2021年02月の記事一覧

英国NICEが卵巣がんの維持療法としてニラパリブを承認の画像

英国NICEが卵巣がんの維持療法としてニラパリブを承認

高悪性度の進行した上皮性卵巣がん、卵管がん、または原発性腹膜がんの成人患者の一部に対し、新たな分子標的療法が英国国立医療技術評価機構(NICE)により推奨された。 ニラパリブ(販売名:セジューラ)は、初回治療の効果を高めたり持続させたりする
化学療法を受けているがん患者のCOVID-19感染リスクは高くない可能性の画像

化学療法を受けているがん患者のCOVID-19感染リスクは高くない可能性

パンデミック中のがん治療中断を最小限に抑えられる可能性を示す研究結果 化学療法を受けているがん患者は、積極的治療を受けていない患者と比較して、COVID-19感染リスクが高くなかった、と2月3日から5日に行われた米国がん学会(AACR)バー
レルゴリクス承認で変わる進行性前立腺がん治療の画像

レルゴリクス承認で変わる進行性前立腺がん治療

米国食品医薬品局(FDA)に承認された新薬が、早速前立腺がんの治療に変化をもたらすことになりそうだ。レルゴリクス(販売名:オルゴビクス )というこの薬剤は、大規模な臨床試験において、一般的な治療薬であるロイプロリド(リュープロレリンとも呼ば
未治療の進行非小細胞肺がん患者に対する免疫療法薬と化学療法の比較の画像

未治療の進行非小細胞肺がん患者に対する免疫療法薬と化学療法の比較

コクランレビュー記事が コクラン 日本語版ウェブサイト に掲載されました。 「未治療の進行非小細胞肺がん患者に対する免疫療法薬と化学療法の比較」 《実施組織》一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT:ジャムティ) 『海外癌医療情報
《がん治療の副作用》男性がん患者のセクシュアルヘルスの画像

《がん治療の副作用》男性がん患者のセクシュアルヘルス

がんの治療を受けている男性は、治療中、ときには治療後に、性生活に影響を及ぼす変化を経験することがあります。治療前のような性的活動への気力や関心はなくなる可能性がありますが、それでも、配偶者やパートナーと性的関係を持ち親密感を得ることはなおさ
《がん治療の副作用》女性がん患者のセクシュアルヘルスの画像

《がん治療の副作用》女性がん患者のセクシュアルヘルス

*原文を日本語で表示させるには画面右上にあるブラウザの設定で自動翻訳機能をONにしてください がんの治療を受けている女性は、治療中、ときには治療後に、性生活に影響を与える変化を経験することがあります。治療前のような性交渉への行動力や関心はな
腎がんへのレンバチニブ+ペムブロ併用はスニチニブより優れるの画像

腎がんへのレンバチニブ+ペムブロ併用はスニチニブより優れる

第3相CLEAR試験の結果によると、進行性淡明細胞型腎細胞がん(RCC)患者の全生存期間、無増悪生存期間、および客観的奏効率の点で レンバチニブ(レンビマ)+ペムブロリズマブ(キイトルーダ)の併用療法は、 スニチニブ(スーテント)よりも優れ
がん骨転移治療薬ゾレドロン酸の使用で顎骨壊死の可能性の画像

がん骨転移治療薬ゾレドロン酸の使用で顎骨壊死の可能性

がんが骨に転移すると、疼痛や骨折などの問題を引き起こす可能性がある。臨床ガイドラインでは、がんが骨に転移した患者に対して、これらの合併症を管理する上で有用なゾレドロン酸(販売名:ゾメタ)などの骨修飾薬を定期的に投与することを推奨している。
糞便微生物移植が進行メラノーマに対するペムブロリズマブの奏効を改善の画像

糞便微生物移植が進行メラノーマに対するペムブロリズマブの奏効を改善

NCIプレスリリース  免疫療法が効かないがん患者の一部に対し、糞便移植により腸管内微生物の組成(腸内細菌叢または腸内フローラとして知られている)を調整することで、免疫療法の効果が得られる可能性があることが、新たな試験で示された。同試験は、
FDAが再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫にlisocabtagene maraleucelを承認の画像

FDAが再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫にlisocabtagene maraleucelを承認

速報 2021年2月5日 米国食品医薬品局(FDA)は、2種類以上の全身治療を受けたが効果を得られないか再発がみられる大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者に対して細胞をベースとした遺伝子治療薬、lisocabtagene maraleucel(
骨髄腫治療薬プリチデプシンはSARS-CoV-2に強力な抗ウイルス活性を示すの画像

骨髄腫治療薬プリチデプシンはSARS-CoV-2に強力な抗ウイルス活性を示す

スペインの第2相臨床試験の良好な結果を裏付ける知見 多発性骨髄腫の治療薬としてオーストラリア規制庁に承認されているプリチデプシン(販売名:Aplidin)が、新型コロナ感染(COVID-19)を引き起こすウイルスであるSARS-CoV-2(
FDAが肺がん治療による骨髄抑制の軽減にトリラシクリブを承認の画像

FDAが肺がん治療による骨髄抑制の軽減にトリラシクリブを承認

骨髄機能保護のために進展型小細胞肺がんの化学療法前にトリラシクリブを投与 速報 2021年2月12日 米国食品医薬品局(FDA)は、トリラシクリブ(販売名:Cosela)を進展型小細胞肺がん(がんが原発巣のある肺や所属リンパ節を超えて転移し
FDAが局所進行/転移基底細胞がんにセミプリマブを承認の画像

FDAが局所進行/転移基底細胞がんにセミプリマブを承認

2021年2月9日、米国食品医薬品局(FDA)は、ヘッジホッグ経路阻害剤(HHI)による治療歴があるか、同剤が不適応な局所進行基底細胞がん(laBCC)患者にセミプリマブ(販売名:Lybtayo[リブタヨ]、Regeneron Pharma
ASCOアドバンス・オブ・ザ・イヤー2021は「分子プロファイリングによる消化管がん治療の進歩」の画像

ASCOアドバンス・オブ・ザ・イヤー2021は「分子プロファイリングによる消化管がん治療の進歩」

分子プロファイリング(がん遺伝子パネルなどを含む)により、分子や遺伝子の特徴に基づいたがん治療を行うことができるようになった。こうした検査は、 過去1 年間で消化器がん治療に数多くの進展をもたらし、患者ケアは改善されつつある。この進展を認め
B細胞枯渇療法を受けたリンパ腫患者はCOVID-19転帰不良の可能性の画像

B細胞枯渇療法を受けたリンパ腫患者はCOVID-19転帰不良の可能性

重症COVID-19(新型コロナウイルス感染症) で入院したリンパ腫患者のうち、過去12カ月以内にB細胞枯渇療法を受けた患者では、入院期間長期化と死亡リスクの上昇がみられた。この結果は、2月3-5日に開催されたAACRバーチャル会議「 CO
転移したホルモン感受性前立腺がんの治療におけるアンドロゲン遮断療法へのアビラテロンの追加の画像

転移したホルモン感受性前立腺がんの治療におけるアンドロゲン遮断療法へのアビラテロンの追加

コクランレビュー記事が コクラン 日本語版ウェブサイト に掲載されました。 「転移したホルモン感受性前立腺がんの治療におけるアンドロゲン遮断療法へのアビラテロンの追加」 《実施組織》一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT:ジャム
FDAが辺縁帯/濾胞性リンパ腫にウムブラリシブを承認の画像

FDAが辺縁帯/濾胞性リンパ腫にウムブラリシブを承認

2021年2月5日、米国食品医薬品局(FDA)は、PI3Kデルタおよびカゼインキナーゼ(CK)1イプシロンを含むキナーゼ阻害剤であるウムブラリシブ(販売名:Ukoniq、TG Therapeutics 社)を以下の適応に迅速承認した。 ・抗
メトホルミンが2型糖尿病女性における乳がんリスクに影響をおよぼす可能性の画像

メトホルミンが2型糖尿病女性における乳がんリスクに影響をおよぼす可能性

Annals of Oncology誌プレスリリース 44,541人の女性を対象にした研究により、全体的に、2型糖尿病と乳がん発症との間に関連性はないとみられることがわかった。ただし、この結果は、本研究に参加した2型糖尿病の女性の大多数がメ
FDAが転移非小細胞肺がんにテポチニブを迅速承認の画像

FDAが転移非小細胞肺がんにテポチニブを迅速承認

2021年2月3日、米国食品医薬品局(FDA)は、間葉上皮転換(MET)エクソン14スキッピング変異を有する転移非小細胞肺がん(NSCLC)の成人患者にテポチニブ(販売名:テプミトコ、EMD Serono Inc.社)を迅速承認した。 ME
アベマシクリブが早期乳がんの新たな選択肢となる可能性の画像

アベマシクリブが早期乳がんの新たな選択肢となる可能性

大規模試験の最新結果により、アベマシクリブ(販売名:ベージニオ)が、最も多い分類型の乳がん患者に対する新たな治療選択肢となることが示唆されている。 乳がんと診断される患者の約90%は早期乳がんであり、大半の場合、ホルモン受容体(HR)陽性H
コロナウイルス(COVID-19)ワクチンとがんの画像

コロナウイルス(COVID-19)ワクチンとがん

キャンサーリサーチUK コロナウイルスワクチンには多くの関心が寄せられており、あなたやあなたの大切な人がワクチンについて疑問を抱くのは当然のことです。 専門家は、がんを有する人がワクチンを接種することは重要であり、また、安全であると述べてい
小細胞肺がんにおける第4のサブタイプと治療の個別化の画像

小細胞肺がんにおける第4のサブタイプと治療の個別化

増幅免疫細胞集団が特徴のこれまでに知られていなかった第4のタイプ 遺伝子発現に基づき、小細胞肺がん(SCLC)を固有の4つのタイプに分類する包括的な枠組みを初めて構築し、タイプごとに潜在的な治療標的を特定したことを、テキサス大学MDアンダー
遺伝子変異のほとんどない再発膠芽腫は免疫療法薬に最も良く反応するの画像

遺伝子変異のほとんどない再発膠芽腫は免疫療法薬に最も良く反応する

膠芽腫という脳腫瘍は特に複雑である。膠芽腫は致死的疾患であるが、再発した腫瘍において新しい免疫療法薬に反応を示すことがあり、最大20%の患者が予後予測を大きく超えて生存することができる。 免疫療法薬を生命予後の延長に結びつけようとしてきた研
ニュースリリースデモ2の画像

ニュースリリースデモ2

ニュースリリースのデモ。ニュースリリースのデモ。ニュースリリースのデモ。ニュースリリースのデモ。ニュースリリースのデモ。
ニュースリリースのデモ。ニュースリリースのデモ。ニュースリリースのデモ。...