乳がん
早期浸潤性乳がんの治療決定のためのバイオマーカー使用に関する新ガイドライン
2016年3月4日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、早期浸潤性乳がんで、ホルモン受容体およびヒト上皮成長因子2(HER2)受容体の状態がわかっている女性に対する新たな診療ガイドラインを公表した。本ガイドラインには、術後補助全身療法を決定する際の指針となる乳
乳がん検診 臨床サマリー(2009)
2016年3月3日
米国予防医学専門委員会(USPSTF) 乳がん:検診 2009年11月 米国予防医学専門委員会(USPSTF)が作成した推奨は、米国政府から独立しており、米国医療研究品質局または米国保健社会福祉省の公式見解と解釈すべきではない。 &nbs
米国臨床腫瘍学会(ASCO)が乳がん治療後ケアに関するガイドラインを公表
2016年2月22日
キャンサーコンサルタンツ 米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、米国がん協会(ACS)と共同で乳がんサバイバーのための治療後のケアに関する最新版のサバイバーシップ・ガイドラインを公表し、その詳細がこのほどJournal of Clin
ホルモン療法剤アナストロゾールは、閉経後乳がんのリスクを半減させる
2016年2月22日
キャンサーコンサルタンツアロマターゼ阻害剤であるアナストロゾールは、高リスク閉経後女性の乳がんリスクを53%減少させることが発見された。アロマターゼ阻害剤は、閉経後女性のエストロゲン産生を遮断し、ホルモン受容体陽性乳がんの治療に広く用いられ
非浸潤性乳管がん(DCIS)に対するホルモン療法の種類は、QOLが決定の助けとなる
2016年2月13日
キャンサーコンサルタンツ非浸潤性乳管がん(DCIS)を有する60歳以上の閉経後女性において、治療に伴う生活の質(QOL)の問題やさまざまな副作用によって、最適なホルモン療法の種類が決まる場合もある。この結果がこのほどLancet誌で発表され
欧米型の食事に含まれる砂糖は、乳がんの増殖および転移リスクを高める
2016年2月12日
マウスを用いたMDアンダーソンの研究により、砂糖の炎症経路への悪影響が指摘されるMDアンダーソンがんセンター 典型的な欧米型の食事に多く含まれる砂糖が、乳がんおよび肺への転移のリスクを高める可能性があることが、テキサス州立大学MD
2015年画期的がん新治療薬〜最重要研究ハイライト~
2016年2月11日
ダナファーバーがん研究所 2015年、ダナファーバーがん研究所で最も重要な研究と臨床開発のリストの上位を占めたのは、白血病、大腸がん、脳腫瘍、肺がんおよび乳がんの新規治療薬であった。 特に注目されたのは次のとおり。&nb
Atezolizumabとアブラキサンの併用治療はトリプルネガティブ乳がんの新規治療法として有望
2016年2月4日
キャンサーコンサルタンツ治験薬アテゾリズマブ[atezolizumab]を化学療法薬剤ナブパクリタキセル(アブラキサン)と併用すると、トリプルネガティブ乳がんの患者に高い抗腫瘍効果が認められる。2015年度サンアントニオ乳がんシンポジウムに
術前化学療法へのカルボプラチン併用がトリプルネガティブ乳がん患者の生存を改善
2016年2月4日
キャンサーコンサルタンツトリプルネガティブ乳がん患者の術前化学療法にカルボプラチンを併用投与すると患者の無病生存率が改善することが、サンアントニオ乳がんシンポジウムで発表されたドイツの臨床試験の結果によって明らかになった[1]。
乳がん治療後ケアに関する新たな合同ガイドライン
2016年2月2日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)およびアメリカがん協会(ACS)は本日、乳がんサバイバーである成人女性患者の治療における合同臨床診療ガイドラインを公表した。本ガイドラインは、乳がん再発の経過観察、新たな原発がんのスクリーニング、長期および晩発障
FDAが乳がん化学療法による脱毛予防にDigniCap販売を承認
2016年2月3日
速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、化学療法を受ける女性乳がん患者の脱毛(脱毛症)を減らせる初めての冷却キャップ(商品名:DigniCap[ディグニキャップ])を米国内で販売することを承認した。 脱毛は、乳がんの治療
乳房全摘術+再建術は、早期乳がんに対するガイドライン推奨治療のなかで合併症発症率および合併症関連費用が最も高い
2016年1月25日
同治療法は65歳未満の患者 において最も高額であることもMDアンダーソンがんセンターの研究で判明MDアンダーソンがんセンター 早期乳がん女性でのガイドライン推奨治療法の評価で、年齢を問わず、乳房全摘術+再建術は合併症および合併症関
閉経後女性において歯周病は乳がんリスク上昇と関連
2016年1月20日
喫煙歴は、歯周病と乳がんリスク上昇との関連性に大きく影響する 慢性炎症性疾患である歯周病の閉経後女性は歯周病でない閉経後女性より乳がんを発症しやすいことが、米国がん学会(AACR)機関誌のCancer Epidemiology
アナストロゾールを投与された乳がんDCIS患者の症状は、タモキシフェン投与患者と異なる(サンアントニオ乳がんシンポジウム2015)
2016年1月18日
米国がん学会(AACR) プレスリリース 両群ともQOLは類似していると報告された 12月8~12日に開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウム2015で発表されたデータによると、非浸潤性乳管がん(DCIS)に対して腫瘍
乳がん患者で化学療法の開始が遅れると全生存が低下―トリプルネガティブ乳がんで顕著に
2016年1月18日
社会人口学的要素が治療開始の遅延の原因となることがMDアンダーソンがんセンターの研究で明らかにMDアンダーソンがんセンター 術後化学療法の開始が手術後91日以降まで遅れた場合、乳がん患者の中でも特にトリプルネガティブ乳がん(TNB
乳房全摘術+再建の合併症率および費用は腫瘍摘出+放射線よりも高い(SABCS2015)
2016年1月17日
米国の早期乳がん患者には、ガイドラインに従った局所治療のさまざまな選択肢がある中、民間保険の若年女性とメディケア(公的医療保険)の高齢女性の双方にとって、合併症率および合併症関連費用が最も高いのは乳房全摘術+再建であり、また、若年女性にとっ
アナストロゾール対タモキシフェン、乳がんDCISでは再発率に有意差なし(SABCS2015)
2016年1月15日
副作用プロファイルでは有意差がみられた 12月8~12日に開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウム2015でJack Cuzick医学博士より発表されたIBIS-II DCIS第3相臨床試験の結果によると、乳管上皮内がん(D
T-DM1が過去に複数の治療法を受けたHER2陽性乳がん患者の全生存期間を改善(サンアントニオ乳がんシンポジウム2015)
2016年1月11日
2種類以上のHER2標的治療(トラスツズマブ[商品名:ハーセプチン]+ラパチニブ[商品名:タイケルブ])を受けたにもかかわらず病態が進行したHER2陽性転移性乳がん患者のうち、トラスツズマブ・エムタンシン(T-DM1[商品名:カドサイラ])
血液検体の分析を行うことにより、ESR1遺伝子変異が広くみられ、また全生存期間の不良と関連することが示される(サンアントニオ乳がんシンポジウム2015)
2016年1月4日
変異の違いによりエベロリムスへの反応が予測可能に エストロゲン受容体(ER)陽性転移性乳がんでは、患者の血液検体から得た無細胞DNAにて検出されたエストロゲン受容体1(ESR1)遺伝子のD538GおよびY537S変異の両方また
第3相BELLE-2試験においてbuparlisibが無増悪生存期間の主要エンドポイントを達成
2015年12月29日
12月8日~12日に開催されたサンアントニオ乳がんシンポジウム2015にて発表されたデータによると、血液中にPIK3CA変異が認められたホルモン療法抵抗性のホルモン受容体陽性局所進行または転移性乳がん女性において、フルベストラント試験段階の
乳房温存療法は、早期ステージの患者では全摘術よりも良好な結果をもたらす
2015年12月28日
乳房温存療法+放射線治療を受けた早期ステージの乳がん患者は、放射線治療なしで乳房全摘術を受けた患者よりも10年後の全生存が改善していることが、12月8~12日に開催された2015サンアントニオ乳がんシンポジウムにおいてSabine Sies
カペシタビンは術前化学療法後に残存病変をもつ乳がん患者の転帰を改善
2015年12月24日
化学療法薬剤カペシタビン(ゼローダ) による治療は、術前化学療法で消失しなかったHER2陰性乳がん患者女性の無病生存率を改善したとのCREATE-X第3相臨床試験結果が、12月8日から12日に開催された2015サンアントニオ乳がんシンポジウ
デノスマブが閉経後のホルモン受容体陽性乳がん患者の無病生存期間を改善
2015年12月23日
ABCSG-18試験の以前の結果からもデノスマブによる骨折の減少が示された。 アロマターゼ阻害剤による補助療法にデノスマブを追加することで、閉経後のホルモン受容体陽性早期乳がん患者の無病生存期間が改善されたことが、2015サンアントニオ乳が
ルミナールA乳がんでは術後化学療法の効果は認められず
2015年12月22日
ルミナールA以外の乳がんでは効果が認められた 閉経前のルミナールAタイプの浸潤性乳がん女性は、術後化学療法の有無に関わらず10年無病生存率がほぼ同じであることが、2015年サンアントニオ乳がんシンポジウム(12月8~12日)で