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植物性フラボノイドが卵巣癌のリスクを軽減

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植物性フラボノイドが卵巣癌のリスクを軽減

キャンサーコンサルタンツ
2008年9月

フラボノイドを含有する植物由来の食品を多く摂取すると、卵巣癌のリスクがほぼ半減する可能性があるとイタリアの研究者らは報告した。この研究結果はInternational Journal of Cancer誌2008年8月15日号で先頃発表された。

 

主に患者の大半が、卵巣癌と診断されたときには病気が進行しているために、卵巣癌は依然最も致命的な婦人科癌である。死亡率が高いので、研究者らはリスク軽減法の評価も引き続き行っている。関心領域には食事、運動、または他のライフスタイルなどの患者が管理可能な要素が含まれる。

 

果物や野菜が多く、加工食品や肉の少ない食事がある種の癌の発症リスクを軽減することを示すエビデンスが増えている。食事はライフスタイルを変え、健康を改善できる最も簡単な方法の一つであるため、研究者らは食事と癌のリスクの関連性を評価している。ハーバード大学公衆衛生学部による過去の研究では、お茶、赤ワイン、果物や野菜に含まれる植物性フラボノイドを多く摂取することで卵巣癌の発症は軽減できると報告されている(関連記事省略)。フラボノイドはポリフェノール群の分子で、すべての植物性の食品に広く分布している。

 

今回の研究では、イタリア人女性において6種類のフラボノイドとの卵巣癌のリスクを含むデータが評価された。本研究は1,031人の卵巣癌女性と2,411人の入院を要した非癌性状態の女性を対象として行われ、卵巣癌リスクの一因と分かっている他の要因も考慮した。

 

最小量のフラボノイド摂取群に比べ、最大量のフラボノールまたはイソフラボン、あるいはその両方を摂取した群では卵巣癌リスクは約50%軽減されることがデータから明らかになった。

 

研究者らは本研究結果と関連文献に基づけば、イソフラボンとおそらくホラボノールも卵巣癌リスクに関して好ましい効果があるだろうと結論付けている。

 

参考文献:
Rossi M, Negri E, Lagiou P, et al. Flavonoids and ovarian cancer risk: a case-control study in Italy. International Journal of Cancer. 2008;123:895-898

 


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翻訳吉田加奈子

監修中村 光宏(医学放射線)

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