ジョンズホプキンス大学
胸部がんとメラノーマの抗PD-1療法著効と分子レベルの転帰予測【ASCO20】
2020年6月28日
ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターの胸部がん専門家およびがんゲノム専門家は、がん治療・ケアに携わる医師および専門家が所属する国際学会である米国臨床腫瘍学会(ASCO)の年次総会で、中皮腫、肺がん、および悪性黒色腫に関する有望な知見お
集中治療室の小児患者の多くはリハビリテーション療法を受けていない
2020年6月18日
病院の集中治療室(ICU)に入院している成人患者は、しばしばリハビリテーション療法を受け、入院の初期段階から体を動かし続けるよう促される。これによって、褥瘡(床ずれ)、血栓およびその他の短期的リスクが下がると同時に、筋力、身体機能および認知
積極的放射線治療で転移のある前立腺がんの進行が遅延
2020年4月30日
高精度の放射線が少数転移を有する前立腺がん患者の全身性免疫反応を引き起こす 第2相臨床試験の結果、高精度かつ高線量の放射線療法である体幹部定位放射線治療(SABR)が少数の遠隔転移を有するホルモン感受性前立腺がん患者の病勢進行を遅らせる可能
脳幹高悪性度神経膠腫の成人患者は、外科手術により数カ月から数年延命の可能性
2020年3月16日
診療録の研究は、医師と患者がより多くの情報に基づいて治療法を決定するのに役立つ ジョンズホプキンス・キンメルがんセンターの研究者らが主導する診療録研究の結果によると、脳幹高悪性度神経膠腫(稀少性、致死性ともに最も高い脳腫瘍の1種)の成人患者
実験室におけるモデルで、小児脳腫瘍にTAK228+トラメチニブ併用療法は有望
2020年3月5日
臨床試験の実施を後押しする結果 ジョンズホプキンス・キンメルがんセンターの研究者らによるヒト細胞およびマウスを用いた実験の結果、低グレードの小児神経膠腫の増殖を低減するために、がん実験薬TAK228(Sapanisertib[サパニセルチブ
膵嚢胞の早期かつ頻回な切除は、一部の膵臓がんリスクを下げる可能性
2019年6月6日
膵嚢胞に特定の前がん病変を有して手術を受けた成人901人分の医療記録分析が行われ、前がん病変のある嚢胞が致死的な膵臓がんに発展するかをより正確に示す解剖学的「マーカー」のパラメータが刷新された。この研究はジョンズホプキンス医学部とKarol
小児に多い脳腫瘍に新たな併用化学療法が有望
2019年4月10日
低悪性度神経膠腫に対するエベロリムスとカルボプラチンの併用で腫瘍の増殖が遅くなり、腫瘍が縮小 抵抗性・再発性低悪性度神経膠腫に対する新たな併用療法は、実験モデルおよびマウスモデルにおいて腫瘍増殖を遅らせ、腫瘍細胞を死滅させた。 ジョンズホプ
PET検査でHER2陽性乳がん個別化治療のバイオマーカーを検出
2019年3月22日
漸減療法の目的は有効性の維持と毒性の最小化 治療法をさらに個別化して患者の過剰治療を避けるために、PETスキャンを用いた新しい研究で、HER2陽性乳がんの1種類を有する患者が標準的化学療法を要せずに、HER2標的薬の単独投与で最大のベネフィ
HPV(子宮頸がん)ワクチン:親が子供に接種させない本当の理由
2018年11月27日
研究の結果、安全性への心配が理由の上位であり、医師が患者への教育およびワクチン推奨に力を入れる必要があることが示唆される。 ジョンズホプキンス研究者たちの新たな調査データ研究によると、性感染を起こすヒトパピローマウイルス(HPV)のワクチン
子宮頸がん検診の新推奨をジョンズホプキンス大の専門医が歓迎
2018年9月25日
新ガイドラインでは、30歳以上の女性に対して子宮頸がん検診に関する選択肢を提示する。 米国予防医学専門委員会(USPSTF)が発表した新ガイドラインでは、30歳以上の女性に対して子宮頸がん検診に関する選択肢を提示している。(*
肝転移大腸がん手術前後の生存期間予測を改善する「スコアシステム」
2018年6月13日
ジョンズホプキンス大学医学部腫瘍外科フェローであるGeorgios Margonis医学博士とジョンズホプキンス肝・膵臓がん外来外科医であるMatthew Weiss医師は、肝臓に転移した大腸がんの治療と予後予測を改善しようとする取り組みに
トラスツズマブ併用で子宮漿液性がんの生存期間が延長
2018年5月8日
ジョンズホプキンス大学 2018年4月10日 標準化学療法レジメンにトラスツズマブを追加することで、まれなタイプの子宮がん女性の生存期間が延長する。 今回の臨床第2相試験で、HER2/neu変異が子
正確なテロメア長検査が治療法の選択に影響
2018年3月30日
ある種の疾患では、正確なテロメア長検査が治療法の決定に影響を与える。 テロメアは染色体DNAの末端を保護するキャップである。テロメアが短いという特徴を持つ疾患があるが、どの程度短いと短すぎるのか? ジョンズホプキンス大学 ジョンズホプキンス
新たに確認された5カ所の領域の遺伝子変化は膵臓がんリスクに関連する
2018年3月28日
これまでに実施された膵臓がん全ゲノム関連解析研究の中でも最大と言われる研究において、ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターおよび米国国立がん研究所(NCI)の研究者および世界の80カ所を超えるその他施設の共同研究者がヒトゲノムの5カ所の
重度の歯周病とがんリスクの関連にさらなるエビデンス
2018年3月2日
長期の健康調査中に収集されたデータから、進行した歯周病患者において、がんリスクの上昇との関連についてのさらなるエビデンスが示された。この新しい共同研究は、ジョンズホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生大学院、ジョンズホプキンス大学キンメルがん
1回の血液検査で8種のがんをスクリーニング
2018年2月14日
最も一般的ながんを早期発見するための優れた新たな枠組み 1回の血液検査で8種の一般的ながんをスクリーニングし、がん部位の特定に役立つ手法を、ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターの研究者らが開発した。 CancerSEEK
遺伝子変異が多いほど、免疫チェックポイント阻害薬の奏効率が上がる
2018年1月17日
「遺伝子変異」量により、免疫チェックポイント阻害薬に奏効するがん種が予測可能に ====================== この研究は、さまざまながん種に関して遺伝子変異量が免疫チェックポイント阻害剤の奏効結果にどれほど大きな影響を及ぼす
卵巣がんの起源部位は卵管であることが示唆される
2017年11月22日
小規模研究が概念の証明とより幅広い研究への支持を示す 一部の研究者らはこれまで、最も一般的な型の卵巣がんは、卵巣を子宮とつないでいる細い繊維性の管 である卵管に由来する可能性があると考えてきた。今回、9人の女性を対象とした研究結果により、多
早期膵臓がん発見に遺伝子とタンパクによるリキッドバイオプシー
2017年11月2日
・研究者らが早期膵臓がん発見に血液中の遺伝子/タンパク質マーカーを使用 ・血液中の遺伝子/タンパク質マーカーが早期膵臓がんを発見するのに役立つ ジョンズホプキンスの研究者たちが早期膵臓がんを発見するために腫瘍特異的遺伝子とタン
ASCO発表集:がん免疫療法薬に関するジョンズホプキンス研究結果
2017年7月24日
■1 新しい免疫治療薬の併用療法(抗PD-1+抗LAG-3)は、前治療で標準治療を行った患者のメラノーマを抑制する 免疫チェックポイント阻害薬は免疫抑制シグナルを排除し、がんに対する免疫システムの攻撃力を回復させる薬剤であるが、2つのチェッ
血中の腫瘍DNAが進行乳がん女性の生存期間を予測
2017年4月25日
進行乳がん女性129人を対象とした多施設共同試験の結果、腫瘍由来マーカーが高値である患者のほとんどの死亡時期が、マーカーが低値な患者よりも有意に早かったことが、がん関連DNAを検出する血液検査によって正しく予測できたことがわかった。 &nb
腫瘍特異的変異の痕跡を消去して免疫療法を回避
2017年1月31日
免疫チェックポイント阻害剤の治療を受けた患者に拡がる獲得耐性の機序が解明される可能性も 肺がんまたは頭頸部がん患者からの腫瘍について初期研究の結果によると、チェックポイント阻害剤として知られている免疫療法薬への広
乳がん再発リスクの予測を支援する新しいウェブアプリ
2016年11月28日
無料ウェブアプリが、市販の再発リスク分子検査の結果の一部を正確に予測する 概要 乳がん分子検査をオーダーすべき?このアプリが判断を助けてくれる 無料ウェブアプリが、市販の再発リスク分子検査の結果の一部を正確に予
治療ワクチンにより子宮頸部の前がん病変の一部が消失したことが臨床試験で示される
2015年11月4日
ジョンズホプキンス大学 要点・ある臨床試験において、遺伝子操作を行った治療ワクチンを用いたところ、治療ワクチンを投与した女性のほぼ半数で高グレードの子宮頸部前がん病変を消失させることに成功した。 ・この治療ワクチンは、免


