Avelumab[アベルマブ]
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このページは、Avelumab[アベルマブ]の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。
米国の商標 | Bavencio [バベンシオ] |
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FDA承認 | 承認済み |
FDA承認済み適応一覧
薬剤添付文書はこちらDailyMed
FDA承認ニュース
適応となるがん
アベルマブは、以下の治療に承認されています。
・転移したメルケル細胞がん(皮膚がんの一種)。成人患者および12歳以上の小児患者に使用されます。1
・転移または切除不能な腎細胞がん(腎がんの一種)。初回治療としてアキシチニブとの併用で使用されます。
・転移または切除不能な尿路上皮がん(膀胱または尿路がんの一種)。
- 一次治療のプラチナ製剤による化学療法後に疾患が増悪しなかった患者に一次治療の維持療法として使用されます。
- プラチナ製剤の化学療法による治療中または治療後に疾患が悪化した患者に使用されます。
1本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験によりアベルマブがこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。
アベルマブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
Avelumab[アベルマブ]に関する詳細情報
NCI治療薬辞典による定義(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
アベルマブに関するMedlinePlusの情報(原文)-この治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に関するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用
治療薬は、すでに承認された適応以外にも、治療や予防に効果があるかどうか別の試験が行われていることがあります。この患者向け『薬剤情報』では承認された用法のみ記載していますが、これらの情報の多くは、現在試験中の未承認の用法に対しても適用されることでしょう。
【ファクトシート】モノクローナル抗体(原文)-この治療薬をがんに使用する際の情報
【ファクトシート】免疫チェックポイント阻害薬(原文)-この治療薬をがんに使用する際の情報
【ファクトシート】がんの分子標的薬(日本語訳)-この治療薬をがんに使用する際の情報
研究結果
【NCIブログ】HLA遺伝子:免疫療法薬が必ずしもすべての人に有効ではない理由(2022/01/27)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCI 】免疫チェックポイント阻害薬の長期的な副作用が研究で明らかに(2021/04/30)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCIブログ】進行膀胱がんに対する免疫療法薬のタイミングが明らかに(2020/06/24)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCIブログ】Targeted Therapy–Immunotherapy Combinations Effective for Advanced Kidney Cancer[進行腎がんに分子標的療法と免疫療法の併用が有効](2019/03/19)(原文)-この治療薬に対するNCIからの情報
現在行われている臨床試験
アベルマブに関する臨床試験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト
2022年1月28日更新
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