米FDAが再発/難治性マントル細胞リンパ腫にソンロトクラックスを迅速承認                     

米FDAが再発/難治性マントル細胞リンパ腫にソンロトクラックスを迅速承認                     

2026年5月13日、米国食品医薬品局は、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬を含む少なくとも2種類の全身療法を受けた後に再発した、または難治性のマントル細胞リンパ腫(MCL)成人患者を対象に、BCL-2阻害薬であるsonrotoclax[ソンロトクラックス](販売名:Beqalzi[ベカルジ]、BeOne Medicines USA, Inc.社)を迅速承認した。
 
ソンロトクラックスの詳細な処方情報は、Drugs@FDAに掲載される。

有効性と安全性

有効性は、単一群多施設共同試験のBGB-11417-201(NCT05471843)で評価した。対象患者は、抗CD20療法およびBTK阻害薬による治療後に再発した、または難治性のマントル細胞リンパ腫成人患者103人であった。 
 
有効性は、独立審査委員会(IRC)がルガーノ基準を用いて評価した全奏効率(ORR)および奏効期間(DOR)に基づいて確定された。ORRは52%(95%信頼区間:42~62)で、奏効までの期間の中央値は1.9カ月であった。推定追跡期間の中央値は11.9カ月で、DORの中央値は15.8カ月(95%信頼区間:7.4~推定不能)であった。
 
添付文書には、腫瘍崩壊症候群(TLS)、重篤な感染症、好中球減少症に関する警告および注意事項が記載されている。安全性評価を受けたマントル細胞リンパ腫(MCL)患者115人のうち、37%に重篤な副作用が発現し、特に多くみられたのは肺炎(10%)であった。

推奨用量

ソンロトクラックスの推奨用量は、320 mg 1日1回経口投与であるが、TLSのリスクを軽減するために4週間の漸増期間から開始し、 病勢進行または許容できない毒性が現れたら中止する。

  • 監修 パーキソン理咲(血液内科)
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  • 原文掲載日 2026/05/13

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