アバスチン(ベバシズマブ) | 海外がん医療情報リファレンス

アバスチン(ベバシズマブ)

更新日

Facebookでシェアする Twitterにツィートする LINEに送る print

アバスチン(ベバシズマブ)

腫瘍医、その他の医療従事者向け  
原文

2008年7月14日

ジェネンテック社は、アバスチンとリンゴ酸スニチニブの併用投与を受けた固形癌の患者において、微小血管症性溶血性貧血(MAHA)の症例が数件報告されていることを医療従事者に通達した。アバスチンとリンゴ酸スニチニブの併用は承認されておらず、この併用療法は推奨されない。アバスチンとリンゴ酸スニチニブ併用用量漸増第I相試験に25人の患者が登録され、この試験は、3つのコホートからなっており、アバスチン固定投与量10mg/kgを2週間毎に静脈投与に加え、経口薬スニチニブを4週間投薬/2週間休薬スケジュールで25mg、37.5mg、50mgと増量した。スニチニブの最大用量を受けた12人中5人が、臨床検査でMAHAの徴候が特定された。うち2人は、血小板減少、貧血、網状赤血球増加、血中ハプトグロビン減少、分裂赤血球、末梢血液塗抹、血中クレアチニン値のわずかな上昇、重篤な高血圧、可逆的後部白質脳症シンドローム、タンパク尿が認められ、重篤と診断された。両薬剤の投与を中止し、その後の投与も見合わせたことで、この2症例の病態は3週間かからずに改善した。医療従事者は、アバスチンの使用が関連して起こったとみられるMAHAや重篤有害事象の症例があれば、直ちに報告しなければならない。

[July 11, 2008 – Dear Healthcare Professional Letter – Genentech]

printこの記事を印刷する Facebookシェアする Twitterツィートする LINE送る

免責事項当サイトの記事は情報提供を目的としてボランティアで翻訳・監修されています。翻訳の記事内容や治療を推奨または保証するものではありません。

注目キーワード

新着ドキュメント

一覧

関連薬剤情報

一覧

週間ランキング

  1. 1診療時の腫瘍マーカー検査は不要な可能性
  2. 2ペムブロリズマブが治療歴ある進行再発胃がんに有望
  3. 3非浸潤性乳管がん(DCIS)診断後の乳がんによる死亡...
  4. 4リンパ腫患者の余命は、診断後の無再発期間2年経過で通...
  5. 5BRCA1、BRCA2遺伝子:がんリスクと遺伝子検査
  6. 6若年甲状腺がんでもリンパ節転移あれば悪性度が高い
  7. 7コーヒーが、乳がん治療薬タモキシフェンの効果を高める...
  8. 8EGFR陽性非小細胞肺がん一次治療にオシメルチニブが...
  9. 9FDAがベバシズマブ-awwbをバイオシミラーとして...
  10. 10緩和ケアにより進行がん患者の医療利用が減少

お勧め出版物

一覧

arrow_upward

ユーザー 病名 発信元種別 発信元名 治療法別 がんのケア がんの原因・がんリスク がん予防 基礎研究 医療・社会的トピック 注目キーワード別 薬剤情報名種別

女性のがん
消化器がん
泌尿器がん
肉腫
血液腫瘍
その他
民間機関
その他