欧州臨床腫瘍学会(ESMO)

欧州医薬品庁がイデラリシブの使用について勧告の画像

欧州医薬品庁がイデラリシブの使用について勧告

安全対策には、注意深いモニタリングおよび肺炎を予防するための抗生物質の使用が含まれている   欧州医薬品庁(EMA)のファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC)は、抗がん剤イデラリシブ(商品名:Zydelig[ザイデリグ]
胃がん術後化学放射線療法は、標準療法と比較し転帰改善せずの画像

胃がん術後化学放射線療法は、標準療法と比較し転帰改善せず

第3相試験では全生存率に有意差は認められない   第3相試験の結果から、術前化学療法を既に受けた胃がん患者において、化学放射線療法による術後の強化療法は術後化学療法と比較した場合、転帰が改善しないことが、スペインのバルセロナで開催
術後併用補助化学療法が膵臓がんの生存を延長の画像

術後併用補助化学療法が膵臓がんの生存を延長

ランダム化第3相試験、ESPAC-4の結果   膵管腺がん切除後患者に対する、ゲムシタビン+カペシタビン併用補助化学療法とゲムシタビン単独療法を比較した多施設共同国際非盲検ランダム化対照第3相試験ESPAC-4の結果では、併用療法
早期乳がんへの短期術前パルボシクリブが、がん増殖を抑制の画像

早期乳がんへの短期術前パルボシクリブが、がん増殖を抑制

POPランダム化試験の結果   早期乳がん患者に対する短期的術前palbociclib[パルボシクリブ]治療によって、Ki67が有意に減少した。この作用は、分子タイプに依存するとともにpRBの変化と相関しており、パルボシクリブ活性
非小細胞肺がん治療の大躍進―治療薬が多数承認、または後期臨床試験中の画像

非小細胞肺がん治療の大躍進―治療薬が多数承認、または後期臨床試験中

史上最多の薬剤が短期間で承認され、さらに多くの治療薬が後期臨床試験段階にある   抗チューブリンや代謝拮抗物質などのようなジェネリック化学療法は、非小細胞肺がん(NSCLC)患者の主要な治療法の一つとして、しばしば白金製剤との併用
臨床診断による初期ステージの肺がんは、過剰治療と関連する可能性の画像

臨床診断による初期ステージの肺がんは、過剰治療と関連する可能性

初期ステージの肺がん患者において病理診断の結果を得ることは、併存疾患や腫瘍の位置、患者の要望により、しばしば困難である。8年間の調査では、病理診断に比べて、臨床診断で初期ステージの肺がんと確定された患者の数ははるかに少なかった。また、臨床診
早期乳がん手術後のMammaPrint遺伝子検査が術後化学療法を削減できる可能性の画像

早期乳がん手術後のMammaPrint遺伝子検査が術後化学療法を削減できる可能性

4月16~20日に開催された2016米国がん学会年次総会(AACR Annual Meeting 2016)で発表されたランダム化第3相MINDACT(microarray in node negative disease may avoi
EGFR陽性の非小細胞肺がんにオシメルチニブ+durvalumab療法:TATTON試験結果の画像

EGFR陽性の非小細胞肺がんにオシメルチニブ+durvalumab療法:TATTON試験結果

併用療法を評価した探索的試験の結果  ・トピック:肺および胸部腫瘍/腫瘍免疫学/抗がん剤と生物学的療法   上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)による前治療を受けた非小細胞肺がん(NSCLC)患者およびEG
EGFR 変異陽性の非小細胞肺がん初回治療にオシメルチニブが有効な可能性の画像

EGFR 変異陽性の非小細胞肺がん初回治療にオシメルチニブが有効な可能性

 ・トピック:肺がんおよびその他の胸部腫瘍と抗がん剤および生物学的治療   第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)、オシメルチニブ(osimertinib:タグリッソ)はEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)
Necitumumab+化学療法が、EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がんに有効の画像

Necitumumab+化学療法が、EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がんに有効

 ・トピック:肺その他胸部腫瘍/抗がん剤および生物学的療法   ゲムシタビン +シスプラチン化学療法へのnecitumumab併用は, 上皮成長因子受容体(EGFR)を発現する進行扁平上皮非小細胞肺がん患者に最も効果がある。このS
ベバシズマブの新規適応を欧州医薬品庁(EMA)が採択の画像

ベバシズマブの新規適応を欧州医薬品庁(EMA)が採択

ベバシズマブのエルロチニブとの併用は、EGFR活性化変異陽性の進行非扁平上皮型の非小細胞がん(NSCLC)に対する初回治療として適応がある。    ・トピック:肺および胸部腫瘍/抗がん剤/生物学的療法 2016年4月28日、欧州医
ニボルマブがプラチナ製剤耐性の進行扁平上皮非小細胞肺がんに有効であるとCheckMate 063 、017試験で追認の画像

ニボルマブがプラチナ製剤耐性の進行扁平上皮非小細胞肺がんに有効であるとCheckMate 063 、017試験で追認

当該2試験に参加したニボルマブ投与患者の生存期間と血清中サイトカインベースライン値の相関  ・トピック:肺および胸部腫瘍/腫瘍免疫学 プラチナ製剤治療を受けたことがある進行扁平上皮非小細胞肺がん患者の血清中サイトカインのベースライン値によっ
高齢の悪性胸膜中皮腫患者を、拡大胸膜切除/肺剥皮術の適応外とすべきではないの画像

高齢の悪性胸膜中皮腫患者を、拡大胸膜切除/肺剥皮術の適応外とすべきではない

高齢の中皮腫患者では拡大胸膜切除/肺剥皮術の前に綿密な術前評価を行うことが望ましい  ・トピック:肺および胸部腫瘍 年齢は、独立した因子としては拡大胸膜切除/肺剥皮術(EPD)後の患者の転帰に影響を与えなかったものの、リンパ節転移を認めた場
生菌を用いた免疫療法が悪性胸膜中皮腫の奏効率を改善の画像

生菌を用いた免疫療法が悪性胸膜中皮腫の奏効率を改善

 ・トピック:肺がんおよびその他の胸部腫瘍/がん免疫学および免疫療法   悪性胸膜中皮腫(MPM)患者に生菌を用いた免疫療法と化学療法を併用すると、90%以上の病勢コントロールと59%の奏効率が示されたとの第1b相試験の結果が、ス
欧州医薬品庁(EMA)がPI3K阻害剤イデラリシブのレビューを実施の画像

欧州医薬品庁(EMA)がPI3K阻害剤イデラリシブのレビューを実施

実施中の臨床試験における重篤な有害事象の問題でレビューを実施  ・トピック:血液腫瘍/抗がん剤と生物学的療法   欧州医薬品庁(EMA)は、欧州委員会の要請を受け、idelalisib[イデラリシブ](商品名:Zydelig[ザイ
atezolizumabが局所進行・転移性尿路上皮がんに有効の画像

atezolizumabが局所進行・転移性尿路上皮がんに有効

プラチナベースの化学療法後に進行した患者を対象とする第2相試験結果    ・議題:泌尿生殖器がん/免疫腫瘍学   Atezolizumab[アテゾリズマブ]は、プラチナベースの化学療法後に進行した局所進行、および転移性尿
欧州医薬品庁(EMA)が慢性リンパ性白血病に対し、idelalisibの適応拡大を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)が慢性リンパ性白血病に対し、idelalisibの適応拡大を推奨

慢性リンパ性白血病成人患者に対するリツキシマブまたはオファツムマブとの併用に関する新規適応  ・トピック:血液腫瘍/抗がん剤と生物学的療法   2016年2月25日、欧州医薬品庁(EMA)欧州医薬品委員会(CHMP)は医薬品Ide
白血球比率の高値が早期乳がん再発の高リスクと関連―ESMO Openプレスリリースの画像

白血球比率の高値が早期乳がん再発の高リスクと関連―ESMO Openプレスリリース

 トピック:乳がん   2種の免疫細胞の比率が高いことが初期乳がん診断後の再発高リスクと関連していることが、国際女性デー(3月8日)の前日にESMO Openオンライン版に発表された。この種の研究では初めての発見となる。 &nbs
欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がラムシルマブに対し、進行非小細胞肺がんと転移性大腸がんへの新規適応を推奨

進行非小細胞肺がんに対するドセタキセルとの併用、および転移性大腸がんに対するFOLFIRI療法との併用に関する新たな適応  ・トピック:肺および胸部腫瘍/消化器がん/抗がん剤および生物学的療法 2015年12月17日、欧州医薬品庁(EMA)
欧州医薬品庁(EMA)がアファチニブに対し、局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がんへの適応拡大を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がアファチニブに対し、局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がんへの適応拡大を推奨

新規適応は、プラチナベースの化学療法中あるいは化学療法後も進行する局所進行または転移性の扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)を対象としている。  ・トピック:肺および胸部腫瘍、抗がん剤および生物学的療法   欧州医薬品庁(EMA)
欧州医薬品庁(EMA)がEGFR-T790M陽性の非小細胞肺がんに対し、osimertinibの条件付き販売承認の認可を推奨の画像

欧州医薬品庁(EMA)がEGFR-T790M陽性の非小細胞肺がんに対し、osimertinibの条件付き販売承認の認可を推奨

本件は、EGFR-T790M陽性の局所進行または転移性NSCLCの治療を目的とする。  トピック:肺および胸部腫瘍、抗がん剤と生物学的療法   欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CMPH)は2015年12月17日、EGFR-T7
欧州医薬品庁(EMA)がレナリドミドに対し、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫への新規適応を採択の画像

欧州医薬品庁(EMA)がレナリドミドに対し、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫への新規適応を採択

新規適応は、再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫の成人患者の治療に関わる。  トピック:血液悪性疾患/抗がん剤/生物学的療法   2016年1月28日、欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CHMP)は、医薬品のレナリドミド(レ
HER2遺伝子変異を有する肺腺がんの画像

HER2遺伝子変異を有する肺腺がん

化学療法およびHER2標的薬投与患者で構成された欧州試験EUHER 2コホートからの結果   議題:オーダーメイド医療/肺腫瘍および他の胸部腫瘍/抗がん剤および生物学的療法   HER2遺伝子変異は、肺がんのドライバー遺
がんに伴う静脈血栓塞栓症発病率は過小評価されているの画像

がんに伴う静脈血栓塞栓症発病率は過小評価されている

がん患者における静脈血栓塞栓症発病率についてのインド人研究者らの報告  議題:緩和ケアと支持療法   がん患者における静脈血栓塞栓症の発病率は予想以上に高いとの研究結果が、シンガポールで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)アジア