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非小細胞肺癌の初回治療でジェムザールをタキソテールに追加することで生存期間が延長

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非小細胞肺癌の初回治療でジェムザールをタキソテールに追加することで生存期間が延長

キャンサーコンサルタンツ
2007年9月

進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者の初回治療には、Gemzar(ジェムザール)[gemcitabine(ゲムシタビン)]をTaxotere(タキソテール)[docetaxel(ドセタキセル)]に追加するほうが、タキソテール単剤よりも生存期間を延長するとギリシャの研究者らが報告している。この試験の詳細はLung Cancer誌のオンライン版に早期掲載された。

 

NSCLC治療に有効な化学療法薬は多数ある。シスプラチンを中心的薬剤とするレジメンが最も広く使用されてきたが、近年はその他にも、毒性が低く同等の有効性を示す非プラチナ製剤の併用療法が報告されている。タキソテールは2002年にNSCLCの第一選択薬として承認され、ジェムザールなど他の数種類の薬剤と組み合わされてきた(関連ニュース第1項参照)。この最新の試験では、進行NSCLCの初回治療として、タキソテールにジェムザールを追加することの有用性の評価が行われた。試験では312人の患者が登録され、ジェムザールとタキソテールの併用、またはタキソテール単剤のいずれかの療法で治療が行われた。

・全生存期間の中央値は、タキソテール単剤療法群(8.3ヵ月)に比べ、ジェムザール+タキソテール療法群(9.4ヵ月)で有意に延長された。

・報告によると、ジェムザール+タキソテール療法群の生活の質がタキソテール単剤療法群よりも良好であった。

・抗腫瘍反応は、ジェムザール+タキソテール療法群の26.8%、タキソテール単剤療法群の11.6%に認められた。

 

試験を行った研究者らは、「進行NSCLCで化学療法未治療の患者には、ドセタキセルとゲムシタビンの併用療法がドセタキセル単剤療法よりも優れている」と結論づけた。治療効果において、タキソテール単剤療法に対するジェムザール/タキソテール併用療法の優位性が認められたため、試験は早期中止となった。

 

コメント

NSCLCに対する初回療法のレジメンとして、このレジメンは過度の毒性をもたらさず、比較的有効であると思われる。

 

参考文献

Georgoulias V, Androulakis N, Kotsakis A, et al. Docetaxel versus docetaxel plus Gemcitabine as front-line treatment of patients with advanced non-small cell lung cancer: a randomized, multicenter Phase III trial. Lung Cancer [early online publication]. August 30, 2007.

 

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翻訳中村

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