ポマリドミド+デキサメタゾン療法でB型肝炎ウイルス再活性化の可能性
B型肝炎ウイルス(HBV)既感染患者 において、ポマリドミド+デキサメタゾン療法後、まれながらHBVが再活性化した症例が報告された。
2017年3月1日、ポマリドミド(商品名:Imnovid)の承認取得者であるCelgene GmbH社は、Swissmedic(Swiss Agency for Therapeutic Products:スイス医薬品局)との協議において、HBV既感染患者でポマリドミド+デキサメタゾン療法後 、まれながらB型肝炎ウイルスが再活性化した症例が報告されていることを伝えた。これらの症例の一部では、急性肝不全にまで進行し、ポマリドミドが中止された。
B型肝炎ウイルス感染の状態は、ポマリドミド治療開始前に評価しなければならない。
検査でB型肝炎ウイルス感染陽性だった場合、患者がB型肝炎ウイルス 感染症の治療経験のある医師に相談することが推奨される。
B型肝炎ウイルス既感染患者に対しポマリドミドをデキサメタゾンと併用する場合は、特に注意が必要である。
既感染患者は、治療期間中、HBV感染再活性化 の徴候や症状がないか注意深く観察されるべきである。
原文掲載日
【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。
がん治療に関連する記事
MDアンダーソン研究ハイライト 放射線腫瘍学:ASTRO2026特集
2026年10月14日
MDアンダーソン研究ニュース 2026年9月25日● MDアンダーソンの研究者が、2026年米国放射線腫瘍学会(ASTRO)年次総会で約70件の演題を発表
● 研究発表のテーマに...
● 研究発表のテーマに...
糞便微生物叢移植は免疫療法関連大腸炎を改善か
2026年10月7日
MDアンダーソン研究ニュース 2026年9月14日● 免疫療法関連大腸炎は、免疫療法薬に伴う重篤な副作用の一つであり、患者ががん治療を一時中断せざるを得なくなる可能性がある
● ...
● ...
免疫療法薬後の関節炎の再燃原因を解明、バイオマーカー候補か
2026年9月5日
免疫療法を受けた患者の中には、炎症性関節炎を繰り返し発症し、再燃するたびに悪化することがある研究者らは、関節炎の初回発症時と再燃時の両方に存在する免疫細胞を特定した研究結果から、再燃を...
米国国立がん研究所の支援がもたらした免疫チェックポイント阻害薬の画期的発見
2026年8月11日
米国国立がん研究所(NCI)は、世界最大のがん研究資金提供機関である。連邦政府の納税者による資金により、NCIの研究所をはじめ、全米および世界中のがんセンター、病院、地域診療所、大学な...


