欧州臨床腫瘍学会(ESMO)
一部のメラノーマ、乳がん、膀胱がんで術前/術後の免疫療法薬投与により長期生存が改善
2024年10月9日
体の免疫系ががん細胞を認識して破壊できるようにすることで効果を発揮する免疫療法薬により、進行メラノーマ(悪性黒色腫)患者の長期全生存率が改善したという大規模国際共同試験の結果がESMO...
一部の早期婦人科がんにペムブロリズマブ+化学放射線や抗Claudin6抗体薬物複合体が有益
2024年10月6日
ESMO 2024で報告された研究により、現在の標準治療に免疫療法を追加することで臨床的に意味のある利益が得られる早期の子宮体がん(子宮内膜がん)(1)および子宮頸がん(2)の新たな患...
ハイリスク遺伝子を有する若年乳がんサバイバーの生殖補助医療は安全
2024年6月26日
ハイリスク遺伝子があり、乳がん後に妊娠した若い女性を対象とした初の世界的研究によれば、生殖補助医療(ART)は安全であり、乳がん再発リスクは上昇しないハイリスク遺伝子があり、乳...
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)乳がん会議2024
2024年5月21日
ESMO 乳がんBreast Cancer 2024が5月15日から17日にかけてドイツのベルリンで開催され、乳がんの最新研究が発表される。世界中からベルリンに集まった参加者は、著名な...
欧州肺がん会議2024
2024年4月8日
ESMO肺がん会議2024は、呼吸器外科医、胸部外科医、呼吸器内科医、呼吸器専門医、腫瘍内科医および放射線腫瘍医、画像下治療を行う放射線科医、病理医など、胸部腫瘍学分野の様々な専門家が...
肉腫・希少がん会議ー欧州臨床腫瘍学会2024
2024年3月29日
ESMO肉腫および希少がん会議2024(3月14日〜16日、スイス、ルガーノ)では、研究者・臨床医から一流の専門家が集まり、肉腫および希少がん全般における最先端の治療およびケアを発表し...
若年成人の大腸がん罹患率増加に肥満とアルコールが関与
2024年2月19日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2024年におけるEUと英国のあらゆるがんによる死亡率を専門家が予測
欧州連合(EU)と英国における25〜49歳の大腸がんによる死亡率の上昇には、過体重と肥満...
欧州連合(EU)と英国における25〜49歳の大腸がんによる死亡率の上昇には、過体重と肥満...
進行性神経内分泌腫瘍に二重作用薬カボザンチニブが有効
2023年11月20日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)・ 腫瘍細胞の増殖と腫瘍血管新生を標的とするカボザンチニブ(販売名:カボメティクス)は、膵外神経内分泌腫瘍および膵神経内分泌腫瘍の患者において、プラセボと比...
大気汚染と乳がんリスクの関連は政治行動を要する
2023年11月10日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)微小粒子大気汚染レベルが高い場所に居住し働く女性は、汚染の少ない地域に居住し働く女性よりも乳がんに罹患する可能性が高い。居住地と職場の両方における大気汚染暴...
欧州臨床腫瘍学会(ESMO2023)速報:肺がん、子宮がん、膀胱がん、乳がん他
2023年10月30日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)「最適ながんケアのための革新的研究を広めよう」という本年のキャッチフレーズを掲げた欧州臨床腫瘍学会(ESMO)会議2023が、2023年10月20日〜24日...
家族性EGFR変異肺がんについての初の前向き研究 INHERITの結果
2023年10月12日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)<要約>
ダナファーバーがん研究所のGeoffrey R. Oxnard氏らによる前向きコホート研究「Investigating HEreditary RIs...
ダナファーバーがん研究所のGeoffrey R. Oxnard氏らによる前向きコホート研究「Investigating HEreditary RIs...
Her2低発現乳がんに対するトラスツズマブ・デルクステカンの副作用解析
2023年5月18日
HER2低発現の転移乳がんに対する抗体薬物複合体であるトラスツズマブ・デルクステカン(T-DXd、販売名:エンハーツ)の画期的ランダム化第3相試験に基づく安全性解析の結果、嘔吐と吐気の発症が非...
ESMO乳がん会議2023
2023年5月11日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)ESMO乳がん会議2023は、2023年5月11日~13日、ドイツのベルリン、およびバーチャルプラットフォームを通じオンライン上で開催される。プログ...
進行/再発子宮体がんの新たな治療基準となるか: ドスタルリマブRUBY試験結果
2023年4月23日
進行した子宮体がん患者に対し、PD-1(チェックポイント)阻害剤であるドスタルリマブ(販売名:Jemperli[ジェンペルリ])と標準化学療法(カルボプラチンとパクリタキセル)を併用した。
ESMO会議:肉腫・希少がん会議と欧州肺がん会議
2023年4月12日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)世界有数の臨床腫瘍学会である欧州臨床腫瘍学会(European Society for Medical Oncology:ESMO)は、腫瘍学における特定の...
2023年、EUと英国の肺がん死亡率は全体的に低下するが、フランス、イタリア、スペインの女性では上昇の見込み
2023年3月23日
欧州臨床腫瘍学(ESMO)
2023年にがんで死亡する人は、EU27カ国では総計1,261,990人、英国では172,314人と推定されるとの研究結果が、本日(月曜日)、がん専門誌Annals ...
2023年にがんで死亡する人は、EU27カ国では総計1,261,990人、英国では172,314人と推定されるとの研究結果が、本日(月曜日)、がん専門誌Annals ...
欧州ESMO、臨床試験に新たなQOLチェックリストを導入
2023年2月18日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)は、がん医療の臨床的有用性を評価するための検証された、再現性のあるツールESMO-MCBS(Magnitude of Clinical Benefit Scale)...
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア会議2022ハイライト
2023年1月14日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア大会2022が12月2日〜4日にシンガポール会場およびオンラインで開催された。
プログラムは、特にアジア太平洋地域に関連した、腫瘍学全分野における最近の科学的・...
プログラムは、特にアジア太平洋地域に関連した、腫瘍学全分野における最近の科学的・...
民族差と遺伝子検査へのアクセス格差が前立腺がんの発症および治療に影響
2023年1月21日
ESMOプレスリリース2020年には世界で140万人を超える男性が前立腺がんと診断されたが(1)、世界の患者の大部分で疾患の分子特性は探究されないままである。毎年11月に、前立腺がん、...
進行子宮内膜がんにレンバチニブ+ペムブロリズマブ併用がQOL悪化までの時間を延長
2022年9月29日
治療歴のある進行子宮内膜がんに対するレンバチニブ(販売名:レンビマ)とペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ)併用療法の有用性が、患者報告アウトカム(PRO)によって裏付けられた プラチナ製剤による治療後に進行した子宮内膜がん患者において、
血液検査による早期発見は、がん検診の概念を変えるか
2022年10月14日
● 血液中の腫瘍DNAから50種類を超えるがんに共通するシグナルを検出する新たな検査を開発 ● 最新の研究成果は、これまで発見が困難だったがんの早期発見への重要な第一歩となる ● がん診療には、がんの早期発見とケアの提供を再検討するためのス
ニロガセスタットは希少軟部腫瘍であるデスモイド腫瘍の予後を改善【ESMO2022】
2022年9月21日
・Notch経路を標的とした初の第3相試験により、まれな腫瘍の予後が改善 ・Notchを標的とするガンマセクレターゼ阻害剤であるnirogacestat[ニロガセスタット]は、デスモイド腫瘍患者の無増悪生存期間を延長し、症状を軽減 ・希少が
TIL療法が進行性メラノーマの無増悪生存を改善、初の第3相試験結果【ESMO2022】
2022年9月21日
・細胞療法による固形がん患者の転帰の改善を示した初めてのランダム化試験 ・腫瘍浸潤リンパ球(TIL)療法に無作為に割り付けられた患者は、標準治療を受けた患者と比較して、疾患の進行または死亡が50%減少した ・この試験結果は、さまざまな転移
大気汚染が喫煙経験のない人の肺がんを誘発することを発見
2022年9月21日
● 気候変動に関連する微粒子は、気道細胞のがん性変化をも促進する ● EGFRおよびKRAS遺伝子に変異がある細胞は、大気汚染物質にさらされるとがん化する可能性がある ● 肺がんの予防と治療への新たなアプローチに道を開く最新データ キャンサ