2015年04月の記事一覧

ラムシルマブのFDA承認の画像

ラムシルマブのFDA承認

商標名:Cyramza・転移性大腸がんに対するFOLFIRI療法との併用下での承認(2015年4月24日) ・白金製剤抵抗性転移性非小細胞肺がんに対するドセタキセル併用下での承認(2014年12月12日) ・進行性胃がんもしくは胃食道接合部
野菜と魚の豊富な食事が大腸がんのリスクを減少させる可能性の画像

野菜と魚の豊富な食事が大腸がんのリスクを減少させる可能性

英国医療サービス(NHS) 2015年3月10日火曜日 ペスコ・ベジタリアン(魚菜食主義者)の食事は、大腸がんのリスクを減少させることが判明した。 「魚菜食のみを食べると大腸がんの予防となる可能性が、新しい研究で示された」とMai
ニュース解説―アンジェリーナ・ジョリーのリスク低下のための卵巣がん切除術の画像

ニュース解説―アンジェリーナ・ジョリーのリスク低下のための卵巣がん切除術

英国医療サービス(NHS) 2015年3月24日火曜日 ニューヨークタイムズ誌の記事によると、アンジェリーナ・ジョリーは、50%の確率で卵巣がんに罹るとの検査結果を受けて、最近になり卵巣と卵管を摘出したと発表しました。この手術は、以前受けた
イヌはどのように前立腺がんを嗅ぎ分けたのかの画像

イヌはどのように前立腺がんを嗅ぎ分けたのか

英国医療サービス(NHS) 2015年4月13日 月曜日「訓練を受けたイヌが、90%以上の精度で前立腺がんを検知した」とガーディアン紙(The Guardian)は報告している。訓練を受けた2頭の爆発物探知犬はまた、高い精度で尿検体に含まれ
パゾパニブ+パクリタキセルが再発性・難治性膀胱がん治療に有望の画像

パゾパニブ+パクリタキセルが再発性・難治性膀胱がん治療に有望

キャンサーコンサルタンツパゾパニブ(ヴォトリエント)+パクリタキセル(タキソール)の併用療法は、既存の治療後に奏効しなかったか、再発した膀胱がんに対し有効である可能性がある。この知見は、フロリダ州オーランドで2月26~28日に開催された20
術後化学療法は進行性膀胱がんの生存期間を延長する可能性の画像

術後化学療法は進行性膀胱がんの生存期間を延長する可能性

キャンサーコンサルタンツ膀胱摘出後に化学療法を受けた進行性膀胱がん患者の方が手術だけ受けた患者よりも全生存期間が長い。この所見はフロリダ、オーランドで2月26日から28日まで開催された2015年度米国臨床腫瘍学会(ASCO)泌尿生殖器がんシ
血中循環腫瘍DNAが、最も頻度の高いタイプのリンパ腫(DLBCL)の再発を予測できる可能性の画像

血中循環腫瘍DNAが、最も頻度の高いタイプのリンパ腫(DLBCL)の再発を予測できる可能性

米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース原文掲載日:2015年4月1日 血中循環腫瘍DNA (ctDNA)の測定が、治癒可能なタイプのがんであるびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)患者の再発を検出するのに有用な可能性があ
乳がんの新分類の因子別解析によりリスク分類が向上・ほとんどのがんにおいて死亡率と発症率が継続的に低下ー米国年次報告書』の画像

乳がんの新分類の因子別解析によりリスク分類が向上・ほとんどのがんにおいて死亡率と発症率が継続的に低下ー米国年次報告書』

米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース 原文掲載日:2015年3月30日 米国内のデータを用いて、乳がんの主要な4つの分子サブタイプを年齢、人種または民族、貧困レベルおよび他のいくつかの因子により分類し発生率を調査した結果が報告された。
ルキソリチニブのFDA承認の画像

ルキソリチニブのFDA承認

商標名:ジャカフィ・真性多血症への承認(2014年12月4日) ・中間リスクまたは高リスクの骨髄線維症の治療に対して承認(2011年11月16日)臨床試験情報、安全性、投与量、薬物間の相互作用および禁忌などの全処方情報がFull presc
OncoLog 2015年3月号◆転移を有する大腸がん患者に対して原発巣切除術は必要以上に行われていると考えられるの画像

OncoLog 2015年3月号◆転移を有する大腸がん患者に対して原発巣切除術は必要以上に行われていると考えられる

MDアンダーソン OncoLog 2015年3月号(Volume 60 / Number 3)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
『高精度医療(Precision Medicine)イニシアチブ』とがん研究の画像

『高精度医療(Precision Medicine)イニシアチブ』とがん研究

米国国立がん研究所(NCI)ニュース がん研究は変遷期を迎えつつある。NCIの議会およびNIH研究の投資により、がんに対する理解を新たにする時期にきている。 私たちは今やがんが基本的にゲノムの疾患であり、がんを理解することはがん発症のリスク
パクリチニブは、骨髄抑制のリスクを引き起こすことなく、骨髄線維症の治療に有効な可能性の画像

パクリチニブは、骨髄抑制のリスクを引き起こすことなく、骨髄線維症の治療に有効な可能性

キャンサーコンサルタンツ治験薬パクリチニブ[pacritinib]は、骨髄抑制のリスクを引き起こすことなく、骨髄線維症に対し活性を示すと思われる。骨髄抑制は、骨髄線維症をはじめとする骨髄増殖性腫瘍(MPN)の治療に用いられる多くの薬剤にみら
アスピリンやCOX-2阻害薬の服用者においてIII期大腸がんの治療成果改善の画像

アスピリンやCOX-2阻害薬の服用者においてIII期大腸がんの治療成果改善

キャンサーコンサルタンツアスピリンやシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害薬を補助化学療法実施前後に服用するIII期大腸がん患者は、がん再発リスクが低いとみられる試験結果がこのほど、Journal of the National Can
1日1時間の運動で最大の長寿効果が得られるとの研究報告の画像

1日1時間の運動で最大の長寿効果が得られるとの研究報告

米国国立がん研究所(NCI)ニュースノート原文掲載日:2015年4月6日 余暇を利用した身体活動を推奨最小レベルの3〜5倍行うことで、行わない人と比較して最大の死亡率低減効果を引き出せることが、新たな研究により明らかになった。De
FOLFOXIRI+ベバシズマブの併用により、進行性大腸がんの長期転帰が改善の画像

FOLFOXIRI+ベバシズマブの併用により、進行性大腸がんの長期転帰が改善

ASCO(米国臨床腫瘍学会)の見解 「患者の診断後の5年生存率を2倍にすることは重要かつ魅力的である。3種の化学療法剤併用に耐えられる患者に対しては、FOLFOXIRI+ベバシズマブの併用は重要な治療の進歩である」と本日の報道発表の議長であ
肺がんの再発・転移と生存に関する指標が治療選択に役立つ可能性の画像

肺がんの再発・転移と生存に関する指標が治療選択に役立つ可能性

米国国立がん研究所(NCI)ニュースノート原文掲載日:2015年3月23日 肺がんの転移や再発と、その後の肺がんによる死亡リスクを予測する予後因子について論じた新たな研究が発表された。米国国立がん研究所(NCI)の研究者らは、イタ
OncoLog 2015年3月号◆小細胞肺癌の研究により治療の選択肢が広がるかの画像

OncoLog 2015年3月号◆小細胞肺癌の研究により治療の選択肢が広がるか

MDアンダーソン OncoLog 2015年3月号(Volume 60 / Number 3)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
OncoLog 2015年3月号◆維持療法の改善が、骨髄腫患者の幹細胞移植後の生活の質を高めるの画像

OncoLog 2015年3月号◆維持療法の改善が、骨髄腫患者の幹細胞移植後の生活の質を高める

MDアンダーソン OncoLog 2015年3月号(Volume 60 / Number 3)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
早期ステージの結腸直腸がん治療で術前動注化学療法は術後化学療法より優れている可能性の画像

早期ステージの結腸直腸がん治療で術前動注化学療法は術後化学療法より優れている可能性

キャンサーコンサルタンツ肝臓微小転移につながる総肝動脈と、原発のがんに栄養を供給する動脈に、術前化学療法剤を直接注入することで、一部の早期結腸直腸がん患者の転帰が改善する可能性がある。この研究結果は、米国臨床腫瘍学会(ASCO)がサンフラン
個別化医療(Precision Medicine)に関して知っておくべき5つのこと/ダナファーバー癌研究所の画像

個別化医療(Precision Medicine)に関して知っておくべき5つのこと/ダナファーバー癌研究所

2015年2月18日バラク・オバマ大統領は『個別化医療に関する取り組み(Precision Medicine Initiative:プレシジョン・メディシン・イニシアチブ)』開始のため2016年の連邦予算を2億1500万ドル増額すると主張し
ラムシルマブ+ドセタキセル併用療法は進行膀胱がんに有望の画像

ラムシルマブ+ドセタキセル併用療法は進行膀胱がんに有望

キャンサーコンサルタンツラムシルマブ[ramucirumab](商品名:サイラムザ(Cyramza))+ドセタキセル(タキソテール)の併用治療は、前治療後に再発した進行膀胱がん患者の無増悪生存期間を延長すると考えられる。この成績は2月26か
トラスツズマブはHER2陽性進行乳がんの治療においてラパチニブよりも優れているの画像

トラスツズマブはHER2陽性進行乳がんの治療においてラパチニブよりも優れている

キャンサーコンサルタンツヒト上皮増殖因子受容体(HER2)陽性進行乳がん患者において、トラスツズマブ(ハーセプチン)とタキサンの併用は、ラパチニブ(タイケルブ)とタキサンの併用よりも、がんの進行を遅らせ、副作用が少ないという臨床試験の最終結
スニチニブ維持療法が小細胞肺がんに有効の画像

スニチニブ維持療法が小細胞肺がんに有効

キャンサーコンサルタンツ医師らは、スニチニブ(スーテント)を使用した維持療法が、進展型小細胞肺がん(SCLC)患者の進行を遅らせ、生存期間を延ばすと報告した。この有望な結果はこのほど、Journal of Clinical Oncology