2022年03月の記事一覧

KRAS阻害薬ソトラシブが一部の進行膵臓がん患者に有望の画像

KRAS阻害薬ソトラシブが一部の進行膵臓がん患者に有望

ASCO専門家の見解 「膵臓がんは治療が最も困難ながんの1つであり、KRAS変異については最近まで "創薬不可能 "と考えられてきました。今回発表されたデータでは、ソトラシブ(販売名:ルマケラス)が将来、治療抵抗性のKRASG12C膵臓がん
がん治療におけるバイオシミラーは先行バイオ医薬品と同等の有効性と費用対効果の画像

がん治療におけるバイオシミラーは先行バイオ医薬品と同等の有効性と費用対効果

バイオシミラー抗がん薬は、その先行バイオ医薬品と同様に安全で有効とみられ、コストもかなり低いことが系統的レビューとメタ解析により報告された。 「広く使われている3つのがんバイオ医薬品ベバシズマブ(販売名:アバスチン)、トラスツズマブ(販売名
オンコタイプDX 保険承認に向けて~後編~の画像

オンコタイプDX 保険承認に向けて~後編~

『海外がん医療情報リファレンス』は、信頼性の高い、がんの最新情報配信サイトです。ボランティア翻訳者、監修者により運営されています。 本動画は、2021年10月24日にJAMTがんセミナーにて収録されたものです。 ▶講師:尾崎 由記範先生(乳
ASCO泌尿生殖器がんシンポジウム2022:ダナファーバーがん研究所の発表の画像

ASCO泌尿生殖器がんシンポジウム2022:ダナファーバーがん研究所の発表

2022年米国臨床腫瘍学会(ASCO)泌尿生殖器(GU)がんシンポジウムにおいてダナファーバーがん研究所が重要な研究成果を発表する。このシンポジウムは、サンフランシスコを会場に2月17~19日にバーチャル形式および現地開催で実施される。AS
アスピリン服用による乳がん再発予防効果はないの画像

アスピリン服用による乳がん再発予防効果はない

ASCOの見解 「今回のデータから明らかになったのは、ER+またはトリプルネガティブ乳がん患者にとって、アスピリンはがん再発リスクを下げる手段となる可能性が低いということです。しかしながら、他の理由でアスピリンを服用する必要がある場合は、乳
研究ハイライト2022/2/9:非小細胞肺がん、急性骨髄性白血病の画像

研究ハイライト2022/2/9:非小細胞肺がん、急性骨髄性白血病

新しい培養法により非小細胞肺がん治療の腫瘍浸潤リンパ球拡大が改善 免疫チェックポイント阻害薬は非小細胞肺がん(NSCLC)の治療を一変させたが、患者の多くが治療に反応を示さない、または病気が再発する。そのため、研究者たちは、腫瘍浸潤リンパ球
早期乳がんにみられるアロマターゼ阻害薬誘発性筋骨格症状の予防と治療のための全身療法の画像

早期乳がんにみられるアロマターゼ阻害薬誘発性筋骨格症状の予防と治療のための全身療法

コクランレビュー記事が コクラン 日本語版ウェブサイト に掲載されました。 「早期乳がんにみられるアロマターゼ阻害薬誘発性筋骨格症状の予防と治療のための全身療法」 《実施組織》一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT:ジャムティ)