Provenge/Provenge®、ホルモン不応性前立腺癌の生存率を改善 | 海外がん医療情報リファレンス

Provenge/Provenge®、ホルモン不応性前立腺癌の生存率を改善

更新日

Facebookでシェアする Twitterにツィートする LINEに送る print

Provenge/Provenge®、ホルモン不応性前立腺癌の生存率を改善

キャンサーコンサルタンツ
2005年5月

第3相臨床試験の結果、免疫刺激ワクチンProvenge (APC 8015)がホルモン不応性前立腺癌の生存率を改善した。これらの結果は、2005年ASCO会議で報告された。

 

Provengeは、前立腺癌の多くで見られる抗原である前立腺酸性ホスファターゼ(PAP)の組み換え型で構成されたワクチンである。Provengeは、PAP抗原を抗原提示細胞(APCs)に認識させ、結果、APCsがPAP抗原を特異的に攻撃する免疫機能を刺激するよう製造された。ホルモン不応性の前立腺癌患者の標準治療ではほとんど効果的な治療が残されていないため、これらの患者によりよい結果をもたらす免疫刺激ワクチンのような画期的なアプローチが期待されていた。

 

この2重盲験比較対照の第3相試験(D9901)は無症候性、転移性のホルモン不応性前立腺癌患者において、4週間にわたってProvengeとプラセボ治療を比較した。Provenge 治療群の生存率中央値は25.9ヶ月、プラセボ群は21.4ヶ月で4.5ヶ月の改善となった(P= 0.01)3年後、Provenge 投与群は34%が生存しており、プラセボ群は11%であった。発熱と悪寒(グレードⅠ~Ⅱ)がもっともよくあるProvengeの副作用である。

 

研究者らは、Provengeが、毒性は最小限に、ホルモン不応性前立腺癌患者の生存率を改善するようだと結論付けた。さらに詳細なデータを得るために米国食品医薬品局(FDA)のSpecial Protocol Assessment の同意を得て別の大規模第3相臨床試験の登録が開始されている。

 

参考:

Small E, Schellhammer P, Higano C, et al. Results of a Placebo-Controlled Phase III Trial of Immunotherapy with APC8015for Patients with Hormone Refractory Prostate Cancer (HRPC). Proceedings from the 2005 annual meeting of the American Society of Clinical Oncology (ASCO). Abstract #4500.

 


  c1998- CancerConsultants.comAll Rights Reserved.
These materials may discuss uses and dosages for therapeutic products that have not been approved by the United States Food and Drug Administration. All readers should verify all information and data before administering any drug, therapy or treatment discussed herein. Neither the editors nor the publisher accepts any responsibility for the accuracy of the information or consequences from the use or misuse of the information contained herein.
Cancer Consultants, Inc. and its affiliates have no association with Cancer Info Translation References and the content translated by Cancer Info Translation References has not been reviewed by Cancer Consultants, Inc.
本資料は米国食品医薬品局の承認を受けていない治療製品の使用と投薬について記載されていることがあります。全読者はここで論じられている薬物の投与、治療、処置を実施する前に、すべての情報とデータの確認をしてください。編集者、出版者のいずれも、情報の正確性および、ここにある情報の使用や誤使用による結果に関して一切の責任を負いません。
Cancer Consultants, Inc.およびその関連サイトは、『海外癌医療情報リファレンス』とは無関係であり、『海外癌医療情報リファレンス』によって翻訳された内容はCancer Consultants, Inc.による検閲はなされていません。
printこの記事を印刷する Facebookシェアする Twitterツィートする LINE送る

免責事項当サイトの記事は情報提供を目的としてボランティアで翻訳・監修されています。翻訳の記事内容や治療を推奨または保証するものではありません。

注目キーワード

新着ドキュメント

一覧

関連薬剤情報

一覧

週間ランキング

  1. 1非浸潤性乳管がん(DCIS)診断後の乳がんによる死亡...
  2. 2乳がん検診におけるマンモグラフィの検査法を比較する新...
  3. 3アブラキサンは膵臓癌患者の生存を改善する
  4. 4免疫療法薬の併用はタイミングと順序が重要
  5. 5リンパ腫患者の余命は、診断後の無再発期間2年経過で通...
  6. 6ルミナールA乳がんでは術後化学療法の効果は認められず
  7. 7ASH年次総会で血液がん化学療法の最新知見をMDアン...
  8. 8FDAがHER2陽性早期乳がんの延長補助療法にネラチ...
  9. 9若年甲状腺がんでもリンパ節転移あれば悪性度が高い
  10. 10FDAが皮膚未分化大細胞リンパ腫にブレンツキシマブ・...

お勧め出版物

一覧

arrow_upward

ユーザー 病名 発信元種別 発信元名 治療法別 がんのケア がんの原因・がんリスク がん予防 基礎研究 医療・社会的トピック 注目キーワード別 薬剤情報名種別

女性のがん
消化器がん
泌尿器がん
肉腫
血液腫瘍
その他
民間機関
その他