発信元
ドムバナリマブ併用療法は進行性非小細胞肺がんに対して免疫療法薬単剤より優れている
2023年2月16日
ASCOの見解
「新たな免疫チェックポイント受容体であるTIGIT標的を検討した先行研究で得られたシグナルはまちまちのものでした。本試験における免疫療法薬併用治療の有望な結果は、さらなる調査を支...
「新たな免疫チェックポイント受容体であるTIGIT標的を検討した先行研究で得られたシグナルはまちまちのものでした。本試験における免疫療法薬併用治療の有望な結果は、さらなる調査を支...
次世代BTK阻害薬ザヌブルチニブが再発慢性リンパ性白血病の無増悪生存を改善
2023年2月17日
再発または難治性の慢性リンパ性白血病(CLL)および小リンパ球性リンパ腫(SLL)患者を対象とした臨床試験の結果、次世代BTK阻害剤であるzanubrutinib [ザヌブルチニブ](販売名:...
欧州ESMO、臨床試験に新たなQOLチェックリストを導入
2023年2月18日
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)は、がん医療の臨床的有用性を評価するための検証された、再現性のあるツールESMO-MCBS(Magnitude of Clinical Benefit Scale)...
FDAが大腸がんにツカチニブ+トラスツズマブ併用療法を迅速承認
2023年2月19日
2023年1月19日、米国食品医薬品局(FDA)は、フルオロピリミジン、オキサリプラチン、イリノテカンベースの化学療法後に進行したRAS遺伝子野生型かつHER2陽性の切除不能または転移性の大腸...
喫煙をなくせば、英国のがん格差は半減する可能性
2023年2月20日
貧しい環境に置かれた人ほどがんになりやすいことは知られている。英国では最も裕福な人々とそれ以外の人々との間の「がんにおける不平等格差」を解消するためには禁煙が最も大きな効果をもたらすことが英国...
FDAが再発/難治性濾胞性リンパ腫にmosunetuzumabを迅速承認
2023年2月21日
2022年12月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、CD20とCD3への二重特異性をもつT細胞エンゲージャーであるmosunetuzumab-axgb[モスネツズマブ](販売名:Lunsum...
KRAS標的薬MRTX1133が非臨床段階で膵臓がんに有望
2023年2月22日
膵臓がんは、治療抵抗性が高いことで知られる、急速に進行する疾患である。多くのがん種および膵臓がんのほとんどは、KRASと呼ばれる遺伝子の変異が引き金となることから、研究者らはこれまで、変異を生...
ASCO消化器がんシンポジウム最新の11研究発表
2023年2月23日
2023年1月19日から21日までカリフォルニア州サンフランシスコのモスコーンウェストビル(Moscone West Building)で開催される「2023 ASCO消化器がんシンポジウム...
アルコールとがんの関連性:米国人の認識はきわめて低い
2023年2月13日
ワイン、ビール、酒類で認識に差ワインを含むすべてのアルコール飲料がさまざまな種類のがんのリスクを高めることを示す決定的な研究結果があるにもかかわらず、米国人はこのリスクに対する認識が低...
乳房温存療法は、一部の乳房内多発乳がんの治療選択肢となる可能性
2023年2月11日
【サンアントニオ乳がん学会2022】同一乳房に複数の腫瘍があり、乳腺腫瘍摘出術後に放射線療法を受けた患者の局所再発率は、単一腫瘍の患者で過去に観察された再発率と同等であることが、サンア...
ソトラシブがKRAS G12C変異陽性進行膵がんに臨床的意義のある効果を示す
2023年2月12日
CodeBreaK 100試験で、許容可能な安全性プロファイルと有望な結果が実証されるKRAS G12C阻害薬ソトラシブ(販売名:ルマケラス)は、第I/II相試験「CodeBreaK ...
HER2陽性転移性乳がんにエンハーツ(T-DXd)はT-DM1よりも全生存期間を延長
2023年2月1日
【サンアントニオ乳がん学会(SABCS2022)】トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd、販売名:エンハーツ)による二次治療は、トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1、販売名:カ...
免疫チェックポイント阻害薬による心臓関連副作用の原因を究明
2023年2月2日
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)として知られる免疫療法薬は、ますます多くのがん治療に使用されている。これらの薬剤は極めて効果があり、腫瘍を縮小させ、長期間にわたり腫瘍を抑制することができる...
副作用を回避する化学療法薬をつくれるか?
2023年2月3日
がん治療薬として検証された多くの薬剤は腫瘍の縮小や排除において大いに期待できるが、ある極めて重要な側面で失敗している。それは、こうした薬剤が正常組織も損傷し、重大な副作用を引き起こすということ...
ASH2022:AMLの新規3剤併用療法、olverembatinib、c-Myc/GSPT1分解剤ほか
2023年2月4日
血液腫瘍の治療の進歩に焦点を当てた主要な発表テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家による基礎、トランスレーショナル、臨床のがん研究を紹介...
ASH2022:リンパ腫のzilovertamab上乗せ試験、DTX1遺伝子の役割、CAR-T後向き研究ほか
2023年2月5日
血液腫瘍の治療の進歩に焦点を当てた主要な発表テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家による基礎、トランスレーショナル、臨床のがん研究を紹介...
T-DM1治療歴ある患者において、T-DXd(エンハーツ)は化学療法レジメンより優れる
2023年2月6日
【サンアントニオ乳がん学会(SABCS2022)】トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1、販売名:カドサイラ)による治療を受けたHER2陽性、転移性乳がん患者の三次治療において、カペ...
FDAが進行胞巣状軟部肉腫にアテゾリズマブを承認
2023年2月7日
進行した胞巣状軟部肉腫(ASPS)に対する治療法が、米国国立衛生研究所(NIH)に属する米国国立がん研究所(NCI)が主導した臨床試験をもとに初めて承認された。免疫療法薬のアテゾリズマブ(販売...
FDAが小児・青少年期の高リスクリンパ腫にブレンツキシマブを承認
2023年2月8日
米国食品医薬品局(FDA)は、ホジキンリンパ腫の一部の小児および青少年の治療においてブレンツキシマブ ベドチン(アドセトリス)と化学療法の併用を承認した。
11月10 日に発表された今回の承認が...
11月10 日に発表された今回の承認が...
ASH2022:脳・脊髄リンパ腫へのCAR-T療法は初期臨床試験で有望
2023年2月9日
脳および脊髄のリンパ腫患者を対象とした小規模パイロット試験で、アキシカブタゲン シロルユーセル(販売名:axi-celまたはイエスカルタ)というCAR-T細胞療法が、安全で有望な有効性を示して...
遺伝子プロファイリングにより乳房温存術後の放射線治療を安全に省略できる患者を特定
2023年2月10日
【サンアントニオ乳がん学会2022】サンアントニオ乳がんシンポジウム(2022年12月6~10日)で発表されたメタ解析の結果により、研究中の遺伝子シグネチャーのスコアが低い浸潤性乳がん...
ASH2022:白血病患者に有望な新規多剤併用療法と分子標的療法
2023年1月30日
MDアンダーソンの研究者が米国血液学会(ASH2022)で複数の白血病に関する重要な進歩を発表
2022年米国血液学会(ASH)年次総会で、3件の臨床試験から得られた説得力のある知見をテキサス大...
2022年米国血液学会(ASH)年次総会で、3件の臨床試験から得られた説得力のある知見をテキサス大...
新規白血病(AML)とMDSの若年患者でベネトクラクスとCLIA併用が高い有効性
2023年1月31日
MDアンダーソンの研究者が米国血液学会(ASH2022)で複数の白血病に関する重要な進歩を発表2022年米国血液学会(ASH)年次総会で、3件の臨床試験から得られた説得力のある知見をテ...
転移乳がんの循環腫瘍細胞数による治療方針決定は長期予後を改善
2023年1月26日
転移性エストロゲン受容体(ER)陽性 /HER2陰性乳がん患者の一次治療として化学療法かホルモン療法かの選択を導くために循環腫瘍細胞(CTC)数を用いた結果、医師の選択治療と比較して、全生存期...