Recombinant Human Papillomavirus(HPV)Quadrivalent Vaccine[遺伝子組換えヒトパピローマウイルス(HPV)4価ワクチン]

米国承認初掲載日: 2010/05/07~

このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
Recombinant Human Papillomavirus(HPV)Quadrivalent Vaccine[遺伝子組換えヒトパピローマウイルス(HPV)4価ワクチン]の簡単な解説と、本ワクチンの用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。

米国の商標 Gardasil[ガーダシル]
日本の承認の有無/商標KEGG PMDA で調べる

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『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 → Recombinant Human Papillomavirus(HPV)Quadrivalent Vaccine

適応となるがん

ヒトパピローマウイルス(HPV)4価組換えワクチンは、特定の種類のHPVに起因するいくつかの病態の予防に承認されています。本ワクチンは異なる4種のHPVに対する予防効果があります。
9~26歳の人に、以下の予防に使用されます。
肛門がん
子宮頸がん
膣がん
外陰がん
・肛門がん、子宮頸がん、膣がん、外陰がんの前がん病変
尖圭コンジローマ
遺伝子組換えHPV4価ワクチンは、米国では現在使用されていません。他の国では使用されています。

→ 適応となるがん最新(原文ページ)

FDA承認ニュース
四価ヒトパピローマウイルス(HPV)組換えワクチンのFDA承認(日本語訳)

Recombinant Human Papillomavirus(HPV)Quadrivalent Vaccine[遺伝子組換えヒトパピローマウイルス(HPV)4価ワクチン]に関する詳細情報

NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、このワクチンに対する別名
Medline Plusの情報(原文)-ワクチンに関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・このワクチンに対するFDAの警告や注意
・このワクチンの適応症、使用方法
・このワクチンの使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・このワクチンの使用の前に知っておくべきこと
・このワクチンと相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用

研究結果
【NCIブログ】HPVワクチンが男性の口腔HPV感染に対する「集団免疫」をもたらす(2019/10/08)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCIブログ】HPVワクチン―重要ながん予防手段を拡大(2018/12/20)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCIブログ】がん予防というメッセージは、保護者とのHPVワクチン接種に関する話し合いにとって重要である(2018/07/10)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報

ワクチンは、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。

遺伝子組組換えヒトパピローマウイルス4価ワクチンの臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト

検索リンク

PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索が可能です。

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