R-CHOP療法

このページは、R-CHOP療法の簡単な解説と、本治療薬の用法、関連ニュース、研究結果および現在進行中の臨床試験に関する情報へのリンク集です。

R-CHOP療法に関する詳細情報

このページではR−CHOP療法の簡単な解説と、本療法の薬剤名にリンクがある場合は各種薬剤の情報がご覧いただけます。

R-CHOP療法で併用される薬剤

R = リツキシマブ
C = シクロホスファミド
H = ドキソルビシン(ヒドロキシダウノマイシン)
O = ビンクリスチン(オンコビン)
P = プレドゾニン(日本ではプレドニゾロンが使用されています)

化学療法は複数の薬剤を組み合わせて行われることがあります。それぞれ作用の異なる薬剤がそれぞれに抗がん作用を示すので、多剤併用は、単剤で行うよりも、通常効果があります。

本併用療法で使用される薬剤はそれぞれ、がんおよびがんに起因する症状の治療薬として、米国食品医薬品局(FDA)によって承認されています。

適応となるがん

R-CHOP療法は以下の治療に用いられます。

・以下のがん種を含むB細胞非ホジキンリンパ腫

 -びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)

    -進行濾胞性リンパ腫。初回治療として使用されます。

 -ワルデンシュトレームマクログロブリン血症

本併用療法は、他の薬剤または治療法との併用、もしくはその他のがんの治療に用いられる場合があります。

R−CHOP療法に関する詳細情報
NCI治療薬辞典による定義(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名

2021年8月6日更新

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