2011/06/28号◆その他の情報「NCIキャンサーブレティンの日本語翻訳者らがNCIを訪問」
同号原文|
NCI Cancer Bulletin2011年6月28日号(Volume 8 / Number 13)
~日経BP「癌Experts」にもPDF掲載中~
____________________
◇◆◇ その他の情報 ◇◆◇
NCIキャンサーブレティンの日本語翻訳者らがNCIを訪問
6月10日、NCIキャンサーブレティンのスタッフは、一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT for Cancer)副理事長の田所多佳子(野中 希)氏と会合をもった。同会は、NCIキャンサーブレティン記事およびその他のNCI記事を日本語に翻訳している。田所氏によると、日本では、科学的基盤のない人々のための信頼できる癌情報が少ないことから、同会の翻訳者らは一般向けに癌の情報を提供しているという。
NCIの腫瘍内科支部(Medical Oncology Branch)のクリニカル・フェローであり、ボランティア翻訳監修 に参加しているDr.小宮武文氏がこの会合をセッティングした。
日本語版はこちらのウェブサイトから閲覧できる。
翻訳担当者 野中 希
監修 小宮 武文(呼吸器内科/NCI Oncology Branch)
【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。
がんに関連する記事
胸腺の健康状態ががん患者の免疫療法の効果と関連
2025年11月6日
胸腺の健康状態が良いほど、様々ながん種における免疫療法の治療成績が良好であることが示されている。AIを活用したCTスキャン解析により胸腺の健康状態を追跡し、免疫機能を評価することが可能...
米国癌学会(AACR)年次報告書2025、がん研究への連邦投資の救命効果を強調
2025年10月17日
FDAは同報告書の対象となった12カ月間に20種の新規がん治療薬を承認したが、若年がんなどの課題が残る一方、NIHの混乱で進歩が危ぶまれている。本日、米国がん学会(AACR)は...
がん関連神経傷害は慢性炎症と免疫療法抵抗性をもたらす
2025年8月28日
がん細胞が神経鞘を破壊し、神経損傷と慢性炎症を引き起こすことが判明した。これらの神経傷害が免疫力の疲弊と免疫療法抵抗性を引き起こす。がんが誘発する神経傷害経路を標的とすることで、抵抗性...
がんの不安は患者本人以外にも及ぶ
2025年7月31日
大切な人ががんと診断されたとき、米国の成人にとって最大の心配ごとは、余命、治療方針、痛みがんと診断されることは、患者にとって人生を変える出来事であり、次の診察までの数週間から数...




