Axicabtagene Ciloleucel[アキシカブタゲン シロルユーセル]
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このページは、Axicabtagene Ciloleucel[アキシカブタゲン シロルユーセル]の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。
米国の商標 | Yescarta[イエスカルタ] |
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FDA承認 | 承認済み |
FDA承認済み適応一覧
薬剤添付文書はこちらDailyMed
FDA承認ニュース
適応となるがん
アキシカブタゲン シロルユーセルは、以下の成人患者の治療に承認されています。
・以下のタイプを含むB細胞非ホジキンリンパ腫(NHL)
- びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)
- 濾胞性リンパ腫の既往がある患者におけるDLBCL
- 濾胞性リンパ腫1
- 原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
- 高悪性度B細胞リンパ腫
少なくとも2種類の他の全身治療を受けた後に疾患が再発または改善しなかった成人患者に使用されます。
・初回化学免疫療法が奏効しなかった、または初回化学免疫療法から12か月以内に再発したDLBCL
アキシカブタゲン シロルユーセルはYescartaリスク評価・リスク緩和戦略(REMS)という特別なプログラムの一環としてのみ使用可能です。
1本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験によりアキシカブタゲン シロルユーセルがこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。
アキシカブタゲン シロルユーセルは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
Axicabtagene Ciloleucel[アキシカブタゲン シロルユーセル]に関する詳細情報
NCI治療薬辞典による定義(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名。
アキシカブタゲン シロルユーセルに関するMedlinePlusの情報(原文)-この治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に関するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用
治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか、別の試験で調べられることがしばしばあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法にのみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。
【ファクトシート】がんの分子標的薬(日本語訳)-この治療薬をがんに使用する際の情報
【ファクトシート】T細胞移植療法(原文)-この治療薬をがんに使用する際の情報
研究結果
【NCIブログ】非ホジキンリンパ腫にCAR-T細胞療法をより早期段階で使用すべきか(2022/01/13)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCIブログ】CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組み(2020/04/23)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCIブログ】Remodeled CAR T-Cell Therapy Reduces Side Effects in First Clinical Trial [改変されたCAR-T細胞療法が最初の臨床試験で副作用を減少](2020/02/20)(原文)-この治療薬に対するNCIからの情報
【がんトピック】CAR T Cells: Engineering Patients’ Immune Cells to Treat Their Cancers[CAR-T細胞:患者の免疫細胞を自身のがんを治療するために遺伝子工学的に操作](2017/12/14)(原文)-この治療薬に関するNCI広報部による情報
現在行われている臨床試験
アキシカブタゲン シロルユーセルに関する臨床試験を検索(原文) -現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト
2022年4月8日更新
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