Pembrolizumab[ペムブロリズマブ]

このページは、Pembrolizumab[ペムブロリズマブ]の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。

米国の商標 Keytruda[キイトルーダ]
FDA承認 承認済み

FDA承認済み適応一覧

薬剤添付文書はこちらDailyMed

 

適応となるがん

ペムブロリズマブは、以下の治療において承認されています。

肝細胞癌 ソラフェニブによる治療歴を有する肝細胞がん FDAが肝細胞がんにペムブロリズマブを迅速承認

子宮頸がん PD-L1陽性で、化学療法中または治療後に進行した子宮頸がん
 FDAが再発または転移性子宮頸がんにペンブロリズマブを承認(2018年6月12日)

胃がん・胃食道接合部がん PD-L1陽性で、2つ以上のフルオロピリミジン、プラチナ製剤併用療法、または抗Her2/neu療法にも奏効しない再発性、局所進行、転移性胃がん。
 ペムブロリズマブを胃がんにFDAが迅速承認(2017年9月22日)

古典的ホジキンリンパ腫(成人および小児)3つ以上の治療にも奏効しない、難治性ホジキンリンパ腫。
 ペムブロリズマブ、古典的ホジキンリンパ腫にFDAが迅速承認(2018年3月24日)

●転移した非小細胞肺がん。がんにPD-L1タンパク質が発現し、プラチナ製剤による化学療法の治療中または治療後にがんが増悪した患者に使用されます。特定の遺伝子変異を有するがん患者は、遺伝子変異に対しFDAが承認した治療を受けた後に増悪した場合にのみ、ペムブロリズマブによる治療を受けるべきです。
 FDAが転移扁平上皮肺がんの初回治療にペムブロリズマブ併用を承認(2018年10月30)
 FDAが転移非扁平上皮肺がん初回治療にぺムブロリズマブを正式承認(2018年8月20日)
 ペムブロリズマブ、高PD-L1発現肺癌一次治療にFDA承認(2016年10月24日)
 FDAが進行非小細胞肺がんの治療にペムブロリズマブを承認(2015年10月2日)

原発性縦隔大細胞型B 細胞リンパ腫 2つ以上の治療に奏効しなかった再発、難治性の成人および小児腫瘍。
 FDA が再発・難治性B細胞リンパ腫(PMBCL)にペムブロリズマブを承認(2018年6月13日)

尿路上皮がん(膀胱がん) PD-L1陽性で、プラチナベースの化学療法施行中もしくは施行後、またはプラチナベースの術前もしくは術後化学療法施行後12カ月以内に病勢が進行した局所進行または転移性尿路上皮がん。 
 FDAが進行または転移性尿路上皮がんにペムブロリズマブを承認(2018年5月18日)

マイクロサテライト不安定性陽性(MSI-H)またはミスマッチ修復欠損(dMMR)を有する成人または小児切除不能または転移性の固形腫瘍 FDAが特定の遺伝子特性を有するあらゆる固形がんにペムブロリズマブを承認(2017年5月23日)

頭頸部扁平上皮がん。プラチナ製剤による化学療法の治療中または治療後にがんが増悪した転移性または再発性腫瘍。
 FDAが頭頸部扁平上皮がん治療にペムブロリズマブを迅速承認(2016年8月5日)

●切除不能または転移メラノーマ
 FDAが転移性メラノーマの一次治療にペムブロリズマブを承認(2015年12月18日)

ペムブロリズマブはその他のがんの治療にも試験が行われています。

<その他の記事>
FDAが尿路上皮がんでのアテゾリズマブとペムブロリズマブの使用を制限(2018年6月19日)
 転移性尿路上皮がん患者を対象とした臨床試験において、前治療歴がなく、PD-L1発現が低い患者では、プラチナベースの化学療法と比較し、ペムブロリズマブ(商品名:キイトルーダ)またはアテゾリズマブ(商品名:テセントリク)の単剤療法(単独療法)では生存率の低下がみられた

Pembrolizumab[ペムブロリズマブ]に関する詳細情報

NCI治療薬辞典による定義-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
ペムブロリズマブに関するMedline Plusの情報(原文)-この治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。

・この治療薬に関するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用

治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか、別の試験で調べられることがしばしばあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法にのみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。
【ファクトシート】がんの分子標的治療:Q&A(日本語)-この治療薬をがんに使用する際の情報

研究結果

【NCIブログ~がん研究の動向】ペムブロリズマブが非常にまれなタイプの皮膚がん(メルケル細胞がん)患者に有望と示される(2016年4月19日)(日本語)

【臨床試験結果】Pembrolizumab Improves Progression-Free Survival in Patients with Ipilimumab-Resistant Melanoma[ペムブロリズマブはイピリムマブに耐性を持つメラノーマ患者の無増悪生存期間を改善](2015/07/20)(原文)– この治療薬に関する重要な臨床試験結果、背景や試験実施方法についての情報
【臨床試験結果】Pembrolizumab Improves Overall Survival in Patients with Advanced Melanoma[ペムブロリズマブは進行したメラノーマ患者の全生存期間を改善](2015/05/26)(原文)– この治療薬に関する重要な臨床試験結果、背景や試験実施方法についての情報
NCIブログ~がん研究の動向】Lung Cancer Precision Medicine Trials: Adapting to Progress[肺がんに対する高精度医療(Precision Medicine)臨床試験:進歩に対応](2015/11/30)(原文)–この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ~がん研究の動向】The Playing Field for Cancer Checkpoint Inhibitors Is Expanding[がんチェックポンント阻害剤の領域広がる](2015/06/04)(原文) ―この治療薬に対するNCIからの情報

 NCIブログ~がん研究の動向】Trial Yields Positive Data on Pembrolizumab for Lung Cancer, Potential Response Biomarker[ペムブロリズマブに反応する肺がんを特定するバイオマーカーに関する肯定的なデータが臨床試験で得られた](2015/04/24)(原文)–この治療薬に対するNCIからの情報
【がんトピック】New Therapies Are Changing the Outlook for Advanced Melanoma [変わり続ける新しい治療法 - 進行性メラノーマ治療の展望](2014/12/23)(原文) –この治療薬に対するNCIからの情報

現在行われている臨床試験

ペムブロリズマブに関する臨床試験を検索-現在患者を受け入れているがん領域のNCI試験のリスト

 

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原文掲載日:

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