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テムシロリムスは横紋筋肉腫の若年患者の無イベント生存を改善

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テムシロリムスは横紋筋肉腫の若年患者の無イベント生存を改善

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横紋筋肉腫の若年患者においてテムシロリムス(トーリセル)を化学療法レジメンと併用すると無イベント生存が改善するとの研究結果が、2014年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会(シカゴ)で発表された。

 

横紋筋肉腫は、体の随意運動に使われる骨格筋となる細胞内で発症するまれな癌である。

 

第2相試験で、テムシロリムス併用治療とベバシズマブ(アバスチン)併用治療を比較した。試験は、疾患進行または初回再発がみられる予後不良の30歳未満の患者87人を対象とした。患者は全員ビンクリスチンとシクロホスファミドによる化学療法治療を受けた。そのうち半数にテムシロリムス、残りの半数にベバシズマブを併用した。

 

研究者の報告によると、テムシロリムス併用群の6カ月時の無イベント生存率は65%であった。ベバシズマブ併用群では50%であった。

 

テムシロリムス併用群は6カ月時の奏効率も良好であった(47%。他方のベバシズマブ併用群は28%)。しかしながら、全生存率については両群で差はみられなかった。報告によれば両治療群とも良好な忍容性を示した。

 

主任研究員のLeo Mascarenhas医師は、自分の研究グループでは、中等度リスクの横紋筋肉腫に対する今後の研究に、テムシロリムスを選択したと述べた。

 

参考文献:
Mascarenhas et al. Randomized phase II trial of bevacizumab and temsirolimus in combination with vinorelbine and cyclophosphamide for first relapse/disease progression of rhabdomyosarcoma A report from the Children’s Oncology Group. J Clin Oncol 32:5s, 2014 (suppl; abstr 10003).

 


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原文掲載日

翻訳大木勝弥

監修東 光久(総合内科、血液癌、腫瘍内科領域/天理よろず相談所病院)

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