2021年01月の記事一覧

骨転移を伴う前立腺がん患者に対する骨修飾薬の画像

骨転移を伴う前立腺がん患者に対する骨修飾薬

コクランレビュー記事が コクラン 日本語版ウェブサイト に掲載されました。 「骨転移を伴う前立腺がん患者に対する骨修飾薬」 《実施組織》一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT:ジャムティ) 『海外癌医療情報リファレンス』(htt
FDAが腎細胞がんにニボルマブ+カボザンチニブを承認の画像

FDAが腎細胞がんにニボルマブ+カボザンチニブを承認

2021年1月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、ニボルマブ(販売名:オプジーボ、Bristol-Myers Squibb Co.社)とカボザンチニブ(販売名:カボメティクス、Exelixis社)の併用療法を進行腎細胞がん(RCC)患者の
がん患者のCOVID-19に対する反応に顕著な違いの画像

がん患者のCOVID-19に対する反応に顕著な違い

固形がん患者のCOVID-19に対する免疫反応はがんのない人と同じであることが、キャンサーリサーチUKからの資金提供を受けて実施された新たな研究で示されている。 しかし、血液腫瘍患者の新型コロナウイルスに対する反応能力にはばらつきがあり、多
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あなたの微生物叢(マイクロバイオーム)とがん:知っておくべきこと

◆ あなたの微生物叢(マイクロバイオーム)とがん:知っておくべきこと 人体には、食べ物の分解から病気との戦いまであらゆることを助けてくれる数多くの有益な細菌が存在しています。微生物叢(びせいぶつそう)と呼ばれるこれらの細菌は、私たちの健康と
乳がんワクチンGP2、第2相試験で5年再発率0%の画像

乳がんワクチンGP2、第2相試験で5年再発率0%

Greenwich LifeSciences社プレスリリース - 本日、2020年サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)で 、HER2由来ペプチドワクチンGP2の有効性に関する第2b相臨床試験の最終解析結果が発表された(ポスター発表
ストレスとがん再発の関連性の画像

ストレスとがん再発の関連性

多くのがんサバイバーが最も恐れるのは、がんの再発である。治療が成功したようであっても、何年も経ってからがんが再び増殖し始めることがある。それがどのようにして起こるのかは研究者にもわからない。 ある新しい研究から、治療後に体内に残っている休眠
コロナワクチンとがんーブログ更新の画像

コロナワクチンとがんーブログ更新

キャンサーリサーチU.Kブログ1月18、21日 昨年3月にコロナウイルスが世界的に大流行し、世界の動きが停滞して以来、ワクチンのことが話題になっています。 新型コロナウイルス感染症のワクチンは、ウイルスを抑制して、正常に戻るための最大の機会
地中海食は監視療法中の前立腺がんの進行リスクを低下させる可能性の画像

地中海食は監視療法中の前立腺がんの進行リスクを低下させる可能性

前立腺がんの監視療法(active surveilance)を受けている患者の疾患進行と地中海食の関連を調べた研究がテキサス大学 MD アンダーソンがんセンターの研究者らによって行われた。研究開始時に地中海式食事法の基本原則により近い食生活
FDAがHER2陽性胃腺がんにトラスツズマブ デルクステカンを承認の画像

FDAがHER2陽性胃腺がんにトラスツズマブ デルクステカンを承認

2021年1月15日、米国食品医薬品局(FDA)は、トラスツズマブを含む治療歴のあるHER2陽性の局所進行/転移のみられる胃腺がんまたは食道胃接合部(GEJ)腺がん患者にトラスツズマブ デルクステカン(販売名:エンハーツ、第一三共株式会社)
FDAが小児と若年成人の再発/難治性未分化大細胞型リンパ腫にクリゾチニブを承認の画像

FDAが小児と若年成人の再発/難治性未分化大細胞型リンパ腫にクリゾチニブを承認

2021年1月14日、米国食品医薬品局(FDA)は、1歳以上の小児および若年成人の再発/難治性ALK陽性全身性未分化大細胞リンパ腫(ALCL)患者に対し、クリゾチニブ(販売名:ザーコリ、Pfizer Inc.社)を承認した。成人の再発/難治
ナノ粒子で訓練免疫を誘導してがんを攻撃の画像

ナノ粒子で訓練免疫を誘導してがんを攻撃

がん研究者らは、免疫療法(免疫系ががんに対抗するよう促す治療法)について、あらゆる種類の独創的で新たな方法を模索している。その最新方法の1つが、免疫細胞を訓練してがんを攻撃させるナノ粒子である。 人体で発見された物質を主成分とするナノ粒子が
放射線治療中の乳がん患者の多くで症状が過小認識されている可能性の画像

放射線治療中の乳がん患者の多くで症状が過小認識されている可能性

若年患者および黒人患者では、症状の過小認識がより多くみられる可能性 放射線治療を受けた乳がん患者における症状の過小認識は、乳房痛、皮膚のかゆみ、浮腫、および疲労の報告で多くみられ、若年患者および黒人患者における症状の過小認識のオッズが有意に
妊よう性温存法は若年の乳がん患者に安全の画像

妊よう性温存法は若年の乳がん患者に安全

スウェーデンで20年以上にわたり追跡した大規模な研究によると、乳がん治療を開始する前に行う一般的な妊孕性(にんようせい)の温存法は、若い患者にとって安全であるという。 この研究の対象となった23年の間に、乳がんの治療を受ける前に胚、卵子、卵
緩和ケアで白血病(AML)患者のQOLが向上の画像

緩和ケアで白血病(AML)患者のQOLが向上

進行した急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に、がん治療の早期に緩和ケアを実施すること(IPC:integrated plliative care)により患者の生活の質、心的状態や終末期ケアが大きく改善したことが、研究チームによって明らかに
ステージ4がん患者の治療障壁を取り除く法案がオハイオ州で可決の画像

ステージ4がん患者の治療障壁を取り除く法案がオハイオ州で可決

2020年12月21日月曜日、Mike DeWineオハイオ州知事は、同州のステージIVがん患者が確実に迅速な治療を受けられる新法案に署名した。本法案可決を、オハイオ州立大学総合がんセンター・アーサー・G・ジェームズがん病院およびリチャード
慢性骨髄性白血病の一部患者でのTKI投与中止は安全かつQOL向上に寄与の画像

慢性骨髄性白血病の一部患者でのTKI投与中止は安全かつQOL向上に寄与

イマチニブ(販売名:グリベック)という薬剤は、かつては致死的血液腫瘍とみなされていた慢性骨髄性白血病(CML)を治療可能な疾患に変え、多くの患者はほぼ通常の寿命と等しく生きられるようになった。 CMLを治療するイマチニブとその関連薬はチロシ
がん情報リンク集の画像

がん情報リンク集

~ 日本で治療を受けるときに役立つ ~ 国内がん情報リンク集 2021年1月22日初版作成 (このページは随時更新されます)   【1. がん診療/治療に関する情報】 国立がん研究センター がん情報サービス https://ganjoho.
新型コロナウイルスに対する抗体が再感染を防ぐ可能性の画像

新型コロナウイルスに対する抗体が再感染を防ぐ可能性

 Norman E. Sharpless医師 米国で新型コロナウイルス感染症ワクチンが届き始めると同時に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と免疫に関するNCI主導の研究から興味深いタイムリーなデータがいくつか浮上した。NCIの研究
乳がんの治療の弱点にマクロファージが関与する可能性が明らかにの画像

乳がんの治療の弱点にマクロファージが関与する可能性が明らかに

乳がんは、米国で2番目に多いがんであり、DNA修復機能をもつ乳がん遺伝子BRCAの欠損など多くの細胞制御の誤りにより発症する可能性がある。BRCA関連乳がんは、通常、ポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬で治療されるが、最近の臨床
高齢のHR陽性乳がんに対する術後放射線療法は10年生存率に影響しない可能性の画像

高齢のHR陽性乳がんに対する術後放射線療法は10年生存率に影響しない可能性

高齢のホルモン受容体陽性乳がん患者では、乳房温存手術後に放射線療法を実施しなかった場合、術後放射線療法を実施した場合よりも局所再発率は高かったが、両群の10年生存率は同等であったとの最新データ(PRIME II試験)が示された。12月8日~
非小細胞肺がんにおける免疫関連副作用と生存期間の関係の画像

非小細胞肺がんにおける免疫関連副作用と生存期間の関係

免疫療法を受けた非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象とした大規模なレトロスペクティブ研究の結果、患者が複数の免疫関連副作用を受ける可能性があり、これらの多臓器免疫関連副作用(irAE)と患者の生存期間延長との間に相関関係があることが明らか
標準化学療法が効かない進行胃がんに対する最適な治療は何かの画像

標準化学療法が効かない進行胃がんに対する最適な治療は何か

コクランレビュー記事が コクラン 日本語版ウェブサイト に掲載されました。 「標準化学療法が効かない進行胃がんに対する最適な治療は何か」 《実施組織》一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT:ジャムティ) 『海外癌医療情報リファレ
コレステロール低下薬は免疫チェックポイント阻害薬の効果を増強できるかの画像

コレステロール低下薬は免疫チェックポイント阻害薬の効果を増強できるか

免疫チェックポイント阻害薬は優れた薬であり、一部の進行がん患者において治癒をもたらすこともある。しかしながら、大多数の患者では短期間しか奏効しないか、全く奏効しない。現在研究者らは、コレステロール低下薬が免疫チェックポイント阻害薬の奏効率を
皮膚の基底細胞がんに対する介入の画像

皮膚の基底細胞がんに対する介入

コクランレビュー記事が コクラン 日本語版ウェブサイト に掲載されました。 「皮膚の基底細胞がんに対する介入」 《実施組織》一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT:ジャムティ) 『海外癌医療情報リファレンス』(https://w