2015年09月の記事一覧

ニボルマブの効果を裏づける最新の試験結果-第16回世界肺がん学会の画像

ニボルマブの効果を裏づける最新の試験結果-第16回世界肺がん学会

キャンサーコンサルタンツ治療歴を有する扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)に対するニボルマブ(オプジーボ)の効果を評価する臨床試験CheckMate 017ならびにCheckMate 063の結果が、本日、第16回世界肺がん学会(アブストラ
薬剤抵抗性の多発性骨髄腫に対する免疫療法薬daratumumab、初の臨床試験で効果が認められるの画像

薬剤抵抗性の多発性骨髄腫に対する免疫療法薬daratumumab、初の臨床試験で効果が認められる

ダナファーバー癌研究所  ダナファーバー癌研究所などの臨床試験担当医師は、8月26日、画期的な抗体治療の最初の臨床試験において、すでに多数の治療をし尽くした多発性骨髄腫患者の3分の1で部分寛解以上の効果がみられたことを、New E
10代および若年成人がん患者の多くが終末期に積極的治療を受けるの画像

10代および若年成人がん患者の多くが終末期に積極的治療を受ける

10代および若年成人がん患者の集団を対象とした最大の研究で、患者が十分な説明を受けた上での治療法選択の支援についてはさらなる調査が必要であることが示唆されるダナファーバーがん研究所   ダナファーバー/ボストン小児がん血液疾患センターおよび
患者支援活動の歴史―リサーチ・アドボカシー101の画像

患者支援活動の歴史―リサーチ・アドボカシー101

  米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 現在、NCIのがん研究において患者さんが重要な役割を果たしてい
オラパリブは高リスク胃がんの全生存期間を改善の画像

オラパリブは高リスク胃がんの全生存期間を改善

キャンサーコンサルタンツオラパリブ[olaparib](リンパルザ[Lynparza])とパクリタキセルの併用により、パクリタキセル単剤と比較して、ATMと呼ばれるDNA損傷応答遺伝子が低値または検出不能な値である転移性胃がん患者の全生存期
高齢のがん患者では代替医療の利用率が高いの画像

高齢のがん患者では代替医療の利用率が高い

キャンサーコンサルタンツ代替医療は、少なくとも無害で、さまざまな不快症状や病気の軽減に役立つことが多いと広く考えられている。しかしながら、多くの代替医療は「天然物・無添加」として販売されているものの、他の治療と化学的、生物学的に反応しうる活
BCG不応性膀胱がん患者に新たな遺伝子治療(Syn3併用インターフェロンα-2b組換えアデノウイルス)が有望の画像

BCG不応性膀胱がん患者に新たな遺伝子治療(Syn3併用インターフェロンα-2b組換えアデノウイルス)が有望

MDアンダーソン OncoLog 2015年8月号(Volume 60 / Number8)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
ワクチンが、肉腫(サルコーマ)、黒色腫(メラノーマ)、その他の腫瘍に対するT細胞の攻撃を促進の画像

ワクチンが、肉腫(サルコーマ)、黒色腫(メラノーマ)、その他の腫瘍に対するT細胞の攻撃を促進

MDアンダーソン OncoLog 2015年8月号(Volume 60 / Number8)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
患者アドボケートによる院内サポートの画像

患者アドボケートによる院内サポート

MDアンダーソン OncoLog 2015年7月号(Volume 60 / Number 7)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
卵巣がんに対するAAV9遺伝子治療が動物実験で有望の画像

卵巣がんに対するAAV9遺伝子治療が動物実験で有望

米国国立がん研究所 原文掲載日:2015年8月14日 遺伝子治療であるウイルスベクターの単回投与は、再発性卵巣がん患者から移植したマウスの腫瘍増殖を阻害するタンパク質濃度を持続させ、効果的であるという新たな研究が、Proceedings o
北米植物Oplopanax horridus(アメリカハリブキ)の成分が、マウスモデルやヒトがん細胞による実験で大腸腫瘍の増殖を抑制の画像

北米植物Oplopanax horridus(アメリカハリブキ)の成分が、マウスモデルやヒトがん細胞による実験で大腸腫瘍の増殖を抑制

2014年7月18日太平洋岸北西部に分布する低木アメリカハリブキはAlaskan ginsengまたはdevil’s clubと呼ばれることもあるが、この植物から分離された新規の化合物はヒト大腸細胞に対し有益な効果を示すことが実験室での最新
進行非小細胞肺がん治療に関するASCOガイドラインの改訂の画像

進行非小細胞肺がん治療に関するASCOガイドラインの改訂

米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、ステージIV非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対する全身療法に関する診療ガイドラインの改訂版を発行した。ガイドラインでは、一次治療、二次治療、三次治療における化学療法および標的療法の使用に関する、エビデン
高リスク、転移性乳がんを対象とした免疫療法の臨床試験に期待が高まるの画像

高リスク、転移性乳がんを対象とした免疫療法の臨床試験に期待が高まる

MDアンダーソン OncoLog 2015年7月号(Volume 60 / Number 7)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
Oncotype DX検査により、前立腺がん患者における監視療法の利用が増加の画像

Oncotype DX検査により、前立腺がん患者における監視療法の利用が増加

キャンサーコンサルタンツGenomic Health社は、Oncotype DX前立腺がん検査の2回目の臨床的有用性試験の結果がUrology Practice誌に掲載されたことを発表した。同試験結果にて、Genomic Prostate
グリピカン1が膵臓がんのバイオマーカーとして有望の画像

グリピカン1が膵臓がんのバイオマーカーとして有望

MDアンダーソン OncoLog 2015年8月号(Volume 60 / Number8)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDAが多発性骨髄腫患者に対するカルフィルゾミブの適応拡大を承認の画像

FDAが多発性骨髄腫患者に対するカルフィルゾミブの適応拡大を承認

米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~NCI 職員編集2015年7月24日、米国食品医薬品局(FDA)は前治療歴が1つ以上ある再発多発性骨髄腫患者の治療薬として、レナリドミド+デキサメタゾンとの併用で、carfilzomib[
エベロリムスは消化管または肺由来の神経内分泌腫瘍治療に有望の画像

エベロリムスは消化管または肺由来の神経内分泌腫瘍治療に有望

キャンサーコンサルタンツエベロリムス(アフィニトール)は現在、消化管または肺由来の非機能性神経内分泌腫瘍(NET)患者を対象とした第3相臨床試験で検証されている。臨床試験は実施中ではあるが、得られた結果は今のところ有望である。エベロリムス+
FDAが褐色細胞腫および傍神経節腫の治療薬として、Azedraを画期的治療薬に指定の画像

FDAが褐色細胞腫および傍神経節腫の治療薬として、Azedraを画期的治療薬に指定

キャンサーコンサルタンツ米国食品医薬品局(FDA)は薬剤Azedraについて、ヨーベングアンを取り込む性質がある転移性または再発性の褐色細胞腫および傍神経節腫に対する画期的治療薬(Breakthrough Therapy)に指定した。Aze
アスピリンは、肥満の遺伝性大腸がんにおけるがん発症リスクを下げるの画像

アスピリンは、肥満の遺伝性大腸がんにおけるがん発症リスクを下げる

英国医療サービス(NHS) 2015年8月18日火曜日 「アスピリンを毎日服用すると、肥満している人での大腸がんリスクが大幅に減少する可能性がある」とDaily Mail紙が報道した。しかし、そのトップニュースは最新の本研究が一般の肥満者に
がん患者のための救急医療の画像

がん患者のための救急医療

MDアンダーソン OncoLog 2015年7月号(Volume 60 / Number 7)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDAが化学療法による悪心・嘔吐の予防にrolapitantを承認の画像

FDAが化学療法による悪心・嘔吐の予防にrolapitantを承認

米国食品医薬品局(FDA)ニュース米国食品医薬品局(FDA)は、9月2日、化学療法誘発性の遅発性悪心・嘔吐を予防するrolapitant(商品名:Varubi)を承認した。Rolapitantは、嘔吐を誘発する(催嘔吐性、高度催嘔吐性の)初
非浸潤性乳管がん(DCIS)診断後の乳がんによる死亡リスクは低いの画像

非浸潤性乳管がん(DCIS)診断後の乳がんによる死亡リスクは低い

乳管内上皮の異常細胞-非浸潤性乳管がん(DCIS)と呼ばれる非浸潤性の病態-と診断された女性は一般に、乳がんによる死亡リスクが低いことが新たに実施された試験によって示唆された。さらに、病変部の治療によって、乳房内の再発が抑制される可能性はあ
パニツムマブは化学療法開始後に進行したKRAS野生型転移性大腸がん患者の生存期間を改善の画像

パニツムマブは化学療法開始後に進行したKRAS野生型転移性大腸がん患者の生存期間を改善

キャンサーコンサルタンツ化学療法による治療中または治療後に病勢が悪化した、KRAS野生型遺伝子を有する転移性大腸がん患者を対象とした臨床試験で、パニツムマブ(ベクティビックス)が全生存期間を改善したことが明らかになった。この結果が得られた第
ブリナツモマブはフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病に有効である可能性の画像

ブリナツモマブはフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病に有効である可能性

キャンサーコンサルタンツフィラデルフィア染色体陽性(Ph+)急性リンパ性白血病(ALL)の成人患者の治療に、免疫療法薬ブリナツモマブ[blinatumomab](商品名Blincyto)が有効であるようだと、バイオ企業のアムジェン社が発表し