キャンサーコンサルタンツ

輸血から癌になるリスクはないの画像

輸血から癌になるリスクはない

キャンサーコンサルタンツ2007年5月スウェーデンとデンマークの研究者らは、献血から5年以内に癌を発症した人たちからの血液を輸血したとしても、受血者は癌にならないと結論づけた。この研究の詳細は、2007年5月19日号のランセット誌上にて発表
ジェムザールにタルセバを追加することで膵臓癌患者の生存率が改善の画像

ジェムザールにタルセバを追加することで膵臓癌患者の生存率が改善

キャンサーコンサルタンツ2007年5月国際ランダム化試験において、ジェムザール(ゲムシタビン)にタルセバ(エルロチニブ)を加えることで、進行膵臓癌患者の生存率が改善することが立証された。この研究の詳細は2007年4月26日のJournal
2007/05/29号◆特集記事「癌幹細胞の臨床応用に向けて」の画像

2007/05/29号◆特集記事「癌幹細胞の臨床応用に向けて」

同号原文| NCI Cancer Bulletin2007年5月29日号(Volume 4 / Number 18) ____________________ ◇◆◇特集記事◇◆◇ 癌幹細胞の臨床応用に向けて 先週NIHキャンパスで行われた
アービタックス®は進行結腸直腸癌の転帰を改善するの画像

アービタックス®は進行結腸直腸癌の転帰を改善する

キャンサーコンサルタンツ2007年5月米国癌学会(AACR)の2007年年次総会で発表された2つの研究により、アービタックス®(セツキシマブ)が転移性結腸直腸癌の治療歴のある患者の治療転帰を改善することが示されている。 セツキシマ
マイトマイシンCの長期投与が膀胱癌コントロールに有効の画像

マイトマイシンCの長期投与が膀胱癌コントロールに有効

キャンサーコンサルタンツ 2007年5月ドイツの研究者の報告によると、毎月3年間続けて膀胱内にマイトマイシンC(MMC)を投与すると、表在性膀胱癌の再発が減少する。この研究の詳細はEuropean Urology で2007年3月12日にオ
アトバコンは小児のカリニ肺炎に効果的な感染予防法の画像

アトバコンは小児のカリニ肺炎に効果的な感染予防法

キャンサーコンサルタンツ2007年5月セントジュード小児研究病院の研究者らは、アトバコン(Mepron®, Malarone®) が白血病の小児らのカリニ肺炎に対して効果的な感染予防法であると報告した。この研究の詳細は、2007年4月15日
アスピリンの長期使用が癌のリスクをやや減少させるの画像

アスピリンの長期使用が癌のリスクをやや減少させる

キャンサーコンサルタンツ2007年4月アメリカ癌協会(American Cancer Society)の研究者らは、成人用アスピリンの連日・長期服用が結腸直腸癌、前立腺癌、乳癌の全体的な発生率を下げているようだと報告した。この研究の詳細は2
OncotypeDX™ が効果的な乳癌治療を方向づけるの画像

OncotypeDX™ が効果的な乳癌治療を方向づける

キャンサーコンサルタンツ2007年4月ロチェスター大学、アルバニー薬科大学、スタンフォード大学の研究者らは、リンパ節転移が陰性で、エストロゲン受容体が陽性である限局性乳癌女性の治療法決定にOctotypeDX™検査を使用することが、結果的に
GISTに対するグリベックの治療中断は推奨されないの画像

GISTに対するグリベックの治療中断は推奨されない

キャンサーコンサルタンツ2007年3月病勢が安定している消化管間質腫瘍(GIST)の患者に対するグリベック(メシル酸イマチニブ)の治療中断は推奨されないとフランスの研究者らは報告している。この試験の詳細は2007年3月20日のJournal
ジェムザールとプラチナ製剤は胆道癌の標準的治療の画像

ジェムザールとプラチナ製剤は胆道癌の標準的治療

キャンサーコンサルタンツ 2007年4月ジェムザール+プラチナ製剤は、標準的な胆道癌の治療薬である。当該文献のレビューに基づいて、ドイツからの研究者らは、ジェムザール(ゲムシタビン)+プラチナ製剤が現行の標準的な進行胆道癌患者の治療薬である
乳癌高リスク女性にMRIスクリーニングを推奨の画像

乳癌高リスク女性にMRIスクリーニングを推奨

キャンサーコンサルタンツ 2007年3月 乳癌のリスクが高い女性のスクリーニング検診に使用するMRI(磁気共鳴映像法)のガイドラインを、アメリカ癌協会(ACS)が、CA Cancer Journal of Clinicians 誌2007年
3A期非小細胞肺癌の患者の一部では放射線療法が最良の選択であるかもしれないの画像

3A期非小細胞肺癌の患者の一部では放射線療法が最良の選択であるかもしれない

キャンサーコンサルタンツ 2007年3月欧州癌研究治療機関(EORTC)のLung Cancer Group(肺癌グループ)に所属する研究者らは、化学療法が奏効する3A期N2非小細胞肺癌(NSCLC)の患者はその後放射線療法を行う群と手術を
増殖因子により術後補助化学療法を受けている閉経後患者の2次性AML、MDSリスク増大のおそれの画像

増殖因子により術後補助化学療法を受けている閉経後患者の2次性AML、MDSリスク増大のおそれ

キャンサーコンサルタンツ2007年2月コロンビア大学の研究者らは、術後補助化学療法にNewpogen®(フィルグラスチム)やLeukine®(サルグラモスチム)を併用している閉経後リンパ節転移陽性初期乳癌患者は、化学療法単独の治療を受けた患
手術可能な食道癌の術前化学療法の有益性が確認されたの画像

手術可能な食道癌の術前化学療法の有益性が確認された

キャンサーコンサルタンツ2007年3月食道癌患者に対する術前化学放射線療法と術前化学療法が生存期間を有意に改善することをAustralasian Gastro-Intestinal Trials Group(AGITG; 豪州胃腸臨床試験グ
臍帯血移植と血縁者間幹細胞移植で同等の成績(東京大学)の画像

臍帯血移植と血縁者間幹細胞移植で同等の成績(東京大学)

キャンサーコンサルタンツ2007年2月 血液悪性疾患において、臍帯血移植を受けた患者の治療成績は、HLA適合血縁者間移植を受けた患者の成績と同等であることが日本の研究者らから報告された。この研究の詳細は2007年2月号のBlood
同種異系幹細胞移植を受けた生存患者において糖尿病と高血圧のリスク増加の画像

同種異系幹細胞移植を受けた生存患者において糖尿病と高血圧のリスク増加

キャンサーコンサルタンツ2007年3月骨髄移植を受けた生存患者における試験(Bone Marrow Transplant Survivor Study)の研究者らは、同種異系幹細胞移植の長期生存者において、糖尿病と高血圧の発症が増加したこと
アムルビシンが再発性や難治性小細胞肺癌に有効の画像

アムルビシンが再発性や難治性小細胞肺癌に有効

キャンサーコンサルタンツ2006年12月日本の研究者らの報告によると、難治性や再発性小細胞肺癌(SCLC)患者に、アントラサイクリン系新化合物アムルビシンを投与した場合の奏効率は50%であった。この第2相臨床試験の詳細は、Journal o
レブラミドは転移性腎細胞癌に有効の画像

レブラミドは転移性腎細胞癌に有効

キャンサーコンサルタンツ2006年12月Cleveland Clinicの研究者らは、治療歴のない、または治療歴1回のみで奏効しなかった転移性腎細胞癌(MRCC)患者に、レブリミド®(レナリドマイド)が有効であると報告した。この研究の詳細は
フルダラ+ノバントロン導入療法後セヴァリン強化療法は濾胞性リンパ腫に100%寛解率をもたらすの画像

フルダラ+ノバントロン導入療法後セヴァリン強化療法は濾胞性リンパ腫に100%寛解率をもたらす

キャンサーコンサルタンツ2006年12月イタリアの研究者は、少なくとも部分寛解または完全寛解(100%)を得た患者に、フルダラ(フルダラビン)[Fludara (fludarabine) ]とノバントロン(ミトキサントロン)(FM)[Nov
活性化免疫細胞療法であるProvengeはアンドロゲン非依存性前立腺癌の治療に有望の画像

活性化免疫細胞療法であるProvengeはアンドロゲン非依存性前立腺癌の治療に有望

キャンサーコンサルタンツ2006年11月Provenge® (Sipuleucel-T)はプラセボと比較すると無症候性転移性アンドロゲン非依存性前立腺癌(AIPC)患者の生存期間を改善するかもしれないと、多施設臨床試験に携わった研究者らによ
腎細胞癌治療でNexavarが果たす役割まとめの画像

腎細胞癌治療でNexavarが果たす役割まとめ

キャンサーコンサルタンツ 2006年12月 Cleveland ClinicのRonald Butowski医師は2006年11月にニューヨークで行われた第24回Chemotherapy Foundation Symposiumで、Nexa
アスピリンは頭頸部癌のリスクを低下させるかもしれないの画像

アスピリンは頭頸部癌のリスクを低下させるかもしれない

キャンサーコンサルタンツ2006年11月アスピリンの長期使用が頭頚部癌の発生リスクを低下させるかもしれないとRoswell Parkがんセンターの研究者が報告した。この病院を中心とする症例対照研究の詳細は2006年11月に発行のArchiv
NSCLCにおいて確認されたネクサバールの役割の画像

NSCLCにおいて確認されたネクサバールの役割

キャンサーコンサルタンツ2006年11月2006年11月にニューヨークで開催された第24回Chemotherapy Foundation Symposium(化学療法基金シンポジウム)でフォックス・チェイスがんセンターのCorey Lang
ハーセプチンとアリミデックスの併用療法は、HER2陽性、ホルモン依存性進行乳癌の無増悪生存期間を延長の画像

ハーセプチンとアリミデックスの併用療法は、HER2陽性、ホルモン依存性進行乳癌の無増悪生存期間を延長

キャンサーコンサルタンツ2006年12月 最近開催された2006年のサンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS)の結果によると、ハーセプチン(トラスツズマブ)とアリミデックス(アナストロゾール)の併用療法は、HER2陽性でホルモン