乳がん
高濃度乳腺では、マンモグラフィ検診に超音波検査を追加すると癌検出率が向上
2015年2月11日
高濃度乳腺(dense breast)を有しマンモグラフィが正常だった女性に、乳房の超音波検査を追加で行ったところ乳癌検出率が向上したことが、サンアントニオ乳癌シンポジウム2014(2014年12月9~13日)で発表されたデータにより明らか
Pictilisibとフルベストラントの併用はER/PR陽性の進行乳癌女性に有効である可能性
2015年2月6日
開発中のpictilisib[ピクチリシブ、旧GDC-0941]を内分泌療法薬のフルベストラントと併用したところ、アロマターゼ阻害剤抵抗性を獲得したエストロゲン受容体(ER)陽性かつプロゲステロン受容体(PR)陽性の進行性および転移性乳癌女
フルベストラントはアナストロゾールよりも進行性乳癌患者の生存期間を延長
2015年2月4日
ホルモン受容体陽性進行性乳癌で、過去に進行疾患に対する治療を受けていない患者において、フルベストラントを投与した患者ではアナストロゾールを投与した患者よりも生存期間の延長がみられたことが、2014年サンアントニオ乳癌シンポジウム(12月9日
タモキシフェンにより高リスク女性の乳癌発症率が低下(IBIS-I試験結果)
2015年1月31日
乳癌リスクの高い女性を対象とした国際共同乳癌治療試験-I(IBIS-I)で中央値が16年間である追跡調査を実施した結果、タモキシフェン投与により乳癌全体の発症率が有意に減少した。試験成績は2014年12月9日から13日に開催されたサンアント
カペシタビンによる単剤化学療法は高齢の早期乳癌患者の生存を改善しない
2015年1月27日
標準化学療法による毒性が著しい、中等度から高リスクの高齢の早期乳癌患者に対し、標準的化学療法薬よりも副作用が少ないカペシタビンの単剤化学療法を行なった第3相ICE試験の結果、転帰の改善が認められなかったことが、サンアントニオ乳癌シンポジウム
ナブパクリタキセルにより初期乳癌患者が顕著な病理学的完全寛解を示す
2015年1月13日
キャンサーコンサルタンツ初期の高リスク乳癌女性の治療に対し、ナブパクリタキセル(アブラキサン)は従来の溶媒を用いたパクリタキセルより優れているという臨床試験結果が、ドイツの医師らによりサンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS)で報告された
HER2陽性乳癌に対するネラチニブの抗癌活性が引き続き示される
2015年1月13日
キャンサーコンサルタンツ現在実施中であるネラチニブ[neratinib]の第2相臨床試験の中間結果が、2014年サンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS)で発表された。 ネラチニブは、HER2およびHER4と上皮成長因子受容体(
運動は乳癌患者のホルモン療法による関節痛を有意に軽減する
2015年1月12日
キャンサーコンサルタンツ定期的な運動は乳癌治療に使用されるアロマターゼ阻害薬(AI)に関連する関節痛の軽減に役立つという研究結果が、今週のJournal of Clinical Oncology誌に掲載された[1]。 アロマターゼ
トリプルネガティブ乳癌に対するPD-1免疫チェックポイント阻害剤ペンブロリズマブの初期結果
2015年1月11日
キャンサーコンサルタンツ多種類の抗癌剤前治療歴を有するトリプルネガティブ乳癌患者に対して、チェックポイント阻害剤ペンブロリズマブペンブロリズマブ[pembrolizumab](商品名:キートルーダ)を評価する第1相臨床試験の初期成果が、この
OncoLog 2014年11-12月号◆In Brief「ワクチンによりHER2陽性乳癌の再発リスクが低下」
2014年12月29日
MDアンダーソン OncoLog 2014年11-12月号(Volume 59 / Number 11-12) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌で
OncoLog 2014年11-12月号◆糖尿病の枠を超えて:メトホルミンの癌領域での有用性
2014年12月27日
MDアンダーソン OncoLog 2014年11-12月号(Volume 59 / Number 11-12) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌で
卵巣機能抑制+タモキシフェン療法を受けた閉経前の女性では乳癌再発リスクが低下
2014年12月26日
米国国立がん研究所(NCI)ニュースノート原文掲載日:2014年12月11日 NCIから研究助成と支援を受けた臨床試験において、早期乳癌の手術後タモキシフェンの投与を受けた閉経前女性に対して卵巣機能抑制を行うことにより、乳癌再発率
OncoLog 2014年10月号◆House Call「癌の徴候」
2014年11月20日
MDアンダーソン OncoLog 2014年10月号(Volume 59 / Number 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号U
ベバシズマブを併用した二次治療でHER2陰性進行乳癌患者の無増悪生存期間が改善
2014年11月5日
キャンサーコンサルタンツHER2陰性の進行乳癌の二次治療として、化学療法にベバシズマブ(アバスチン)を併用すれば、無増悪生存期間が改善する。ユニバーシティ・ウィメンズ病院(ドイツ、フランクフルト)のvon Minckwitz氏らはこのほど、
OncoLog 2014年9月号◆深吸気呼吸停止は左乳癌の患者を放射線起因性心毒性から保護する
2014年10月15日
MDアンダーソン OncoLog 2014年9月号(Volume 59 / Number 9) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
ウォーキングやランニングで乳癌リスク低下
2014年10月11日
キャンサーコンサルタンツ乳癌リスクを減少させたい?それなら靴紐を結んで動き出そう。なぜなら運動には大きな効果があるから。 運動が癌リスクを減少させるのに極めて重要であることを示す証拠が相次いで出されている。このたび、新たな試験で4
乳房温存療法は乳房切除術より優れている可能性
2014年10月10日
キャンサーコンサルタンツ乳癌は、米国だけで年間約40,000人の女性の命を奪っている。早期乳癌とは、原発巣の部位から転移していない癌のことである。早期乳癌患者、特に腋窩(腕の下)リンパ節まで癌が転移していない患者(リンパ節転移陰性)の場合、
HER2タンパク質由来ワクチンが乳癌再発の予防を促進する可能性
2014年10月3日
キャンサーコンサルタンツ乳癌のためのHER2タンパク質由来の新ワクチンが、HER2陽性疾患患者における再発を安全に予防する手助けとなる可能性がある。9月4~6日にサンフランシスコで開催された2014年乳癌シンポジウムにおいて、このワクチンの
簡単な介入でマンモグラフィー検診の期日を過ぎた女性の受診率が向上
2014年10月2日
<乳癌の予防、検診、治療における発展ー2014年乳癌シンポジウム主要研究ハイライト> (折畳記事) *この要約には抄録にはない最新データが記載されています 専門家の見解: 「乳癌の検診による検出率を向上させる方法として、画像診断の技術の発達
女優アンジェリーナ・ジョリーの告白によってカナダのがんセンターでのBRCA遺伝子検査の受診率が倍増か
2014年9月30日
<乳癌の予防、検診、治療における発展ー2014年乳癌シンポジウム主要研究ハイライト> (折畳記事) *この要約には抄録にはない最新データが記載されています 専門医の見解: 「有名人を襲う健康問題には、特別な関心が寄せられます。アンジェリーナ
術前化学療法への反応性と腫瘍タイプは乳癌における局所再発の強い予測因子
2014年9月29日
<乳癌の予防、検診、治療における発展ー2014年乳癌シンポジウム主要研究ハイライト> (折畳記事) *この要約には抄録にはない最新データが記載されています 専門家の見解: 「腫瘍径は大きいが転移をしていない乳癌の女性に対して、しばしば術前化
予防的対側乳房切除術の考慮に影響を与えている要因が調査により明らかに
2014年9月29日
乳癌の予防、検診、治療における発展ー2014年乳癌シンポジウム主要研究ハイライト (折畳記事) *この要約には抄録にない最新データが記載されています 専門家の見解: 「生存率は同等であるにもかかわらず、乳房温存手術+放射線治療よりも両胸の乳