頭頸部がん
ニボルマブ、再発頭頸部がんにおいて治療増悪後の継続投与でも効果
2017年12月5日
CheckMate141試験の最新データにより、治療増悪後のニボルマブ継続投与による腫瘍縮小効果が明らかに 再発/転移性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)患者において、プラチナベース化学療法後6カ月以内に再発をきたし、ニボルマ
ニボルマブとISA101ワクチン併用療法が中咽頭がんに有効
2017年11月17日
チェックポイント阻害剤ニボルマブ、およびヒトパピローマウイルス16(HPV16)に対する合成ロングペプチドワクチンISA 101の併用治療は、ニボルマブ単剤治療による過去のデータと比較して難治性中咽頭がん患者の奏効を改善したという知見が、ス
デュルバルマブがPD-L1高発現の再発・転移性頭頸部扁平上皮がんに有効
2017年11月11日
プラチナベースの化学療法後に増悪がみられたPD-L1高発現の再発または転移性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)患者が、抗PD-L1免疫治療薬、durvalumab[デュルバルマブ]に高い奏効を示したことが、スペイン、マドリードで開催された2
血漿中EBV検査が上咽頭がんスクリーニングに有効な可能性
2017年8月28日
上咽頭がんのスクリーニングにおける血漿中のEBウイルスDNAの前向き解析 ある前向き研究で、循環エプスタイン・バー・ウイルス(EBV)DNAが、香港の無症候の参加者20,174人から採取された血漿検体で測定され、309人の陽性
PD-L2発現が抗PD-1免疫療法の奏効を予測できる可能性
2017年7月29日
ヒト腫瘍のPD-L2タンパク質発現は、PD-L1発現の有無に関わらず、頭頸部扁平上皮がん患者の抗PD-1免疫療法剤ペムブロリズマブ(キートルーダ)への臨床反応に関連しているという研究が、米国がん学会の機関誌Clinical Cancer R
HPVワクチン接種により口腔HPV感染が減少
2017年5月30日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、これまでに開発されたがん予防法の中で最も重要な予防法の一つとなる可能性があり、すでに世界中の子宮頸がんの負担を軽減しています」と、ASCO次期会長のBruce
放射線照射後の頭頸部がん再発は腫瘍のPD-L1高発現と関連
2017年5月19日
ヒトパピローマウイルス(HPV)陰性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)の放射線療法後における再発は、腫瘍のPD-L1(タンパク質)発現度が高いことに関係するとの研究結果が、米国がん学会(AACR)学会誌Clinical Cancer Res
イチゴと喫煙者の口腔がんリスクを探る初期試験
2017年4月22日
たばこの煙やヘビースモーカーの唾液は、イチゴに含まれるがん抑制物質の代謝や、口腔がんリスクに関連する遺伝子の発現に影響するのだろうか? 影響すると仮定して実施されたオハイオ州立大学総合がんセンター Arthur G. Jame
腫瘍増大後の頭頸部がんへも免疫チェックポイント阻害剤が有効
2017年4月17日
ダナファーバーがん研究所および他の施設の研究者による新たな研究では、頭頸部がんの患者の一部は腫瘍が増大する徴候が認められた後も、免疫療法薬による治療の継続で利益が得られる可能性が示唆された。 研究者らは、2017年4月3日月曜
英NICEが頭頸部がんの診断、評価、管理の品質基準を公表
2017年4月14日
優先改善項目における質の高いケアについての記述を公表 2017年3月、英国国立医療技術評価機構(NICE)は頭頸部がんにおける品質基準[QS146]を公表した。この品質基準では若年者(16歳および17歳)と成人(18歳以上)の上気道消化管が
口腔咽頭がん発症率増加の原因、HPV感染以外にも
2016年12月27日
2002~2011年における英国の口腔咽頭扁平上皮がん発症率の増加について、同期間中のヒトパピローマウイルス(HPV)の陽性疾患率は変わっていないことから、HPVへの感染だけに起因するものではないという研究報告が、米国がん学会誌「Cance
FDA、ニボルマブを頭頸部がんに拡大承認
2016年11月11日
Approved Drugs 米国食品医薬品局(FDA)は2016年11月10日、再発または転移性の頭頸部扁平上皮がん(SCCHN)で、プラチナベース化学療法中あるいは治療後に病勢進行がみられる患者の治療に、ニボルマブ(商品名:オプジーボ、
FDAが頭頸部扁平上皮がん治療にペムブロリズマブを迅速承認
2016年8月17日
Oncology Approved Drugs 2016年8月5日、米国食品医薬品局(FDA)は、白金製剤を含む化学療法の実施中または実施後に疾患が進行した再発または転移性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)の治療に、pembr
ペムブロリズマブが頭頸部がんに効果
2016年7月5日
ダナファーバーがん研究所原文掲載日:2016年6月6日米国臨床腫瘍学会の2016年年次総会(ASCO 2016)において、ダナ・ファーバー癌研究所やペンシルバニア大学などの研究者らが第2相臨床試験の結果を示し、pembrolizumab[ペ
ニボルマブが再発、転移した頭頸部扁平上皮がん患者の生存期間を延長
2016年5月30日
免疫療法薬ニボルマブ(オプジーボ)による治療は、試験責任医師が選択した単剤化学療法と比較して、プラチナベースの化学療法後に進行した再発または転移性頭頸部扁平上皮がん患者の生存期間を延長した。これは、米国がん学会年次総会(2016年4月16日
C型肝炎患者は特定の頭頸部がんを2~5倍発現しやすい可能性
2016年5月9日
MDアンダーソンがんセンター MDアンダーソンがんセンターの試験で、新たながん種との関連性が初めて判明し、スクリーニングと治療に重要な影響を及ぼす可能性がある。 C型肝炎ウイルス(HCV)について、肝臓がんおよび非ホジキ
早期咽喉部がんに対する経口的ロボット支援手術
2016年4月7日
MDアンダーソン OncoLog 2016年3月号(Volume 61 / Issue 3) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
頭頸部がん患者のための嚥下療法
2016年3月25日
MDアンダーソン OncoLog 2016年2月号(Volume 61 / Issue 2) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
口腔内のヒトパピローマウイルス(HPV)検出と頭頸部がんとの関連性が前向き試験で示される
2016年3月8日
米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~新たな試験により、HPV16型による感染が一部の頭頸部がんの発症に先立って起きていることが確認された。これまでの研究では、HPV16型感染と頭頸部がんのうち中咽頭がんとの関連性が明らかにな
ヒトパピローマウイルス(HPV)関連中咽頭がんの新たな病期分類をMDアンダーソンの研究者らが提案
2016年3月2日
中咽頭がんに対する現行の病期分類システムは不十分――本研究は、上咽頭がんにおける「N」カテゴリーに基づく病期分類がより正確な予測につながることを示す初めての研究であるMDアンダーソンがんセンター ヒトパピローマウイルス(HPV)の
がん予防における初の高精度医療(Precision Medicine)試験が分子学的知見に基づく化学予防戦略を明らかに
2016年1月19日
口腔がんリスクの予測遺伝子を解明する研究;原理証明は他のがんにも適応可能かMDアンダーソンがんセンター テキサス大学MDアンダーソンがんセンター、カリフォルニア大学、サンディエゴ 校ムアーズがんセンターの研究者らを中心とするチーム
うつ状態の頭頸部がん患者は生存率が3.5倍減少し、再発リスクが上昇する
2015年12月21日
うつ状態から転帰までの決定的な関連性がMDアンダーソンの研究で明らかにMDアンダーソンがんセンター うつ状態は、頭頸部がんの5年生存率および再発率の重要な予測因子である。これは、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新たな研究
がん治療前、治療中、治療後の歯科衛生と口腔ケア
2015年8月18日
MDアンダーソン OncoLog 2015年6月号(Volume 60 / Number 6) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
ペンブロリズマブは進行頭頸部がんの治療に有望
2015年6月28日
キャンサーコンサルタンツ免疫療法薬ペンブロリズマブ[pembrolizumab](キートルーダ)は進行頭頸部扁平上皮がんの治療に有効であると考えられる。この知見は2015年米国臨床腫瘍学会の年次総会(5月29日~6月2日、イリノイ州シカゴで