がんと生活・運動・食事
アスピリンの常用が高齢者のがん死亡リスクを高める可能性
2020年9月17日
数多くの研究では、低用量のアスピリンを定期的に服用している人は、がんと診断されたり、がんで死亡するリスクが低減する可能性があることが示唆されている。しかし、ASPREEという無作為化臨床試験から得られた新たな知見により、高齢者には同じことが
がん治療中の運動
2020年7月29日
(サイト注:本文中の「原文」へのリンクは、ウェブブラウザの翻訳機能を使用して日本語で閲覧可能です) 運動はがん治療計画の重要な要素です。定期的な運動は、治療の全段階で身体的および精神的健康を大幅に改善することを示す研究が増えつつあります。が
座りがちな生活で、がん死亡リスクが上昇
2020年7月10日
座っている時間の代わりに30分間身体を動かすと、がん死亡のリスクが低下する 座位行動とがん死亡率を客観的に測定することを検討した最初の研究において、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者らは、運動不足の程度ががんによる死亡リスクの
改訂版栄養成分表示は、がんも含めた健康や食の科学を反映
2020年6月19日
2020年1月1日、米食品医薬品局(FDA)は多くの食品製造業者に対し、各自社製品に栄養成分表示の改訂版を表示するよう、要請を開始した。本インタビューでは、FDA食品安全応用栄養センター栄養政策上級顧問 Robin McKinnon博士とN
がん診療に高齢者の機能評価を導入すると、高齢患者のQOLが向上し入院が減少
2020年5月28日
ASCOの見解 「65歳以上の人口は今後も世界中で増加し続けることが予想されており、高齢患者に提供する治療の質を最適化するために、より厳密な研究が急務となっています。本研究は、高齢者機能評価により、高齢がん患者のQOLが明確に改善され、より
1日に歩いた歩数が多いほど、全死因による死亡率は低下
2020年5月8日
1日の歩数が多いほど、全死因死亡リスクが低下することが新たな研究で示された。米国国立がん研究所(NCI)および米国国立老化研究所(NIA)(いずれも米国国立衛生研究所の機関)の研究者、ならびに米国疾病管理予防センター(CDC) の研究者から
身体活動とがん
2020年4月28日
このページについて ■身体活動とは ■身体活動とがんリスクの関係について、どのようなことがわかっているか ■身体活動は、がんのリスク低下とどのように結びつくか ■座りがちな生活を送ることとがんのリスクとの関係については、どのようなことがわか
がんのリスク因子 ~知っていますか?~
2020年3月7日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 年齢、生活様式、環境、遺伝子構造、家族歴には、がんリスクを高める可
がんのリスクを低減するための食品36選
2019年5月24日
がんと戦ってくれる食品のリストをお探しですか?MDアンダーソンがんセンターの専門家は、植物性食品を中心にしたヘルシーな食生活を送れば、がんのリスクを(無くすことはできなくても)減らす可能性があると述べています。 がんと戦う食べ物などあるので
肥満とがんの研究結果について、ASCO会長の声明
2019年2月16日
肥満とがんの新たな知見について、米国臨床腫瘍学会(ASCO)会長Monica M. Bertagnolli医師(ACS、FASCO)による声明 「肥満に関係するがんの発生率は若年成人で特に急激に上昇していますが、本調査結果を警鐘として、年齢
ビタミンDサプリメントは、がんの発生率を低下させない
2019年1月23日
がん予防に対するビタミンDの効果を検討したこれまでで最大規模のランダム化臨床試験において、サプリメントはがんの発生リスクを低下させなかった。 これまでの疫学研究の多くは、ビタミンDの血中濃度が高い患者はがんのリスクが低いことを示唆していたと
流行のケトジェニック食についてわかっていること、わかっていないこと
2018年9月26日
シリコンバレーの流行仕掛人ら や有名な俳優、さらにオンラインの健康サイトなどが、低炭水化物かつ高脂肪のケトジェニック食(ケトジェニックダイエットまたはケトン食)を 熱心に勧めるようになり、科学者らは脳の炎症が体重や心臓の健康状態に及ぼす作用
健康的な食事習慣の順守でがんリスク軽減
2018年8月23日
4つの栄養スコアの分析からアルコールを控えた食事で最大の効果が示された。 健康的な食事と運動を積極的に取り入れ、アルコール摂取を控えた食習慣は、乳がん、前立腺がん、大腸がんのみならず、あらゆるがんの罹患リスクの軽減に関連していることが米国が
ビタミンDが一部のがんのリスクを下げる可能性(国立がん研究センター発表)
2018年7月6日
「日光に当たるとがんリスクが20%低下する可能性がある」とDaily Telegraph紙は報道する。 太陽光ビタミンと呼ばれるビタミンDの血中濃度が高い人はがんと診断されることが少ないかどうかを日本の研究者が調査した。 ビタミンD濃度が最
ハンガートレーニングによる体重管理とがんリスク軽減
2018年5月18日
MDアンダーソン OncoLog 2018年4月号(Volume 63, Issue 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL 臨
重度の歯周病とがんリスクの関連にさらなるエビデンス
2018年3月2日
長期の健康調査中に収集されたデータから、進行した歯周病患者において、がんリスクの上昇との関連についてのさらなるエビデンスが示された。この新しい共同研究は、ジョンズホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生大学院、ジョンズホプキンス大学キンメルがん
アルコール摂取が発がんリスク上昇と関連
2017年11月28日
アルコール摂取は、量の多少に関わらず、乳がん、大腸がん、食道がん、頭頸部がんなど複数の発がんリスク上昇に関連することが、米国臨床腫瘍学会(ASCO)が収集したエビデンスから明らかになった。アルコールをがんの明らかなリスク要因と特定した本日発
歯周病が複数のがんでリスク増加と関連
2017年8月24日
喫煙者、非喫煙者ともにがんリスクが上昇 米国がん学会(AACR)のCancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌で発表された研究結果によると、閉経後の女性においては、喫煙歴が
夜勤が損傷したDNAを修復する能力の低下と関連
2017年7月18日
フレッド・ハッチンソンがん研究センターは、夜勤労働者におけるDNA修復とメラトニンレベル低下との関連性を見出した。 フレッド・ハッチンソンがん研究センターのParveen Bhatti医師(疫学者)主導による研究で、夜勤がDN
アルコールとがんについて知ってほしい10のこと
2016年12月1日
今週は「アルコール意識向上週間」なので、アルコールとがんについてよく聞かれる質問のいくつかに答えたいと思います。 アルコール1単位とはいったい何かという説明から、よく使われている二日酔い解消法の解説まで、アルコールとがんについて知っておくべ
ビタミンDとがんの予防
2016年11月6日
MDアンダーソン OncoLog 2016年10月号(Volume 61 / Issue 10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号UR
健康・フィットネス関連のスマートフォンアプリ
2016年10月23日
MDアンダーソン OncoLog 2016年9月号(Volume 61 / Issue 9) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
適正体重でがんリスクは低下、肥満ではリスク増大
2016年9月24日
国際がん研究機関(IARC)は、過体重/肥満がこれまでに考えられていたよりも多くのがん部位の危険因子であることを見出した。 IARCがん予防ハンドブックプログラムによって新たに実施された評価により、過体重/肥満がこれまで立証さ
体脂肪とがんリスク:8種類のがんで新たに関連性が指摘
2016年9月24日
英国医療サービス(NHS) 「医療専門家が、新たに8種類のがんを過体重または肥満に関連づけ、肥満が関連するがんは5種類から13種類へと、3倍近くに増加した」とDaily Mail紙は報じている。 これは、がんのリスク