欧州臨床腫瘍学会(ESMO)

ペムブロリズマブが膵神経内分泌腫瘍、カルチノイド腫瘍に有効の画像

ペムブロリズマブが膵神経内分泌腫瘍、カルチノイド腫瘍に有効

多くの治療歴がある一部の患者で、ペムブロリズマブ単剤治療が臨床的効果   スペインのマドリッドで開かれた欧州臨床腫瘍学会年次大会ESMO 2017で報告されたKEYNOTE-028研究のカルチノイドおよびpNETコホートからのデー
レトロゾール+パルボシクリブでの術前薬物療法はルミナル乳がんで改善を示さずの画像

レトロゾール+パルボシクリブでの術前薬物療法はルミナル乳がんで改善を示さず

ルミナル乳がんにおいてレトロゾールとパルボシクリブによる術前薬物療法の病理学的奏効率は低いが、その臨床結果は有望である。   2017年欧州臨床腫瘍学会年次総会(スペイン、マドリッド開催)で発表されたUNICANCER-NeoPA
ペムブロリズマブが進行胃がんに対し有望な抗腫瘍効果を示すの画像

ペムブロリズマブが進行胃がんに対し有望な抗腫瘍効果を示す

ペムブロリズマブは、胃がんまたは胃食道接合部(GEJ)がん患者において、依然として有望な臨床効果を認めていることが、スペイン、マドリードで開催されたESMO 2017(欧州臨床腫瘍学会)年次総会で発表されたKEYNOTE-059試験の最新の
Rucaparibが再発卵巣がんの維持療法に有望の画像

Rucaparibが再発卵巣がんの維持療法に有望

Rucaparib[ルカパリブ]は、ARIEL3試験においてITT(Intention To Treat)解析およびサブグループ解析において、卵巣がんの再発を遅らせた   悪性度の高い、プラチナ製剤感受性再発卵巣がん、卵管がんまた
オラパリブがTP53破壊的遺伝子変異陽性卵巣がんの全生存期間延長の画像

オラパリブがTP53破壊的遺伝子変異陽性卵巣がんの全生存期間延長

卵巣がん患者のBRCA遺伝子およびTP53遺伝子を分析したところ、TP53破壊的遺伝子変異がある場合にolaparib[オラパリブ]で全生存期間が延長されたことが示された   Olaparib[オラパリブ]とプラセボを比較した第2
再発卵巣がんのニラパリブ維持療法は患者の生活の質を維持するの画像

再発卵巣がんのニラパリブ維持療法は患者の生活の質を維持する

以前の報告で、プラチナ製剤感受性再発卵巣がん患者において、ニラパリブによる維持療法はプラセボと比較し、無増悪生存期間(PFS)の有意な改善がみられた   プラチナ製剤感受性再発卵巣がん患者において、ニラパリブはプラセボと比較し、無
デュルバルマブが局所進行切除不能肺がんの無増悪生存期間を改善の画像

デュルバルマブが局所進行切除不能肺がんの無増悪生存期間を改善

Durvalumab(デュルバルマブ)が局所進行切除不能3期肺がん患者の無増悪生存期間を延長することが第3相PACIFIC試験の最新の結果から明らかになった。マドリードで開催されたESMO 2017 (1)で本日発表され、New Engla
アベマシクリブ+ホルモン療法は進行乳がんの予後を改善の画像

アベマシクリブ+ホルモン療法は進行乳がんの予後を改善

全研究集団において、サイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害剤であるアベマシクリブ[abemaciclib]と内分泌療法との併用では、内分泌療法単独と比較し、無増悪生存期間の改善が示されたとのMONARCH 3試験の結果がマドリードで開
乳がん術後トラスツズマブ後のネラチニブ投与は長期生存を改善の画像

乳がん術後トラスツズマブ後のネラチニブ投与は長期生存を改善

ExteNET試験は5年経過時点において、1年間の術後トラスツズマブ療法後のneratinib[ネラチニブ]1年間投与による有意な臨床的有用性を示す   術後ネラチニブ療法による延長治療を受けた早期HER2陽性乳がん患者において、
ペムブロリズマブが治療歴ある進行再発胃がんに有望の画像

ペムブロリズマブが治療歴ある進行再発胃がんに有望

前治療歴のある切除不能進行再発胃がんでペムブロリズマブが有望な奏効率を示した。マドリッドで開催中の欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2017で本日発表されたKEYNOTE-059試験の最新結果による。   切除不能進行再発胃がん患者の予
ニボルマブ既承認の全適応症で4週毎投与への更新申請をFDA受理の画像

ニボルマブ既承認の全適応症で4週毎投与への更新申請をFDA受理

ニボルマブ投与法を生物製剤承認一部変更申請することで更新した   2017年7月24日、Bristol-Myers Squibb社は、米国食品医薬品局(FDA)がニボルマブ(商標:オプジーボ)について、現在、承認されているすべての
ニボルマブが非小細胞肺がんに対し有意な効果を示さずの画像

ニボルマブが非小細胞肺がんに対し有意な効果を示さず

CheckMate026試験では、二ボルマブは化学療法と比較したときの無増悪生存期間の延長に関連しなかった   トピック:肺がんおよび他の胸部腫瘍、がんの免疫学および免疫療法、抗がん剤および生物学的製剤療法   Chec
血漿中EBV検査が上咽頭がんスクリーニングに有効な可能性の画像

血漿中EBV検査が上咽頭がんスクリーニングに有効な可能性

上咽頭がんのスクリーニングにおける血漿中のEBウイルスDNAの前向き解析   ある前向き研究で、循環エプスタイン・バー・ウイルス(EBV)DNAが、香港の無症候の参加者20,174人から採取された血漿検体で測定され、309人の陽性
イピリムマブが切除不能/転移性メラノーマ小児患者に承認の画像

イピリムマブが切除不能/転移性メラノーマ小児患者に承認

イピリムマブは、小児患者と成人患者で一貫した安全性プロファイルおよび同等の薬剤濃度を示した。   トピック:特定の状況におけるがん/メラノーマ(悪性黒色腫)および他の皮膚がん/がんの免疫および免疫療法   2017年7月
FDAがベバシズマブとトラスツズマブのバイオ後続品を推奨の画像

FDAがベバシズマブとトラスツズマブのバイオ後続品を推奨

審査官らは、2つのバイオシミラー(バイオ後続品)とその参照製品との間に臨床的に有意な差がないと判断 2017年7月13日、米国食品医薬品局(FDA)抗腫瘍薬諮問委員会(ODAC)は、ベバシズマブ(アバスチン)とトラスツズマブ(ハーセプチン)
小児/若年での第2の原発がん発症後の生存は、成人に比べて著しく不良の画像

小児/若年での第2の原発がん発症後の生存は、成人に比べて著しく不良

第2の原発がんを発症した場合、40歳未満の患者は40歳以上の成人より生存率が低い   あらゆる年齢層のがん患者100万人以上について解析した結果、二次性原発悪性腫瘍(primary malignant neoplasm:SPM)(
HERA試験後10年:HER2陽性早期乳がんの術後療法の現在の画像

HERA試験後10年:HER2陽性早期乳がんの術後療法の現在

HER2陽性乳がんは、すべての浸潤性乳がんの約20%を占める。1980年代後半にこの受容体が同定されたことにより、乳がんの治療が劇的に進歩し、HER2増幅/過剰発現患者の予後が著しく改善された。 乳がんでは、HER2はHER2標的治療による
進行乳がんに対するアベマシクリブ、FDA優先審査に指定の画像

進行乳がんに対するアベマシクリブ、FDA優先審査に指定

MONARCH 1試験および MONARCH 2試験に基づき新薬承認を申請   2017年7月10日、イーライリリー社は、同社のサイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害剤であるアベマシクリブの新薬承認申請(NDA)が米国食品医
小児がん素因症候群へ推奨するサーベイランスをAACRが発表の画像

小児がん素因症候群へ推奨するサーベイランスをAACRが発表

コンセンサスがんサーベイランス推奨   2016年10月、米国がん学会(AACR)は、小児がん素因症候群専門家による国際会議を開催し、これらの症候群の現在の知見を評価し、コンセンサス・サーベイランス推奨を提案した。Clinical
ペムブロリズマブ+標準術前化学療法は高リスク乳がんの転帰を改善ーI-SPY 2試験の画像

ペムブロリズマブ+標準術前化学療法は高リスク乳がんの転帰を改善ーI-SPY 2試験

2017年度米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表されたデータには、局所進行トリプルネガティブ乳がん(TNBC)患者およびホルモン受容体(HR)陽性HER2 陰性乳がん患者から得た知見が含まれた   局所進行のトリプルネガティ
HER2過剰発現/増幅/変異、転移肺がんへのT-DM1の画像

HER2過剰発現/増幅/変異、転移肺がんへのT-DM1

2017年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会臨床科学シンポジウムハイライト トピック:トランスレーショナルリサーチ/肺他の胸部腫瘍/抗がん剤およびバイオ製剤 6月4日に米国シカゴで開催された2017年ASCO年次総会の「古い標的と新たな薬
ペムブロリズマブによる重篤な皮膚反応の画像

ペムブロリズマブによる重篤な皮膚反応

ペムブロリズマブの治療を受けた患者で報告されたスティーブンス・ジョンソン症候群および中毒性表皮壊死症の致死的症例   ・日付:2017年5月16日 ・トピック:緩和および支持療法/がん免疫および免疫療法   2017年5
英NICEが頭頸部がんの診断、評価、管理の品質基準を公表の画像

英NICEが頭頸部がんの診断、評価、管理の品質基準を公表

優先改善項目における質の高いケアについての記述を公表 2017年3月、英国国立医療技術評価機構(NICE)は頭頸部がんにおける品質基準[QS146]を公表した。この品質基準では若年者(16歳および17歳)と成人(18歳以上)の上気道消化管が
白血病薬イマチニブの長期結果とがん治療の革新の画像

白血病薬イマチニブの長期結果とがん治療の革新

がん領域における概念の変化 約11年間の追跡の結果、イマチニブによる長期治療によって慢性骨髄性白血病(CML)が長期間制御され、蓄積毒性作用や遅発性毒性作用も認めないことが示された。2017年3月9日にNew England Journal