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Pomalidomide[ポマリドミド]

ポマリドミドは、以下の治療に承認されています。
・高活性抗レトロウイルス療法(HAART)による治療後に疾患が増悪した成人のAIDS関連カポジ肉腫
・HIV陰性の成人のカポジ肉腫
・多発性骨髄腫。レナリドミドとプロテアソーム阻害剤を含んだ2種類以上の他の療法による治療中または治療後に疾患が増悪した成人患者の治療にデキサメタゾンとの併用で使用されます。
Polatuzumab Vedotin-piiq[ポラツズマブベドチン]の画像

Polatuzumab Vedotin-piiq[ポラツズマブベドチン]

ポラツズマブベドチンは、以下の治療に承認されています。
・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫。2つ以上の他の治療を受けた後にがんが再発した、または改善しなかった成人患者に、ベンダムスチンおよびリツキシマブとの併用で使用されます。
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Plerixafor[プレリキサホル]

プレリキサホルは、以下の治療に顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)との併用で承認されています。
・多発性骨髄腫
・非ホジキンリンパ腫(NHL)
プレリキサホルは、自家幹細胞移植において幹細胞が骨髄から末梢血中へ移行することを助長します。これにより幹細胞を回収、貯蔵し、患者の体内に戻すことが可能となります。
Pexidartinib[ペキシダルチニブ]の画像

Pexidartinib[ペキシダルチニブ]

ペキシダルチニブは、以下の治療に承認されています。
・腱滑膜巨細胞腫。手術による改善の見込みがない重度の疾患に伴う症状を有する特定の成人患者に使用されます。
Pertuzumab, Trastuzumab, and Hyaluronidase-zzxf[ペルツズマブ・トラスツズマブ・ヒアルロニダーゼ]の画像

Pertuzumab, Trastuzumab, and Hyaluronidase-zzxf[ペルツズマブ・トラスツズマブ・ヒアルロニダーゼ]

ペルツズマブ・トラスツズマブ・ヒアルロニダーゼは、以下の治療にドセタキセルまたは他の化学療法との併用で承認されています。
・HER2陽性乳がん。
- 局所進行、炎症性、または早期乳がんの成人患者に、術前補助化学療法として使用されます。化学療法と併用して投与されます。
- がんの再発リスクが高い早期乳がんの成人患者に、術後補助化学療法として使用されます。化学療法と併用して投与されます。
- 抗HER2療法または化学療法による治療歴のない転移乳がんの成人患者に使用されます。ドセタキセルと併用して投与されます。
ペルツズマブ・トラスツズマブ・ヒアルロニダーゼは、皮下注射で投与されるペルツズマブとトラスツズマブの固定用量配合剤です。点滴で投与されるペルツズマブまたはトラスツズマブより短時間で投与できます。
Vincristine Sulfate[ビンクリスチン]の画像

Vincristine Sulfate[ビンクリスチン]

ビンクリスチンは、以下の疾患を有する成人および小児患者の治療に承認されています。

・急性白血病

ビンクリスチンは、以下を含む他のがん種を有する成人および小児患者の治療に使用されることがあります。

・ホジキンリンパ腫

・神経芽細胞腫

・非ホジキンリンパ腫(NHL)

・横紋筋肉腫

・ウィルムス腫瘍

ビンクリスチンは、他のがん種の治療についても試験が行われています。

ビンクリスチンにはビンクリスチンリポソームという別製剤もあります。詳細は、ビンクリスチンリポソームの薬剤情報をご覧ください。
Vinblastine Sulfate[ビンブラスチン]の画像

Vinblastine Sulfate[ビンブラスチン]

ビンブラスチンは、以下の疾患に緩和療法として承認されています。

・他の治療法で改善しなかった乳がん。成人患者に使用されます。

・他の化学療法で改善しなかった絨毛がん(妊娠性絨毛性疾患の一種)。成人患者に使用されます。

・ホジキンリンパ腫。進行疾患を有する成人および小児患者に使用されます。

・カポジ肉腫。成人患者に使用されます。

・菌状息肉腫(皮膚T細胞リンパ腫の一種)。成人患者に使用されます。

・成人の非ホジキンリンパ腫(NHL)

・精巣胚細胞腫瘍。進行疾患を有する成人および小児患者に使用されます。
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Venetoclax[ベネトクラクス]

ベネトクラクスは、以下の治療に承認されています。

・新たに診断された急性骨髄性白血病。75歳以上の成人患者または集中的な導入化学療法が非適応の成人患者に使用されます。アザシチジン、デシタビンもしくは低用量のシタラビンと併用されます。

・成人の慢性リンパ性白血病(CLL)または小リンパ球性リンパ腫(SLL)。単剤で投与されるか、オビヌツズマブまたはリツキシマブとの併用で投与されます。
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Vemurafenib[ベムラフェニブ]

ベムラフェニブは、BRAF遺伝子に特定の変異を有する以下の疾患の患者の治療に承認されています。

・エルドハイム・チェスター病

・切除不能または転移したメラノーマ

ベムラフェニブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
Vandetanib[バンデタニブ]の画像

Vandetanib[バンデタニブ]

バンデタニブは、以下の治療に承認されています。

・切除不能な局所進行または転移した甲状腺髄様がん。
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Ponatinib Hydrochloride[ポナチニブ ]

ポナチニブは、以下の治療において承認されています。
・フィラデルフィア染色体陽性でT315I変異のある急性リンパ性白血病
・T315I変異のある慢性骨髄性白血病
T315I変異のない上記白血病の患者については、他のチロシンキナーゼ阻害剤による治療を受けることができなかった場合に、ポナチニブが使用されます。
Pralatrexate[プララトレキセート]の画像

Pralatrexate[プララトレキセート]

プララトレキセートは、以下の治療に承認されています。
・難治性または再発した末梢T細胞リンパ腫
Pralsetinib[プラルセチニブ]の画像

Pralsetinib[プラルセチニブ]

プラルセチニブは、以下の治療に承認されています。
・RET遺伝子変異を有する進行または転移甲状腺髄様がん。
・RET融合遺伝子を有する転移非小細胞肺がん。
・RET融合遺伝子を有する進行または転移甲状腺がん。
Prednisone[プレドニゾン]の画像

Prednisone[プレドニゾン]

プレドニゾンは、炎症を軽減し免疫反応を抑制する目的での使用に承認されています。
プレドニゾンは、他剤との併用で以下のがんの治療に使用されます。
・急性リンパ性白血病(ALL)および急性骨髄性白血病(AML)。成人および小児患者に緩和療法として使用されます。
・慢性リンパ性白血病(CLL)および慢性骨髄性白血病(CML)。成人患者に緩和療法として使用されます。
・ホジキンリンパ腫。成人患者に緩和療法として使用されます。
・菌状息肉腫(皮膚T細胞リンパ腫の一種)
・非ホジキンリンパ腫。成人患者に緩和療法として使用されます。
プレドニゾンは、単独または他剤との併用で、がんに関連した以下の病態の予防および治療にも使用されます。
・貧血
・薬剤過敏症(アレルギー反応)
・高カルシウム血症(血中カルシウム値の上昇)
・血小板減少症(血小板値の低下)
Procarbazine Hydrochloride[プロカルバジン]の画像

Procarbazine Hydrochloride[プロカルバジン]

プロカルバジンは、以下の治療に他剤との併用で承認されています。
・進行ホジキンリンパ腫。成人および小児患者に使用されます。
Propranolol Hydrochloride[プロプラノロール]の画像

Propranolol Hydrochloride[プロプラノロール]

プロプラノロールは、以下の治療に承認されています。
・小児血管腫(良性腫瘍)。5週目から5か月までの小児患者に使用されます。
本適応で承認されているプロプラノロールの商品名(以下、米国商標):「ヘマンジオル」。
プロプラノロールは、褐色細胞腫患者の手術前や他の疾患や病態を含む高血圧の治療に他の商標でも使用されています。
Valrubicin[バルルビシン]の画像

Valrubicin[バルルビシン]

バルルビシンは、以下の治療に承認されています。

膀胱がん。カルメット-ゲラン桿菌(BCG)による治療が奏効しない上皮内がんに対する治療として膀胱内に直接投与されます。直ちに手術を受けることができない患者に使用されます。
Sunitinib Malate [ス二チニブ]の画像

Sunitinib Malate [ス二チニブ]

スニチニブは、以下の治療に承認されています。

・消化管間質腫瘍(胃がんの一種)。イマチニブを使用中に病態が増悪した患者や、イマチニブを使用できない患者に対して使用されます。

・膵臓がん。手術による摘出不可能、局所進行または転移した進行性神経内分泌腫瘍の患者に対して使用されます。

・腎細胞がん(腎がんの一種)。

・進行疾患の患者に使用されます。

・腎摘除術を受けており、がんが再発するリスクが高い患者に補助療法として使用されます。

スニチニブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
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Pertuzumab[ペルツズマブ]

ペルツズマブは、以下の治療にトラツズマブおよびドセタキセルまたは他剤との併用で承認されています。
・HER2陽性(HER2+)の乳がん
・転移疾患に対して抗HER2療法や化学療法を受けたことのない転移疾患の患者に使用されます。
・局所進行、炎症性または早期乳がんに対する術前補助療法(術前に腫瘍を縮小させるため)として使用されます。
・再発リスクの高い早期乳がんに補助療法として使用されます。
Pemigatinib[ペミガチニブ]の画像

Pemigatinib[ペミガチニブ]

ペミガチニブは、以下の治療に承認されています。
・転移または局所進行し手術による治療ができない胆管がん。FGFR2遺伝子融合またはFGFR2遺伝子の構造に他の変化を有する疾患に対して治療歴がある成人患者に使用されます。
Pemetrexed[ペメトレキセド]の画像

Pemetrexed[ペメトレキセド]

ペメトレキセドは、以下の治療に単剤または他剤との併用で承認されています。
・手術で治療できない悪性胸膜中皮腫
・再発、局所進行または転移した非扁平上皮非小細胞性肺がん(特定の患者)
Sotorasib [ソトラシブ]の画像

Sotorasib [ソトラシブ]

ソトラシブは、以下の治療に承認されています。

・KRAS p.G12C変異を有する転移非小細胞肺がん(NSCLC)。1種類以上の全身療法を受けた成人患者に使用されます。

ソトラシブは、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験により本剤がこれらの患者に有用性をもたらすことが示されなければなりません。

ソトラシブは他のがん種についても試験が行なわれています
Sorafenib Tosylate [ソラフェニブ]の画像

Sorafenib Tosylate [ソラフェニブ]

ソラフェニブは、以下の治療に承認されています。

・手術による切除不能な肝細胞がん(肝がんの一種)。

・進行腎細胞がん(腎がんの一種)。

・甲状腺がん。放射性ヨード療法に反応しなくなった進行、再発または転移疾患を有する特定の患者に使用されます。

ソラフェニブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
Uridine Triacetate [ウリジントリアセテート]の画像

Uridine Triacetate [ウリジントリアセテート]

ウリジントリアセテートは、以下の緊急治療薬として承認されています 。

・フルオロウラシルまたはカペシタビン投与後4日以内に発現した心疾患系または 中枢神経系に対する毒性またはその他の重篤な副作用

・フルオロウラシルまたはカペシタビンの過剰投与

ウリジントリアセテートは、その他の病態 についても試験が行われています。