リツキサン(リツキシマブ)
腫瘍医、リウマチ専門医、その他の医療従事者向け
2008年9月11日 ジェネンテックは、長期安全性延長臨床試験でリツキサンの投与を受けていたリウマチ性関節炎の患者1人が進行性多巣性白質脳症(PML)により死亡した症例に関するリツキサンの処方情報の改定を医療従事者に通達した。患者は、JCウィルスに感染してPMLを発症し、リツキサンの最終投与から18カ月後に死亡した。患者にリツキサン投与を行っている医療従事者は、患者に新しい神経症状が起こった場合にはPMLを疑うべきである。加えて、臨床上示された場合は神経内科医への相談、脳MRIおよび腰椎穿刺を検討すべきである。 [September 2008 – Letter – Genentech]
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