神経芽細胞腫に取り組む – 小児がんARRA基金

日本語動画のURL:https://youtu.be/D8dEg_F4tcc

 
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。
◆─────────────────◆
これは、American Reinvestment and Recovery Act(リカバリー・アクト)基金ががん患者にとって望ましい治療戦略を開発する研究を推進しているかについての動画です。遺伝子研究の目的は、特定のがんに起きる遺伝子変化を明らかにすることと、それらの遺伝子変化を標的とした治療戦略を開発することです。 この個別治療戦略は、遺伝子における、治療効果の改善と疾患を攻撃することにより起きる副作用の軽減を目的としています。5歳の少女、ヘイリーに対するがん研究は、未熟な神経細胞に発生するがんである神経芽細胞腫を寛解に保つ努力を行っていて、また、個別治療として知られている遺伝学的情報に基づく薬剤/医学に置き換えることで生涯にわたる従来の治療の副作用をなくす努力をしています。
◆─────────────────◆

日本語版公開日

翻訳担当者 湖月みき、野中 希

字幕指導寺田真由美

監修 寺島慶太(小児腫瘍学/テキサス小児がんセンター)

【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。

小児がんに関連する記事

小児がんサバイバーの糖分の多量摂取は早期老化リスクを上昇の画像

小児がんサバイバーの糖分の多量摂取は早期老化リスクを上昇

全糖、加糖、および清涼飲料の摂取量が多い小児がんサバイバーは、砂糖の摂取量が少ない小児がんサバイバーと比較して老化関連の健康問題が多いことが、11月17日〜20日に開催された米国がん学会(AA...
小児の横紋筋肉腫にガニツマブ+トラメチニブ併用は有望も製造中止が障壁にの画像

小児の横紋筋肉腫にガニツマブ+トラメチニブ併用は有望も製造中止が障壁に

筋肉などの軟部組織を侵すがん種である横紋筋肉腫の小児患者に対する新しい治療法の可能性が、NCIのマウスを用いた研究で示された。

実験薬であるガニツマブと標的薬であるトラメチニブ(メキニスト)の併...
ジヌツキシマブは高リスク神経芽腫小児患者 の生存率を改善の画像

ジヌツキシマブは高リスク神経芽腫小児患者 の生存率を改善

高リスク神経芽腫小児患者約1,200人を対象とした臨床試験で、免疫療法薬ジヌツキシマブ(販売名:ユニツキシン)が小児患者の生存期間を延長させることが確認された。 ジヌツキシマブ+2種類の免疫賦活薬+イソトレチノイン併用療法を受けた小児患者の
FDAが限局非転移固形がん小児患者のシスプラチン聴器毒性低減にチオ硫酸ナトリムを承認の画像

FDAが限局非転移固形がん小児患者のシスプラチン聴器毒性低減にチオ硫酸ナトリムを承認

2022年9月20日、FDA(米国食品医薬品局)は、限局した非転移性固形がんをもつ生後1カ月以上の小児患者を対象に、シスプラチンに伴う聴器毒性のリスクを低減する薬剤として、チオ硫酸ナトリウム(販売名:Pedmark [ペドマーク]、Fen