Nivolumab[ニボルマブ]

このページは、Nivolumab[ニボルマブ]の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。

米国の商標 Opdivo[オプジーボ]、Opdivo Injection
FDA承認 承認済み

FDA承認済み適応一覧

ニボルマブを頭頸部がんに拡大承認(2016/11/10)
古典型ホジキンリンパ腫に承認(2016/5/17)
腎細胞がんに対するニボルマブのFDA承認(2015/11/23)
非扁平上皮非小細胞肺がんに対するニボルマブのFDA承認(2015/10/09)
メラノーマ治療に対するニボルマブのイピリムマブ併用療法のFDA承認(2015/09/30)
扁平上皮非小細胞肺がん治療に対するニボルマブのFDA承認(2015/03/04)
メラノーマ治療に対するニボルマブのFDA承認(2014/12/22)

薬剤添付文書はこちらDailyMed

FDA承認ニュース

FDAがメラノーマの術後化学療法にニボルマブを承認

FDAがニボルマブをミスマッチ修復機能欠損または高頻度マイクロサテライト不安定性の大腸がんに迅速承認

FDA、尿路上皮がんにニボルマブを迅速承認

FDA、ニボルマブを頭頸部がんに拡大承認

FDAが進行腎臓がんの治療薬としてニボルマブを承認

FDAが進行肺がんの治療にニボルマブの適応拡大を承認

ホジキンリンパ腫に対するニボルマブのFDA迅速承認

FDAが切除不能または転移性のBRAF V600野生型メラノーマ患者に対しニボルマブとイピリムマブの併用療法を承認

FDAが進行肺扁平上皮癌の治療にニボルマブの適応拡大を承認

FDAが進行性メラノーマの治療にニボルマブを承認

適応となるがん

ニボルマブは、以下の治療に単剤または他剤との併用で承認されています。

・がんが再発または以下のいずれかの治療後に増悪した成人患者における古典的ホジキンリンパ腫
   ・自家幹細胞移植およびブレンツキシマブ ベドチンによる治療
   ・自家幹細胞移植を含む3種以上の他の治療

・成人患者および12歳以上の小児患者における大腸がん。フルオロピリミジン、オキサリプラチンおよびイリノテカンによる治療後に増悪した高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)またはミスマッチ修復機能欠損(dMMR)の転移性大腸がんの治療に単独またはイピリムマブとの併用で使用されます。

・肝細胞がん(肝がんの一種)。ソラフェニブによる治療歴のある患者に使用されます。

・メラノーマ
   ・手術による切除不能または転移したがん患者に使用されます。イピリムマブとの併用で使用されることもあります。
   ・リンパ節に広がったまたは転移したメラノーマを切除するための手術を受けたことがある患者に使用されます。

・転移した非小細胞肺がん。プラチナ製剤による化学療法の治療中または治療後にがんが増悪した患者に使用されます。特定の遺伝子変異を有するがん患者は、遺伝子変異に対しFDAが承認した治療を受けた後に増悪した場合にのみ、ニボルマブによる治療を受けるべきです。

・進行した腎細胞がん(腎臓がんの一種)。
   ・血管新生阻害薬による治療を受けた患者に対して使用されます。
   ・治療を受けたことがない一部の腎細胞がん患者においてイピリムマブとの併用で使用されます。

・転移した小細胞肺がん。プラチナ製剤による化学療法および1つ以上の他の療法による治療後にがんが増悪した患者に使用されます。

・転移または再発した頭頸部の扁平上皮がん。プラチナ製剤による化学療法の治療中または治療後にがんが増悪した患者に使用されます。

・局所進行または転移した尿路上皮がん(膀胱がんの一種)。プラチナ製剤による化学療法の治療中または治療後にがんが増悪した患者に使用されます。

ニボルマブは、その他のがん種の治療についても試験が行われています。

Nivolumab[ニボルマブ]に関する詳細情報

NCI治療薬辞典による定義(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
ニボルマブに関するMedilinePlusの情報(原文)-この治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。

・この治療薬に対するFDAからの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用

治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け 『薬剤情報』 では、承認された用法のみ記載していますが、これらの情報は現在試験が行われている未承認の使用法に対しても適応となる可能性があります。

【ファクトシート】がんの分子標的治療:Q&A(日本語)-この治療薬をがんに使用する際の情報

研究結果

【NCIブログ】NCI-MATCH Update: More Labs, New Arms, and Initial Findings[NCI-MATCH最新情報:より多くの研究機関、新しい治療群および初期結果](2018/11/15)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】Nivolumab and Ipilimumab Effective against Melanoma That Has Spread to the Brain[ニボルマブとイピリムマブが脳に広がったメラノーマに有効](2018/09/20)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】Combination of Immunotherapy Drugs Approved for Metastatic Colorectal Cancer[転移性大腸がんに免疫療法薬の併用が承認](2018/08/03)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】免疫チェックポイント阻害剤に対する年齢の影響(2018/07/06)(日本語訳)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】FDA Approves Nivolumab and Ipilimumab Combination for Advanced Kidney Cancer[FDAが進行腎臓がんにニボルマブとイピリムマブの併用を承認](2018/05/10)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】Immunotherapy Drugs Expand Treatment Options for Advanced Lung Cancer[免疫療法薬により進行肺がんの治療選択肢が拡大](2018/04/27)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】Nivolumab Receives Accelerated Approval from FDA for Advanced Liver Cancer[ニボルマブがFDAから進行肝がんに対する迅速承認を取得](2017/10/20)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】FDA Approves Nivolumab for Some Metastatic Colorectal Cancers[FDAが一部の転移性大腸がんにニボルマブを承認](2017/08/17)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】FDA Approves Nivolumab for Bladder Cancer[FDAが膀胱がんにニボルマブを承認](2017/03/01)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】免疫療法が膠芽腫に奏効(2018/03/24)(日本語訳)―この治療薬に対するNCIからの情報

【NCIブログ】Lung Cancer Precision Medicine Trials: Adapting to Progress[肺がん精密医療試験:進歩に適応して](2015/11/30)(原文)―この治療薬に対するNCIからの情報

【臨床試験結果】Nivolumab-Based Treatments Delay Progression of Advanced Melanoma[ニボルマブベースの治療は進行したメラノーマの進行を遅延](2015/06/26)(原文)- この治療薬に関する重要な臨床試験結果、背景や試験実施方法についての情報

【臨床試験結果】ニボルマブはBRAF変異のない転移性メラノーマ患者の全生存期間を改善(2015/01/06)(日本語訳)-この治療薬に対する重要な臨床試験結果、背景や試験実施方法についての情報

【がんトピック】New Therapies Are Changing the Outlook for Advanced Melanoma [変わり続ける新しい治療法 - 進行性メラノーマ治療の展望](2014/12/23)(原文)–この治療薬に対するNCIからの情報

現在行われている臨床試験

ニボルマブに関する臨床試験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト

【免責事項】

当サイトの記事は情報提供を目的としてボランティアで翻訳・監修されています。
翻訳の記事内容や治療を推奨または保証するものではありません。

原文掲載日:

海外がん医療情報リファレンス

関連記事