2009年08月の記事一覧

進行卵巣癌患者に完全寛解後タキソールによる維持療法を12サイクル行うと無増悪生存期間が延長するの画像

進行卵巣癌患者に完全寛解後タキソールによる維持療法を12サイクル行うと無増悪生存期間が延長する

キャンサーコンサルタンツ2009年8月Southwest Oncology GroupおよびGynecologic Oncology Group(婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構)の研究者らは、プラチナ製剤およびタキソールによる寛解導入療法に
子宮頸癌検診パップテストは10代には不必要かもしれないの画像

子宮頸癌検診パップテストは10代には不必要かもしれない

キャンサーコンサルタンツ2009年8月米国の女性は欧州の女性に比べ若い年齢で子宮頸癌検診を受けているが、最近British Medical Journal誌に発表された3つの試験報告によれば、この早期検診は不必要でむしろ有害かもしれない。[
タキソール®による維持療法は転移性乳癌の生存期間を改善しないの画像

タキソール®による維持療法は転移性乳癌の生存期間を改善しない

キャンサーコンサルタンツ2009年8月TASMAN臨床試験に参加したスペインの研究者グループは、タキソール(パクリタキセル)とエピルビシン(日本では商品名ファルモビシン)による導入治療後のタキソールによる維持療法は、無進行生存期間を改善しな
Gliadel® Waferを併用した集学的治療により神経膠腫患者の生存期間が延長する可能性の画像

Gliadel® Waferを併用した集学的治療により神経膠腫患者の生存期間が延長する可能性

キャンサーコンサルタンツ2009年8月Gliadel®(カルムスチン)Waferにより、新たに多型性神経膠腫(GBM)と診断され集学的療法を受けた患者の生存期間が延長することが、デューク大学の研究者らにより報告された。本試験の詳細は、Can
癌検診では偽陽性が多いの画像

癌検診では偽陽性が多い

キャンサーコンサルタンツ2009年5月/6月前立腺癌、肺癌、大腸癌、卵巣癌(PLCO)検診の臨床試験に参加している研究者らの報告によると、前立腺癌、肺癌、大腸癌、卵巣癌の検診では偽陽性の結果が出るリスクが高く、検診を受ける回数が多くなるほど
2009/08/11号◆癌研究ハイライトの画像

2009/08/11号◆癌研究ハイライト

同号原文|   NCI Cancer Bulletin2009年08月11日号(Volume 6 / Number 16)       ~日経BP「癌Experts」にもPDF掲載中~   PDFはこちらからp
乳癌検診が過剰診断につながる可能性の画像

乳癌検診が過剰診断につながる可能性

キャンサーコンサルタンツ2009年8月集団検診プログラムの結果、疾患の過剰診断に至り、3分の1の女性は必要のない乳癌治療を受ける可能性があることが、デンマークの研究者らによって報告された。この試験の結果はBritish Medical Jo
サリドマイドはエトポシドおよびカルボプラチン療法による小細胞肺癌患者に有益ではないの画像

サリドマイドはエトポシドおよびカルボプラチン療法による小細胞肺癌患者に有益ではない

キャンサーコンサルタンツ2009年8月サリドマイド(サロミド®)と化学療法の併用は、小細胞肺癌患者の生存を改善せず、かつ化学療法のみの治療に比べ血栓が生じるリスクが高いことが、英国の研究者らによって報告された。研究の結果は、Journal
FDAがTNF阻害剤に対して発癌性の警告を要請の画像

FDAがTNF阻害剤に対して発癌性の警告を要請

FOR IMMEDIATE RELEASE:2009年8月4日FDAがTNF阻害剤に対して発癌性の警告を要請米国食品医薬品局(FDA)は、TNF阻害剤として知られているクラスの薬剤の処方情報にもっと強い警告を載せるように要請している。この警
腫瘍壊死因子(TNF)阻害剤(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、Cimzia[シムジア]およびSimponi[シムポニ]として販売)の画像

腫瘍壊死因子(TNF)阻害剤(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、Cimzia[シムジア]およびSimponi[シムポニ]として販売)

リウマチ科医、消化器科医、腫瘍医、皮膚科医向け原文2009年8月4日 FDAは、腫瘍壊死因子(TNF)阻害剤の分析を完了し、小児や10代の若者ではこれらの薬剤投与に伴ってリンパ腫やその他の癌のリスクが高まると結論付けたことを医療従事者に通告
2009/07/28号◆特別リポート「肺癌治療の新アプローチに対する期待と論議」の画像

2009/07/28号◆特別リポート「肺癌治療の新アプローチに対する期待と論議」

同号原文| NCI Cancer Bulletin2009年07月28日号(Volume 6 / Number 15) ~日経BP「癌Experts」にもPDF掲載中~ PDFはこちらからpicture_as_pdf ___________
HPVワクチン、サーバリックス® の前癌病変に対する予防効果の画像

HPVワクチン、サーバリックス® の前癌病変に対する予防効果

キャンサーコンサルタンツ2009年7月ランダム化臨床試験であるPATRICIA試験に参加した研究者らは、グラクソスミスクライン社製のヒトパピローマウイルス(HPV)16/18 AS04アジュバントワクチンであるサーバリックス®が、若年女性の
スーテント(Sutent®)は切除不能肝細胞癌患者に有効ではないとの結果の画像

スーテント(Sutent®)は切除不能肝細胞癌患者に有効ではないとの結果

キャンサーコンサルタンツ2009年7月進行性肝細胞癌の患者に対するスーテント(スニチニブ)を用いた治療は奏効率が低く、著しい毒性を伴うことが、フランスの研究者たちにより報告された。本研究の詳細は、「Lancet Oncology」誌の200