Lisocabtagene Maraleucel[リソカブタゲンマラルユーセル]

米国承認初掲載日: 2021/02/26~

このページは、米国国立がん研究所(NCI)「Drug Information」に基づいて作成しています。
薬剤の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。最新情報は、下記の原文ページでご覧ください。

米国の商標 Breyanzi[ブレヤンジ]   
日本の承認の有無/商標KEGG PMDA で調べる

  ※原文リンクは、個人のブラウザの自動翻訳でご覧いただけます。

『海外がん医療情報リファレンス』内の記事を検索 → Lisocabtagene Maraleucel[リソカブタゲンマラルユーセル]

適応となるがん

リソカブタゲンマラルユーセルは、以下の治療に承認されています。
・以下のタイプを含むB細胞非ホジキンリンパ腫(NHL)
-びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)
-高悪性度B細胞リンパ腫
-縦隔原発大細胞型B細胞リンパ腫
-グレード3Bの濾胞性リンパ腫
2種類以上の全身治療を受けたが効果を得られないか再発がみられる成人患者に使用されます。
リソカブタゲンマラルユーセルは、Breyanzi REMS(リスク評価・軽減戦略)という特別なプログラムの一部としてのみ使用可能です。
リソカブタゲンマラルユーセルは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
→ 適応となるがん最新(原文ページ)

FDA承認ニュース
FDAが再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫にlisocabtagene maraleucelを承認

Lisocabtagene Maraleucel[リソカブタゲンマラルユーセル]に関する詳細情報

NCI治療薬辞典(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名
Medline Plusの情報(原文)-治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。
・この治療薬に対するFDAの警告や注意
・この治療薬の適応症、使用方法
・この治療薬の使用の前に担当医に伝えておくべきこと
・この治療薬の使用の前に知っておくべきこと
・この治療薬と相互作用がある可能性のある他の薬剤
・起こりうる副作用

研究結果
【NCIブログ】非ホジキンリンパ腫にCAR-T細胞療法をより早期段階で使用すべきか(2022/01/13)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【NCIブログ】CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組み(2020/04/23)(日本語訳)-この治療薬に対するNCIからの情報
【がん治療研究】CAR T細胞:患者の免疫細胞を遺伝子操作してがんを治療する(日本語訳)

治療薬は、すでに承認された適応以外にも治療や予防に役立つ効果があるかどうか別の試験で調べられることがあります。この患者向け『薬剤情報』では、承認された用法のみ記載していますが、情報の大部分は、現在試験が行われている未承認の使用法にも適応されることでしょう。

リソカブタゲンマラルユーセルの臨床試験/治験を検索(原文)-現在患者を受け入れているがん領域のNCI臨床試験リスト

検索リンク

PubMed論文検索-米国National Library of Medicine。世界の科学論文一覧。薬剤の論文を調べることができます。
Clinicaltrials.Gov-世界中の臨床試験、治験一覧ページ。薬剤名で検索可能。

【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。