喫煙者に対する肺癌検診の推奨グレード

米国予防医学専門委員会(USPSTF)

肺癌検診

 このページは、米国予防医学専門委員会(U.S. Preventive Services Task Force:USPSTF)による肺癌検診についての推奨グレードをまとめたものである。

現行の推奨グレード

リリース日:2013年12月

  • 米国予防医学専門委員会では、年間30箱ほどの喫煙歴があり、現在も喫煙中もしくは禁煙後15年が経過していない5580歳の成人に対し、低線量CTによる検診を推奨する。ただし、禁煙から15年が経過した場合、または、余命年数、または肺の治癒手術を受けるための体力や気力などを著しく制限する健康問題を発症した場合には、検診は中止すべきとする。
    グレード:推奨グレードB(推奨する)

関係文書

文書

関連項目

推奨内容文PDF File、174 KB、PDF Help

臨床サマリーPDF File、43 KB、PDF Help

消費者ファクトシート (PDF File、173 KB、PDF Help

臨床医ファクトシート (PDF File、49 KB、PDF Help

エビデンスレポートPDF File、243 KB、PDF Help

エビデンスシンテーゼ (PDF File、1.7 MB、PDF Help

モデル化研究PDF File、 286 KB、PDF Help

モデル化レポートPDF File、551 KB、PDF Help

20141月時点の最新情報

翻訳担当者 村上智子

監修 斎藤 博 (検診研究部/国立がん研究センター)

原文を見る

原文掲載日 

【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。

肺がんに関連する記事

免疫療法抵抗性肺がんにデュルバルマブ+セララセルチブ療法が有望の画像

免疫療法抵抗性肺がんにデュルバルマブ+セララセルチブ療法が有望

MDアンダーソンがんセンターデュルバルマブ+セララセルチブが肺がん患者の免疫反応を高め、予後を改善することが第2相試験で明らかにテキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者...
ROS1陽性肺がんでレポトレクチニブが新たな治療選択肢にの画像

ROS1陽性肺がんでレポトレクチニブが新たな治療選択肢に

米国国立がん研究所(NCI) がん研究ブログ2023年11月、食品医薬品局(FDA)は、ROS1遺伝子融合と呼ばれる遺伝子変化を有する一部の進行肺がんの治療薬としてrepotrecti...
非小細胞肺がん、アロステリックEGFR阻害による薬剤耐性克服の可能性の画像

非小細胞肺がん、アロステリックEGFR阻害による薬剤耐性克服の可能性

ダナファーバーがん研究所アロステリック阻害薬EAI-432は、EGFR変異陽性の非小細胞肺がん(NSCLC)に対する新たな治療法を提供するEAI-432は、ATPポケット以外の部位に結...
一部の小細胞肺がんにタルラタマブが有効の画像

一部の小細胞肺がんにタルラタマブが有効

米国国立がん研究所(NCI) がん研究ブログ新しいタイプの標的免疫療法薬が、肺がんの中で最も悪性度の高い小細胞肺がん(SCLC)患者の約3人に1人で腫瘍を縮小させたことが臨床試験の結果...