2021年09月の記事一覧

健康的なライフスタイルで遺伝性がん発症リスクが下がる可能性の画像

健康的なライフスタイルで遺伝性がん発症リスクが下がる可能性

禁煙、禁酒、低BMI値および運動などの健康的なライフスタイル要素は、遺伝によるリスクが高い人においても、がんの発症率低下と相関があることが、米国がん学会誌Cancer Researchに掲載された研究結果から明らかになった。 「今回の結果は
全米No.1  MDアンダーソンがんセンターの紹介 /Dr. 上野直人の画像

全米No.1 MDアンダーソンがんセンターの紹介 /Dr. 上野直人

~全米No.1 MDアンダーソンがんセンターの紹介~ Dr.上野直人 :『海外がん医療情報リファレンス』監修者 米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターは、20年余りにわたってほぼ毎年、全米のBest Hospitals<がん病院>1位
がん臨床試験から離脱した患者には特別な配慮やケアが必要の画像

がん臨床試験から離脱した患者には特別な配慮やケアが必要

がん臨床試験から離脱する患者は、強い症状や激しい感情を経験したり、死が差し迫り選択肢がほとんどないことを意識する可能性があることが、新たな研究により明らかになった。 がんの臨床試験離脱に関する聞き取り調査に同意した患者20人の回答を分析した
ペルツズマブとトラスツズマブ併用はHER2陽性胆道がんに有望の画像

ペルツズマブとトラスツズマブ併用はHER2陽性胆道がんに有望

ペルツズマブ(販売名:パージェタ)とトラスツズマブ(販売名:ハーセプチン)による二剤併用抗HER2療法は、一部のHER2陽性進行性胆道がん患者で忍容性が高く有望な結果が得られることが、MyPathway試験のデータ解析により明らかとなった。
FDAが原発性マクログロブリン血症(WM)にザヌブルチニブを承認の画像

FDAが原発性マクログロブリン血症(WM)にザヌブルチニブを承認

2021年8月31日、米国食品医薬品局(FDA)は、成人のワルデンシュトレームマクログロブリン血症(WM)患者を対象に、ザヌブルチニブ(販売名:Brukinsa、BeiGene社)を承認した。 ザヌブルチニブは、MYD88遺伝子のL265P
ペムブロリズマブによる術後療法が腎臓がんの再発を遅らせるの画像

ペムブロリズマブによる術後療法が腎臓がんの再発を遅らせる

・術後の免疫療法薬投与により、再発リスクの高い腎臓がん患者の無病生存率が改善した。  ・ペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ)はプラセボと比べ再発または死亡のリスクを32%減少させることが、術後補助免疫療法を評価した第3相試験の中間結果で
カボザンチニブ+ニボルマブ併用で進行肝臓がんの手術が可能にの画像

カボザンチニブ+ニボルマブ併用で進行肝臓がんの手術が可能に

薬剤併用療法によって、通常は手術の対象とならない一部の肝臓がん患者に根治手術を行える可能性がある。 キナーゼ阻害薬のカボザンチニブ(販売名:カボメティクス)と免疫療法薬のニボルマブ(販売名:オプジーボ)を併用することで、通常は手術の対象とな