2015年07月の記事一覧

子宮体がん手術後の放射線治療に関するガイドラインを承認の画像

子宮体がん手術後の放射線治療に関するガイドラインを承認

米国臨床腫瘍学会(ASCO)は本日、米国放射線腫瘍学会(ASTRO)の子宮体がん手術後の放射線治療に関する診療ガイドラインを承認したことを発表した。   ASTROとASCOが合意した治療方法は、現時点でもっとも有効なエビデンスに
FDAがEGFR変異陽性の転移性非小細胞肺がん患者に対する一次治療としてゲフィチニブを承認の画像

FDAがEGFR変異陽性の転移性非小細胞肺がん患者に対する一次治療としてゲフィチニブを承認

米国食品医薬品局(FDA)ニュース適応患者を特定するためのコンパニオン検査も承認取得速報米国食品医薬品局(FDA)は、7月13日、FDAの承認を得た検査によって腫瘍内に上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異が検出された、転移性非小細胞肺が
OncoLog2015年6月号◆In Brief「より早期に卵巣がんを検出する新検査法」の画像

OncoLog2015年6月号◆In Brief「より早期に卵巣がんを検出する新検査法」

MDアンダーソン OncoLog 2015年6月号(Volume 60 / Number 6)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
配合剤TAS-102は転移大腸がん患者の生存を延長の画像

配合剤TAS-102は転移大腸がん患者の生存を延長

キャンサーコンサルタンツ50年前に開発したものの、毒性があまりにも強いとみなされ開発中止された薬が、国際臨床試験において復活を遂げた。その薬と増感剤は、ダナファーバー癌研究所の研究者らが主導する研究において、既存の標準治療が奏効しなくなった
副作用が少ないと考えられる部分乳房放射線治療、患者の予後も良好の画像

副作用が少ないと考えられる部分乳房放射線治療、患者の予後も良好

キャンサーコンサルタンツUCLAの試験結果 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者らによる新しい試験によれば、乳がんと診断され、乳腺腫瘍摘出手術後に部分乳房放射線治療を1週間受けた女性は、全乳房放射線治療を術後最長6
ルキソリチニブは真性赤血球増加症/真性多血症(PV)の長期疾患コントロールにおいて安全で有効である可能性の画像

ルキソリチニブは真性赤血球増加症/真性多血症(PV)の長期疾患コントロールにおいて安全で有効である可能性

キャンサーコンサルタンツ真性赤血球増加症/真性多血症(PV)患者において、ルキソリチニブ(Jakafi)は少なくとも1年間の疾患コントロールをもたらし得る。この知見は、2015年6月11日~14日にオーストリアのウィーンで開催された第20回
ベバシズマブ併用(CAPOX+B+T療法)により進行胃がん、食道がん患者の生存率が改善の画像

ベバシズマブ併用(CAPOX+B+T療法)により進行胃がん、食道がん患者の生存率が改善

キャンサーコンサルタンツHER2遺伝子変異による転移性胃がんあるいは転移性食道がんを有する患者に対し、標準薬の併用療法にベバシズマブ(アバスチン)を加えた場合、奏効率と生存率が著しく改善した。本試験を実施したダナファーバー癌研究所の研究者ら
rindopepimutが多形性膠芽腫患者の生存期間を改善の画像

rindopepimutが多形性膠芽腫患者の生存期間を改善

キャンサーコンサルタンツ免疫療法薬であるrindopepimut(Rintega)は再発多形性膠芽腫(GBM)患者の生存期間を改善するとみられる。これらの知見は2015年度米国臨床腫瘍学会年次総会(5月29日~6月2日イリノイ州シカゴ)で発
若年甲状腺がんでもリンパ節転移あれば悪性度が高いの画像

若年甲状腺がんでもリンパ節転移あれば悪性度が高い

2015年6月16日 頸部リンパ節転移を有する甲状腺がん患者のうち、45歳以上の患者では死亡リスクは比較的高いが、45歳未満では当てはまらないというのが長年の見解であった。 しかし、デュークがん研究所およびデューク大学臨床研究所の研究者たち
前治療を受けたBRCA陽性卵巣がんに対してPARP阻害剤rucaparibが有望の画像

前治療を受けたBRCA陽性卵巣がんに対してPARP阻害剤rucaparibが有望

キャンサーコンサルタンツPARP阻害剤rucaparibは、再発BRCA陽性卵巣がんが前治療後に進行した女性患者において有効であると思われる。これらの結果は、2015年米国臨床腫瘍学会年次総会(5月29日~6月2日、イリノイ州シカゴ)と、J
柑橘類とメラノーマのリスク増加との関連性の画像

柑橘類とメラノーマのリスク増加との関連性

ASCOの見解 ASCO専門家Gary Schwartz医師 「本試験によって、食物とがんのリスクに関する議論が深まります。試験結果は興味深いですが、グレープフルーツやオレンジの摂取を大幅に見直すよう推奨するには早すぎます。決定的なデータが
がんゲノムアトラス研究によりメラノーマのがん遺伝子解明に進歩の画像

がんゲノムアトラス研究によりメラノーマのがん遺伝子解明に進歩

米国国立がん研究所(NCI)ニュースノート原文掲載日:2015年6月18日 致死性の皮膚がんであるメラノーマ(皮膚黒色種)333検体の総合的な遺伝子解析により、本疾患の発生を促進する高頻度に変異したがん遺伝子とその他のゲノム変化の
OncoLog 2015年5月号◆進行性卵巣がん治療アルゴリズムによる完全摘出率の向上の画像

OncoLog 2015年5月号◆進行性卵巣がん治療アルゴリズムによる完全摘出率の向上

MDアンダーソン OncoLog 2015年5月号(Volume 60 / Number 5)  Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
HPVワクチンにおける3回未満の接種効果の報告の画像

HPVワクチンにおける3回未満の接種効果の報告

米国国立がん研究所(NCI)ニュースノート 原文掲載日:2015年6月10日   ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関する2つの独立した臨床試験のデータを組み合わせて解析したところ、以前の試験から得られた知見を裏づける結果となった。