅茶が健康にいいのか?
04:23  研究の結論
05:00  お茶以外で健康に良いものは?
06:15  サプリでも効果はある?

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一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT・ジャムティ) は、信頼性の高いがんの最新情報をお届けする非営利団体です。 『海外がん医療情報リファレンス』( https://www.cancerit.jp/ )ボランティアサイトを運営しています。

リンパ腫(DLBCL)の二次治療としてCAR-T細胞療法の費用対効果が低い現状の画像

リンパ腫(DLBCL)の二次治療としてCAR-T細胞療法の費用対効果が低い現状

ダナファーバーがん研究所研究概要表題
びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫の二次治療、キメラ抗原受容体 T 細胞療法:費用対効果の分析出版物Annals o...
再発した白血病、リンパ腫にネムタブルチニブが有望の画像

再発した白血病、リンパ腫にネムタブルチニブが有望

オハイオ州立大学総合がんセンターオハイオ州立大学総合がんセンター・アーサーG.ジェイムズがん病院リチャードJ.ソロベ研究所(OSUCCC – James)の研究者らが研究している新しい...
非小細胞肺がん、アロステリックEGFR阻害による薬剤耐性克服の可能性の画像

非小細胞肺がん、アロステリックEGFR阻害による薬剤耐性克服の可能性

ダナファーバーがん研究所アロステリック阻害薬EAI-432は、EGFR変異陽性の非小細胞肺がん(NSCLC)に対する新たな治療法を提供するEAI-432は、ATPポケット以外の部位に結...
進行膀胱がんにエンホルツマブ併用療法が新たな選択肢にの画像

進行膀胱がんにエンホルツマブ併用療法が新たな選択肢に

米国国立がん研究所(NCI) がん研究ブログ2件の大規模臨床試験の結果によると、進行膀胱がん患者に対する有効な治療選択肢が数十年ぶりに増えた。そのうちの1つの治療法、エンホルツマブ ベ...
化学療法の新しいアプローチ:NCIミニットの画像

化学療法の新しいアプローチ:NCIミニット

この動画では、化学療法の有害な副作用を軽減する可能性のあるがん治療の新しいアプローチに焦点を当てます。
一部の小細胞肺がんにタルラタマブが有効の画像

一部の小細胞肺がんにタルラタマブが有効

米国国立がん研究所(NCI) がん研究ブログ新しいタイプの標的免疫療法薬が、肺がんの中で最も悪性度の高い小細胞肺がん(SCLC)患者の約3人に1人で腫瘍を縮小させたことが臨床試験の結果...
FDAがデスモイド腫瘍にニロガセスタットを承認の画像

FDAがデスモイド腫瘍にニロガセスタットを承認

米国食品医薬品局(FDA)2023年11月27日、米国食品医薬品局(FDA)は全身治療を必要とする進行性のデスモイド腫瘍の成人患者を対象にニロガセスタット[nirogacestat](...
大腸がんサバイバーの食事に豆を取り入れると腸内環境が改善し免疫・炎症プロセスに好影響の画像

大腸がんサバイバーの食事に豆を取り入れると腸内環境が改善し免疫・炎症プロセスに好影響

MDアンダーソンがんセンター食事に白インゲン豆を加えることで腸内細菌叢(マイクロバイオーム)が多様化し、がんの予防や治療に役立つ可能性

テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新たな研...
肺温存手術は一部の早期肺がん患者で有効の画像

【JAMT Café】肺温存手術は一部の早期肺がん患者で有効

【JAMT Café】(ジャムティ・カフェ) 
『海外がん医療情報リファレンス』の記事を取り上げ、専門家がわかりやすく解説します。

■今回ご紹介する記事
「肺温存手術は一部の早期肺がん患者で有効」
https://www.cancerit.jp/gann-kiji-itiran/kokyuukigann/haigann/post-11676.html

■解説
久保田馨先生(日本医科大学呼吸ケアクリニック 副所長/臨床腫瘍部門長、JAMT理事長)

<目次>
1:05 肺温存手術とは?
3:26 非劣性ランダム化試験とは?
3:54 この臨床試験について
5:11  臨床試験結果
6:14 日本の状況は?
7:44 アメリカの試験と比べて日本の試験の成績がいいのはなぜ?

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一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT・ジャムティ) は、信頼性の高いがんの最新情報をお届けする非営利団体です。 『海外がん医療情報リファレンス』( https://www.cancerit.jp/ )ボランティアサイトを運営しています。

#肺がん #肺癌 #がん治療 #肺温存手術 #非小細胞肺がん #区域切除 #楔状切除
定位放射線療法(SBRT)と増感剤スーパーオキシドの併用は膵臓がんの治療成績を改善の画像

定位放射線療法(SBRT)と増感剤スーパーオキシドの併用は膵臓がんの治療成績を改善

MDアンダーソンがんセンター高線量の体幹部定位放射線療法に対する腫瘍の放射線感受性を高める局所進行膵臓がんにおいて、増感剤と特定の放射線療法との併用がより効果的で、より高い無増...
FDAがフルベストラント併用で乳がん治療薬カピバセルチブを承認の画像

FDAがフルベストラント併用で乳がん治療薬カピバセルチブを承認

米国食品医薬品局(FDA)2023年11月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、転移病変に対し1つ以上のホルモン療法レジメンで進行または術後療法終了後12カ月以内に再発したホルモン受容...
乳がん予防のため閉経後女性にアナストロゾールを推奨の画像

乳がん予防のため閉経後女性にアナストロゾールを推奨

キャンサーリサーチUK乳がん治療薬アナストロゾール(販売名:アリミデックス)は本日、英国でリスクの高い女性の乳がん予防の選択肢として認可された。

推定で289,000人の閉経後女性(その...
FDAが遺伝性がんのリスクを評価する血液検査を承認の画像

FDAが遺伝性がんのリスクを評価する血液検査を承認

米国国立がん研究所(NCI) がん研究ブログ米国食品医薬品局(FDA)は、特定のがんの発症リスクを高める可能性のある遺伝的な遺伝子変異を検出する血液検査に対して、販売承認を与えた。FD...
進行した胃・食道がんに2種の免疫チェックポイント(PD-1、TIGIT)阻害薬併用が有望の画像

進行した胃・食道がんに2種の免疫チェックポイント(PD-1、TIGIT)阻害薬併用が有望

米国臨床腫瘍学会(ASCO)ASCO専門家の見解「PD-1阻害薬+化学療法の併用は、胃・食道がんに対する標準的な一次治療です。進行した胃・食道がんには新たな治療法の開発が必要で...
米国がん免疫療法学会 2023(皮膚、大腸、肺がん他):MDA研究ハイライトの画像

米国がん免疫療法学会 2023(皮膚、大腸、肺がん他):MDA研究ハイライト

MDアンダーソンがんセンター特集:微生物叢への介入、皮膚がんや転移性メラノーマ(悪性黒色腫)に対する新しいドラッグデリバリー法、肺がんやリンチ症候群の治療戦略など

アブストラクト:153...
【JAMT Café】ニボルマブ(オプジーボ)と定位放射線の併用は放射線単独と比較して肺がんの予後を改善の画像

【JAMT Café】ニボルマブ(オプジーボ)と定位放射線の併用は放射線単独と比較して肺がんの予後を改善

【JAMT Café】(ジャムティ・カフェ)

■今回ご紹介する記事
「ニボルマブ(オプジーボ)と定位放射線の併用は、放射線単独と比較して肺がんの予後を改善」

■解説
久保田馨先生(日本医科大学呼吸ケアクリニック 副所長/臨床腫瘍部門長、JAMT理事長)

<目次>
01:46 予後とは?
02:07 どのような肺がんの予後を改善したのか?
04:00 定位放射線とは?
04:39 この治療法は肺がんの患者さんに対して普通に行われているもの?
05:26 この臨床試験について
06:23 無イベント生存割合とは?
07:41 この臨床試験の結果は?
08:15 薬剤併用群と定位放射線治療単独群で効果に大きな差があるのはなぜ?
09:01 定位放射線治療よりも、標準治療である手術の方が効果が高い?
10:56  今日のおさらい
11:41 今後について

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一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT・ジャムティ) は、信頼性の高いがんの最新情報をお届けする非営利団体です。 『海外がん医療情報リファレンス』( https://www.cancerit.jp/ )ボランティアサイトを運営しています。
FDAが遠隔転移を有する難治性大腸がんにフルキンチニブを承認の画像

FDAが遠隔転移を有する難治性大腸がんにフルキンチニブを承認

米国食品医薬品局(FDA)2023年11月8日、米国食品医薬品局(FDA)は、フルオロピリミジン、オキサリプラチン、イリノテカンをベースとする化学療法、抗VEGF療法、およびRAS野生...
FDAが上咽頭がんにトリパリマブを承認の画像

FDAが上咽頭がんにトリパリマブを承認

米国食品医薬品局(FDA)2023年10月27日、米国食品医薬品局(FDA)は、転移性または再発性の局所進行上咽頭癌(NPC)の成人患者に対する一次治療として、シスプラチンおよびゲムシ...