Oncotype DX検査により、前立腺がん患者における監視療法の利用が増加

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Genomic Health社は、Oncotype DX前立腺がん検査の2回目の臨床的有用性試験の結果がUrology Practice誌に掲載されたことを発表した。同試験結果にて、Genomic Prostate Score (GPS)を治療計画に組み込むことにより、低リスクおよび低~中間リスクの患者における前立腺がんの初期管理として、監視療法が強く推奨され、受け入れられていることが示された。

本試験の治験責任医師であり、カリフォルニア大学デイビス総合がんセンター泌尿器科の副科長でもあるMarc Dall’Era医学博士は次のように話す。「臨床的に低リスクの前立腺がん患者において、即時治療介入に代わる実行可能な代替療法としての監視療法の認識が高まっているにもかかわらず、主に疾患リスク評価精度に対する医師や患者の懸念が原因で、監視療法の採用は限定的であった。Oncotype DXの検査結果を診療に取り入れることにより、監視療法を選択する患者数が大幅に増加し、侵襲的な治療が原因で起こり得るQOLへの悪影響およびそれに伴う出費を回避できることが本試験からわかった」。

全米で実施された多施設共同試験には10施設211人の患者が組み入れられた。カルテをレビューしたところ、Oncotype DX GPS を実施された患者における監視療法の利用率は、同様のリスク因子を有する、同一診療所のOncotype DX GPS未実施患者と比較したときに、相対的に56%増加したことが示された。

さらに、本試験結果から、医師による監視療法推奨数の増加が示され、これは、今年初めに発表された前向き臨床試験の結果と一致した。有用性に関する2つの臨床試験結果から、Oncotype DX利用に伴い、推奨治療と実際に受ける治療の双方に変化がみられ、監視療法の推奨と採用が増加したことがわかった。

Genomic Health社の医務部長であるPhil Febbo医学博士は、「実際のカルテからのこうしたデータにより、当社の検査方法にとって重要な実臨床における見通しが加わった」と述べ、「2,000人以上を含む14試験の結果と、メディケアの適用範囲に関して最近承認された地域別適用範囲決定案(recent favorable draft local coverage determination on Medicare coverage)とを合わせて考えたときに、今回の発表はOncotype DX前立腺がん検査に関する保険償還確保へ向けた当社の努力をますます後押しするものと信じている」とした。


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翻訳担当者 原信田みを

監修 榎本 裕(泌尿器科/三井記念病院)

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