米国臨床腫瘍学会(ASCO)
PD-1阻害剤ペムブロリズマブが進行黒色腫患者の長期生存に有用性を示す
2016年6月13日
早期試験における36カ月時点の患者の全生存率データの初回報告 注釈:要約には抄録にはない最新のデータが含まれる 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「PD-1を阻害する新規治療は多くの患者の生存期間を延長し、一部
テモゾロミド維持化学療法により退形成性神経膠腫の転帰が改善
2016年6月13日
プレスリリース米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「医師として、私たちの目的はあらゆる治療を意味のあるものにすることです。その1つは患者に必要な治療だけを推奨すること、それ以上でもそれ以下でもありません。今回の試験では、長年結論が出ないままに
トラスツズマブとバイオシミラーの進行乳がんに対する有効性と安全性は同等
2016年6月13日
プレスリリース 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「十年以上前、トラスツズマブは、がん治療を一変する革新的な分子標的薬時代を切り開く薬の一つとして登場し、HER2陽性乳がん女性の展望を変えました。今回の初期データでトラスツズマブの
術後の腹腔内化学療法の追加が、卵巣がんの進行を遅らせる可能性
2016年6月13日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「腹腔内(IP)化学療法は、新たに卵巣がんと診断され、手術で切除が成功した女性に対して効果的な治療ですが、十分には利用されていません。今回の研究データは、手術前に静脈内投与による化学療法を受けた女性の術後
ボルテミゾブベース化学療法+幹細胞移植が多発性骨髄腫の無増悪生存を延長
2016年6月8日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「新規薬剤が使われる時代になっても、実績のある治療法がその価値を保っています。新規薬剤による治療後に幹細胞移植を実施するという、新旧それぞれの最良の方法を組み合わせることで患者に最善の治療効果がもたらされ
大腸左側原発の転移性大腸がんは、右側と比べ生存期間が長い
2016年6月6日
結腸の左側に発生するがんは、右側に比べ長期生存につながる米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「本研究は大腸がんの腫瘍位置に関するこれまでで最大規模の研究で、この予想外の因子によって、なぜ特定の患者は他の患者より良い結果を示すのかといういくつか
第1相臨床試験における高精度医療の活用が患者の転帰を改善
2016年6月2日
ASCOの見解 「高精度医療(Precision Medicine:プレシジョン・メディシン)は、未来のがん治療の話ではなく、現在のものです。本試験は、患者と腫瘍にあわせて治療を個別化していくほど、臨床試験の早期段階の治療法であってもより良
早期の緩和ケア導入が、がん患者家族のQOL向上にも効果
2016年5月31日
ASCOの見解 「介護者によるサポートはがん患者にとって非常に重要ですが、介護者に大きな犠牲を強いることもあります。今回の研究で、早期緩和ケアは患者のために考えられたものであるけれども、介護者の負担軽減にも役立つことがわかりました」と AS
ASCO2016ハイライト演題―がん研究、および患者ケアの進歩に焦点
2016年5月31日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、本日、2016年ASCO年次総会の公式報道向けプログラムを発表した。注目演題では、従来の治療をさらに患者に有益にする新規アプローチに加え、高精度医療(precision medicine:プレシジョン・メディ
【リサーチアドボケート】患者・家族への論文無償提供
2016年5月16日
*Cancer.Netとは、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の患者向けサイトでConquer Cancer Foundationが提供しています。 (*サイト注:すでに終了しています) 【リサーチアドボケート】(患者が研究を支援する) ペイシェ
がん研究における患者アドボケートの役割
2016年5月6日
*Cancer.Netとは、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の患者向けサイトです。 Research Advocacy > Introduction to Cancer Research 【リサーチアドボケート】(患者が研究を支援する)
医薬品の承認と適応
2016年5月2日
*Cancer.Netとは、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の患者向けサイトです。 Research Advocacy > Introduction to Cancer Research 【リサーチアドボケート】(患者が研究を支援する)
早期浸潤性乳がんの治療決定のためのバイオマーカー使用に関する新ガイドライン
2016年3月4日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、早期浸潤性乳がんで、ホルモン受容体およびヒト上皮成長因子2(HER2)受容体の状態がわかっている女性に対する新たな診療ガイドラインを公表した。本ガイドラインには、術後補助全身療法を決定する際の指針となる乳
局所進行直腸がんに対する術前の短期間放射線照射+化学療法は、標準化学放射線療法と同等の効果で毒性が低い
2016年2月15日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「われわれは手術に先立ち、有効性を最大限に高め副作用が最小限に抑えられるように、患者に行う治療法をきめ細かく調整している。本研究はこれまでより短期間の放射線照射後に化学療法を行うことで腫瘍の縮小が可能
177Lutetium-DOTATATEを用いた放射性核種標識ペプチド療法は、中腸神経内分泌腫瘍の増殖を抑制
2016年2月11日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「新規療法は腫瘍の増殖に対して有意な抑制効果を示し、特に治療の選択肢が限られている患者に効果が認められることは大きな喜びです」と、本日の報道発表の議長でありASCO専門委員のSmitha Krishnam
乳がん治療後ケアに関する新たな合同ガイドライン
2016年2月2日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)およびアメリカがん協会(ACS)は本日、乳がんサバイバーである成人女性患者の治療における合同臨床診療ガイドラインを公表した。本ガイドラインは、乳がん再発の経過観察、新たな原発がんのスクリーニング、長期および晩発障
妊娠はホジキンリンパ腫の再発リスクを高めない
2016年1月28日
ASCOの見解 ASCOのリンパ腫専門家Merry-Jennifer Markham医師 「これはホジキンリンパ腫から寛解状態に入り、妊娠を望んでいる女性にとって喜ばしく、励みになる知らせです。本研究はまた、がん寛解後の妊孕性が依然として多
放射線腫瘍医と緩和ケア専門医が共同する革新的な取り組みによって、進行がんの患者の緩和ケアが向上
2015年11月20日
この要約には抄録にない最新のデータが含まれています。 ASCOの見解 「この研究は治療の全期間における緩和ケアの重要性を強調しています」と米国臨床腫瘍学会(ASCO)の専門医で、本日のpresscast(インターネット生放送に
腫瘍内科の診療に一次緩和ケアの提供を推奨
2015年11月7日
ASCOの見解 「職能団体間の協力は、すべての患者にとって利用しやすく質の高い緩和ケアへの重要な一歩となります」と米国臨床腫瘍学会(ASCO)の専門医で、本日のpresscast(インターネットでのライブ配信による記者会見)の司会でもあるD
終末期患者を見極める方法に関する新たな根拠
2015年10月30日
この要約には抄録にない最新のデータが記載されています。 ASCOの見解 「どの患者に対し、終末期に関する選択について話し合いを始めればいのかを見極めることは、臨床医にとって難題といえるかもしれません。今回の研究では、ある1つの
乳がん研究における注目すべき進歩が明らかに
2015年10月16日
2015年乳がんシンポジウムで発表される2つの注目すべき研究の概要が閲覧可能となる。 今回のシンポジウムは、2007年から毎年開催された乳がんシンポジウムの最終年となる。本シンポジウムは乳がん治療に対する集学的アプローチに焦点
がんの易罹患性に関する遺伝学的検査についての提言の更新版を発表
2015年10月8日
新しい遺伝学的技術の最適利用のためには研究の拡充、医療従事者の教育、品質保証が必要 米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、がんの易罹患性に関する遺伝学的検査についてまとめた提言の更新版を発表した。Journal of Clini
進行非小細胞肺がん治療に関するASCOガイドラインの改訂
2015年9月18日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、ステージIV非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対する全身療法に関する診療ガイドラインの改訂版を発行した。ガイドラインでは、一次治療、二次治療、三次治療における化学療法および標的療法の使用に関する、エビデン
がん研究を拡大し高齢者を対象に含めるよう要請
2015年9月3日
臨床試験の適格基準が過度に厳格であるために、高齢のがん患者の治療を裏づけるエビデンスが不足していることを指摘 米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、連邦政府関連機関およびがん研究コミュニティに対し、臨床試験の対象を広げてより高齢の患者を含める